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好きすぎて辛い…どうすればいい?その恋の注意点と恋愛感情を抑える方法

松田優

松田優Y.Matsuda

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1:好きすぎて辛い・好きすぎて困る・好きすぎてやばいときってどんなとき?

相手のことを思うだけで胸が苦しくなったり、頭の中が好きな人のことでいっぱいになりすぎて辛くなったり……恋にどっぷりハマッている状態というのは、幸せばかりとは限りません。

恋をするときれいになる、毎日が楽しくなるといった良い影響もあれば、勉強や仕事が手につかなくなるなど、日常生活に弊害が出てしまう場合も。さらに、周りの人間関係や自分自身の体調にも悪影響を与えることすらあるのです。

2:【片思い編】好きすぎて辛いときの注意点4つ

一方的な恋心は、ときに自分を苦しめるもの。片思いにのめり込むことで起きる弊害といえば、以下のようなことがあるでしょう。

(1)他のことが手につかない

恋をするとボーッとしがちになるのは誰にでもあるので、ある程度は仕方がないこと。でも度を超すとキケンかも……。

彼のことばかりで上の空、彼女のことを考えているせいですべきことをあと回しにしてしまうなど、恋愛以外がまったく手につかなくなってしまうと、ミスや失敗も多くなってしまいます。そのせいで今まで培ってきた実績や人間関係を失ってしまうことにもなりかねないのです。

(2)スマホばかりチェックしてしまう

片思いあるあるといえば、相手からの連絡を待つあまり、スマホを手放せなくなることも挙げられますよね。食事中やお風呂でも常に連絡がないかチェックする……未読のLINEやリプライのないSNSを眺めて暗い気持ちになることもあるでしょう。

仕事中や勉強中など、見るべきではないときまでチェックをするのはNG。友達と話している間もしょっちゅうチェックしていれば、スマホ依存といわれても仕方がありません。

(3)日常生活を送ることができなくなる

恋をして毎日が楽しくなるなら良いのですが、ハマりすぎると日常生活がままならなくなってしまう場合も。

相手のことを考えていると夜も眠れない。常にぼんやりしている。さらには、食事も喉を通らなくなってしまうところまでいくと赤信号。恋煩いの範疇で済めばいいのですが、思い詰めすぎるのは要注意です。体調まで悪くしてしまうと、後々取り返しのつかないことになってしまいます。

(4)卑屈な考えになってしまう

片思いが長引くと徐々に自分の殻に閉じこもってしまう人が多く、独りよがりな考え方になってしまいがち。相手にいわれた言葉を深読みして一喜一憂したり、想いが成就しないことに卑屈になってしまいます。

恋でダークな気分になってしまうなんて本末転倒。内面の卑屈さが滲み出てしまうと魅力も半減してしまいます。暗い雰囲気を纏っていると、実る恋も実らないなんていう可能性も。

3:【カップル編】好きすぎて別れる人も?好きすぎて辛いときの注意点4つ

両思いになれば万事順調、とはいかないのが恋愛の難しいところ。むしろ、恋の悩みが加速してしまうこともあるのです。

(1)相手の気持ちを疑ってしまう

好きな気持ちが大きくなればなるほど「自分だけが好きなのではないか」という疑念が生まれてしまうこともあるでしょう。ただ、それを相手にぶつけすぎるのは問題です。

自分を好きか頻繁に確認してしまうなど、相手の気持ちを疑ってばかりでは考えもの。信頼があるからこそ成り立つ関係を、自ら悪化させてしまうような行為といえるでしょう。

(2)束縛してしまう

独占欲は恋愛につきものですが、あくまで常識の範囲内でのこと。いくら好きだからといって、束縛しすぎるのは相手にとって窮屈です。

いつどこで何をしているか常に把握しておきたがったり、周りの人を巻き込んでしまうのはやりすぎかも。束縛されることに嫌気が差して、別れを選ぶ人も多いと心に留めておくべきでしょう。

(3)嫉妬で苦しくなる

好きな気持ちが大きくなればなるほど、嫉妬の気持ちも比例して大きくなるもの。とはいえ、あまりに強すぎる嫉妬は、関係を悪化させてしまうだけです。

異性はもちろん、同性の友達や仕事上の人間関係にまで嫉妬しまうとなると、相手の生活まで阻害することに。嫉妬が原因で喧嘩をするなど、恋人との関係も悪くしてしまうのです。

(4)依存状態に陥ってしまう

お互いが好きすぎる場合、周りが見えず依存状態になってしまう危険もはらんでいます。深く愛し合っているのは素晴らしいことだとはいえ、おかしいと思うことも指摘できない関係になるのは良いとはいえません。

ふたりだけの世界に浸りすぎて、どんどん世間から切り離された状態に……たとえ何かトラブルがあっても別れることができないなど、恋愛に依存するのは怖い面もあるのです。

4:好きすぎておかしくなりそう…恋愛感情を抑える対処法4つ

好きな気持ちを少しだけセーブして、落ち着いた恋愛をするにはどうすればいいでしょう。心を安定させる、効果的な方法を調べてみました。

(1)興味の対象を広げる

恋愛だけに集中してしまうのが、そもそもの原因。他に楽しんで夢中になれるものを作れば、意外と簡単に解決するものです。

恋の情熱を糧に仕事に打ち込んだり、片思いの相手に振り向いてもらうために自分磨きの趣味を見つけたり。恋愛以外への興味の対象を広げてみるといいですね。

(2)SNS断ちをしてみる

現代の恋愛で悩みの種になるものといえば、やはりSNSです。好きな人のSNSを見るのは良い場合もある反面、嫉妬や不安の要因にもなりがち。

自分以外の異性と出掛けているなど、何をしているか知りすぎてしまうのは、精神衛生上よくありません。SNS断ちをすることで、落ち着いて自分の気持ちに向き合えるはず。ネット上の情報に振り回されすぎると、現実の付き合いがうまくいかなくなってしまいます。

(3)ひとりで抱え込まない

ひとりで悶々と考えていると、悪いほうにばかり考えが向いてしまうこともあるでしょう。視野を広げるためには、いろいろな人の意見を聞いてみるべき。

友人はもちろん、世代の違う人や、価値観がまったく違う人と話してみるといいかも。見方を変えることで、自分の恋愛を客観視することができておすすめです。

(4)旅行をしてみる

恋をしていると、相手と自分という狭い枠の中に閉じこもってしまうことに。恋愛のことばかり考えていたら、毎日が煮詰まってしまうのは当たり前です。

煮詰まった日々から離れるには、旅をするのがいちばん。気分をリフレッシュできるだけでなく、考え方が変わって、自分のことを一層深く知ることができるでしょう。また友達と旅行に出かけて、恋バナで盛り上がるのもいいですね。

5:まとめ

辛くなるほど好きな人に出会えたことは、ある意味では幸運なこと。その出会いを大切にするためにも、自分を客観視してみましょう。せっかくの恋だからこそ、さらにハッピーになるために。のめり込みすぎず、楽しい恋愛にしたいものですね。