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何も楽しくないのはなぜ?人生を心から楽しいと思えない理由と対処法

大船くじら

大船くじらK.Ofuna

目次

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1:何も楽しくない、何をしてもつまらないのはなぜ?

人生において、何も楽しいことが見つからない状況に陥ってしまう……その原因はさまざまありますが、その中のひとつが「つまらないことへの向き合い方」があるのではないかと筆者は考えます。

気持ちを割り切るのが下手なのに、「人生なんてこんなもの」と考えようと思っても難しいものです。本人のキャパシティー以上に頑張ってしまい、膨大なストレスを抱えてガマンし続けると、いずれ破綻が訪れるもの。

取り組み方は人それぞれで、それ自体に正解や不正解はありません。しかし、その人にとっての向き不向きはあります。割り切り下手なら、現状を変える努力をするのも方法のひとつ。頑張りすぎる人は息抜きを覚えたほうが現状が好転するのではないでしょうか。

生きていくうえで「つまらないこと」「イヤなこと」からは逃れられません。それを乗り越えるために、自分に適した「つまらないことへの向き合い方」を見つけないと、何も楽しくない状態になってしまうのです。

2:仕事もプライベートも楽しくない!何をしても心から楽しいと思えない理由5つ

(1)毎日が単調

毎日同じ時間に起きて、同じ電車に乗って出勤して、代わり映えのしない仕事をする。このような毎日を過ごしている人も多いのではないでしょうか。それはそれで安定した日々ですが、同じことの繰り返しは刺激がなく、単調でもあります。人によっては「こんな生活楽しくない」と考えてしまうでしょう。

一度、楽しくないと思ってしまうと、それなりにやりがいを感じていた仕事もつまらなくなり、身近な人たちも、退屈な人間のように感じてしまったりします。こうなってしまうと、安定も苦痛でしかなくなってしまうのです。

(2)疲れがたまっている

心身ともに元気いっぱいなときと、心も体も疲れ切っているとき、どちらが物事に対して楽しい気持ちを持てるかといえば、前者でしょう。疲れがたまりすぎているときは、感性も鈍ってしまい、何も楽しくない状態になりがちです。

毎日朝から晩まで仕事で、休みも満足に取れずに体が重たい。周囲の人間関係に恵まれずに気持ちがすり減っている……大人になると心も体も疲労がたまるシーンばかりです。うまく解消できない状態が続くと、楽しいと感じる余裕がなくなってしまいます。

(3)堅苦しく考えすぎている

真面目に生きることは、美徳といっていいでしょう。しかし、あまりに堅苦しく考えて生きてしまうと、自分自身を縛り付けている状態になって、人生を楽しむことを忘れてしまう場合も。

「社会人だから」「もういい歳だから」などと自分を固定観念に当てはめて、自分のやりたいことや、好きなことを諦める。「上司だから」「後輩だから」とポジションに合わせた行動を取ろうと、強迫観念に近い気持ちを抱く。あまりに堅苦しく生きてしまい、何も楽しくない状態になる人もいます。

(4)孤独感にさいなまれている

楽しいことがあっても、それを一緒に笑い合える友人や恋人などがいないと、孤独感のほうが勝ってしまいがちに。一見すると友人や恋人に恵まれているように見える人でも、本人が「理解されていない」と感じると、やはり孤独感を持つもの。

孤独を感じていると、楽しみを共有できないばかりか、つらいことがあってたときに、共感して慰めてくれたり、寄り添ってくれたりする人がいなくて寂しい思いをすることも。孤独感が強くなればなるほど、何も楽しくない気持ちに支配されてしまうでしょう。

(5)つまらないと決めつけている

人は一度決めつけてしまうと、柔軟な考え方を失いがち。「何も楽しくない」という思考に陥れば、そこから抜け出すのは非常に難しいもの。例えば、会社の仕事が毎日単調でつまらないと感じだすと、それが引き金になって待遇や同僚などにも不満を持つようになるのです。

「給料が安すぎる」「こんな会社に満足している同僚はダメだ」など不満ばかりになり、会社すべてがつまらなくなってしまいます。このような状態に陥ると、楽しい毎日を送るのは難しいですよね。

3:人生楽しくない病を卒業!人生を面白くする方法5つ

(1)変化するために行動する

単調な日々が楽しくないのなら、その流れを断ち切る必要があります。生活に新しい要素を取り入れて変化を起こすのです。今の人間関係とは違う人たちと交際してみる、新しい趣味を始めるなど、今までと違うことをしてみましょう。

「そんな時間はない」という人なら、朝の通勤電車を早くしてみる、通勤経路を変えてみる、昼休みのランチに行ったことのない店をチョイスするなど、少し生活のサイクルを変えるだけでも、前向きになるきっかけが見つかるかもしれません。

(2)休めるときはしっかり休む

疲労が極度にたまっているときや、睡眠不足で常に頭がボーっとしているときなどは、何も楽しくないという心理に陥ります。大人になると、疲れがたまるシチュエーションは当たり前に起こること。意識して疲れを取り除かないと、蓄積していく一方になります。

夜遅くまで起きていないで、眠れるときにはしっかり眠る。疲れているなら、休日はのんびりして疲労回復につとめる。そうすることで体に元気が戻れば、物事を楽しむ余裕が出てくるものです。

(3)孤独感から抜け出す

孤独感から、何も楽しくないと感じているなら、孤独感を解消しなければなりません。方法はふたつあります。ひとつは孤独を楽しむこと。今は「ひとりカラオケ」「ひとり焼き肉」など気を使わない、おひとりさまの行動を楽しむ人も多くいます。孤独は気楽なので、考え方次第ではそれほど悪いものではありません。

もうひとつは出会いを求めて孤独から抜け出すこと。趣味のサークルに参加してもいいですし、ネットで知り合った人とオフ会をしてもいいでしょう。一緒に楽しみを共有できる相手がいれば、つまらない気持ちから脱却できます。

(4)リラックスして生きる

「こうあるべき」という考え方に縛られて、何も楽しくない気持ちになっている場合もあります。ときには固定観念から抜け出して自由に生きるのもおすすめです。年齢なんて気にしないで、新しいことに挑戦してみれば、世界が広がる可能性もあります。「自分は後輩だから」と先輩に気ばかり使うのがシンドイなら、過剰な気遣いをやめてもいいのです。

あまり堅苦しく考えずに、リラックスして生きることを心がければ、面白くない人生から抜け出せるでしょう。

(5)短所ばかり見ない

現状の何も楽しくない日々。それは本当に、何ひとつ楽しいことがない不幸な境遇なのでしょうか。業務内容がつまらないと思っている仕事も、見方を変えてみると「給料はそこそこいい」とか「意地悪な同僚が少ない」など、いい面がある場合も。

人間関係も同様で、優柔不断な恋人にイライラばかりして、思いやりがあるという長所が見えなくなっているということもあるでしょう。人は短所に気持ちが捉われると、長所が見えなくなる傾向があります。一度、現状を見つめ直してみるのもおすすめです。

4:何も楽しくない人生はもったいない

何も楽しくない理由は人それぞれ。人生は長いようで短いといわれています。つまらないと思いながら何年もすごすのはもったいないです。毎日の行動や考え方を変えてみると、楽しくない人生を抜け出すヒントが見つかるでしょう。