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もしコロナ禍がこのまま収まらなかったら…デートはどうなる?20代男性の驚くべき意見

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1:コロナ禍が長引く中、オンラインデート推奨派の男性が増えている!

結婚情報サービスをおこなっている株式会社オーネットが、「コロナ禍におけるリアルデートに関する意識調査」をテーマに、20歳~34歳の未婚男女を対象に、リアルデートに関する意識調査を実施しました。その中に、興味深いデータがありましたので、ご紹介します。

この調査の中で、「外出自粛の状況が今後1年続いた場合に、あなたはどのようなデートをイメージしますか?」という質問がおこなわれました。結果は以下のとおりです。

男性と女性の回答の違いが目につきますが、中でもいちばん気になるところは、女性に対して、男性のほうが「直接会う事は避け、オンラインでのデートを中心にしたい」と回答している人が、女性の倍以上もいること。しかも20代に限定した傾向のようです。

それに比べると、女性は全年代を通して1割未満。つまり、女性は年代にかかわらず、「コロナ禍があと1年続くなら、対策をとりながらも、やっぱり会いたい」と考えているのに対して、男性は「状況が変わらないなら、このままオンラインでも全然いい」と思っているということ。

20代男性は、彼女と会いたくならないのでしょうか……。女性である筆者からすると、マジで謎なんですけど!

2:なぜ20代男子は「オンラインデートで全然OK」なの?男の本音に迫る

その心理をさらに深堀りしていくために、筆者の周辺にいる、調査内容と同じように「直接会う事は避け、オンラインでのデートを中心にしたい」と思っている男性に、その本音を聞いてみることにしました。

(1)お金がかからないから

「コロナでバイトも減り、収入も激減してしまって……。正直なところ、デートにかけるお金がないというのはあります。

会えなくて寂しいっていう気持ちは僕の中にもあるけど、情勢が安定するまで、お金のかからないオンラインデートで十分かなって思いますね」(24歳男性/学生)

コロナ禍のせいでお金が……といわれてしまえば、「仕方ないのかな」と少しは譲歩できる部分もありますが、しかしお金だけが問題なら、貯金したり、節約したりと対策もとれるし、お金のかからないデートもできるはず。その頑張り自体を、オンラインて手っ取り早く済ませているような気もしますね。

(2)会うのがめんどくさいから

「オンラインデートをするようになってから、これで十分じゃんって思っちゃいました。

正直いうと、単純に会うのがめんどくさい。密を避けた場所を考えたり、デートプランを考えたりするのって、かなり手間なんで……。会う準備をわざわざしなくていいのも、気が楽ですね」(25歳男性/会社員)

女心としては、彼に会うからと自分磨きを頑張ったり、おしゃれしようと思ったりするのに、会うのがめんどくさいって思われてしまうのは、コロナ禍とはいえ、やっぱり複雑ですよね。

(3)彼女の感染リスクを考えて

「リスクがある中で、彼女とわざわざ会おうという気持ちが理解できません。自分自身が、というよりも、彼女にはコロナにかかってほしくないですから。

今はオンラインデートのほうが安全だから、ワクチンが開発されるまではこのままでもいいかなって思います」(25歳男性/会社員)

彼女のことを考えて、オンラインデートを推奨するという意見。一見すると「優しいな」と思う意見のような気もしますが、その裏にあるのは「責任を取れない」という、ある意味では無責任な考えな気もしてしまうのは、筆者の心の闇なのでしょうか……。

3:恋愛も「オンラインでいいや」って思ってない?

確かに、お金のことや感染リスクなど、時節柄、どうにもならないこともありますし、そこは理解できます。しかし、筆者の直感ですが、「オンラインデートで済ませちゃおう」という、省エネ的な思想が見え隠れするような気がします。

もちろん、オンラインデートで解決できる思いもありますが、やはり直接会うことでしか味わえないドキドキや楽しさもあるのがデートの醍醐味。結果としてオンライン中心になったとしても、どこかで「やっぱり会いたい」という思いを共有していないと、付き合っている意味を見失ってしまうような気がします。

4:まとめ

コロナ禍に紛れて、何でもかんでも「オンラインでいいや!」と思ってしまうのは、ちょっと危険な気がします。恋愛で言えば、お互いがそう思っているなら、問題ないでしょうが、もしもそこにズレがあるなら、お互い歩み寄りが必要なのが、カップルというものではないでしょうか。

「コロナがきっかけで別れてしまった」なんてことにならないように、こんなときこそ、お互いを大切に思いやる姿勢は忘れないようにしたいですよね。