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会話が成り立たないのはなぜ?会話にならない原因と噛み合わせる会話術

森下あゆみ

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目次

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1:会話にならない、不思議と噛み合わない…なぜ会話が成り立たない人がいるの?

普段どおりに会話をしているつもりでも、相手に伝わっていなかった……。この場合、自分の話し方に問題があるケースと、相手の受け取り方に原因があるケース、どちらも考えられます。

「まったく噛み合わない」と匙を投げずに、まずはどうして会話が成り立たないのか、その原因を明確にしましょう。それがわかれば、うまくコミュニケーションできるように対処することが可能になります。

2:会話が成り立たないのはなぜ?その原因5つ

自分の話が相手にうまく伝わらず、相手がスッキリしない表情をしている……そんなときは、以下のような原因が考えられます。

(1)会話のゴールが見えない

結論や話の道筋が見えないまま話を続けられると、相手は「結局のところ、何が言いたいの?」と、途中から頭を傾げてしまいます。

起承転結がない話や答えがない話は、最終的にゴールにたどり着けないため、相手に話をすり替えられてしまったり、無理矢理結論を言わされてしまうこともあるでしょう。

(2)相手に気を遣いすぎた話し方をしている

相手が目上の人の場合、無駄に敬語を使ったり、配慮したりするあまり、回りくどい話し方になってしまうことも。そうすると、どんどん伝わりにくくなってしまいます。

例えば、「していた」の敬語として「先輩○○されていましたよね」と言ったつもりが、受け身としての「されていた」として受け取られてしまい、「そんなことされていないけど」などと勘違いされてしまうケースなどです。誤解を招きそうな表現を使うときは、なるべくシンプルな表現方法を選んだほうがよいでしょう。

(3)相手がまったく知らない話をしている

趣味の話や、仕事の手順を教えるときにありがちなのが、相手も自分と同じくらい理解している前提で話してしまうパターンです。最後まで話しきったとしても、相手の頭の中では、同じ画が思い描けていないため、話が噛み合わないでしょう。

「あんなに話したのに!」と思うかもしれませんが、これは、相手と同じ目線に立てない人の、典型的な失敗例といえます。

(4)相手の会話を盗んで話している

他の人が話しているとき「実は私もさ~」と会話を盗んで、自分メインで話し始めたことはありませんか。このような人のことを「会話泥棒」といいます。人の会話を横取りして、自分の話をかぶせてくるのです。

本人は自分がメインで話していると思っていても、会話を取られた人からすると「私が話していたんですけど!」と不快な気分になってしまい、お互いを理解するコミュニケーションにならない場合も多いです。

(5)価値観を押しつけている

自分の中では当たり前のことでも、他の人にとっては当たり前ではないことは多々あります。例えば、女性同士で会話をしているとき、「女なら恋愛を楽しむべき」「デパコスを使うべき」「プチプラの服を着ているなんてありえない」……など、自分の考えに当てはまらない人を、知らず知らずのうちに否定するような表現をしていませんか。

このような話し方をしてしまうと、相手は共感できないため、会話が盛り上がらず、あなたも「噛み合わない、理解してもらえない」と思ってしまうかもしれません。

3:会話が成り立たない人との会話術5つ

相手が話を理解していないなと思ったら、相手に寄り添ってわかりやすく話してあげることも大切です。ちょっとした会話術を身につければ、好印象を与えられるかも。

(1)結論から話す

結論から話して「結局、何が言いたいの?」と思われるのを防ぎましょう。理解してほしいことを話すときは、最初に結論を話し、次に「それがなぜかというと」と、理由や具体例を話すと、結論に対する理由がスムーズに相手の頭に入ります。相手に会話を理解してもらうには、結論までのプロセスよりも、結論に対するわかりやすい理由が必要です。

(2)大切なことを伝えるときは途中で確認を入れる

話している途中に「今のところがわからなかった」と言えない人は多いもの。これは、わからないところがわからない、もしくは要点がつかめないときに起こりがちです。

このようなときは、「今までのところで、わからないところはありますか?」「このまま進んでしまっても大丈夫ですか?」などと途中で確認を入れてあげると、素直にわからないところを話してくれるでしょう。

(3)主語を抜かない

「誰が」「何が」という主語が抜けている場合、話全体の流れがあやふやになってしまいます。話している人は頭で理解できていますが、相手からすると、誰が何をしたのかが理解できていないかもしれません。

特に、登場人物がふたり以上だと混乱してしまい、話の半分も頭に入らないはず。初めてその話を聞く人でもわかりやすいように、簡潔に誰が何をした結果、どうなったのかを手短に話しましょう。

(4)ある程度かみ砕いた表現で話す

相手に話を理解してもらうためには、相手の知らない言葉や比喩表現を使用せずに会話しましょう。「相手も知っているだろう」という思い込みで難しい言葉を使用すると、会話の全体像をつかめなくなってしまいます。

また、自分目線の比喩表現だと「さっきの例えはなんだったんだろう?」と疑問を持たれてしまうので、相手の興味のあること(スポーツやアニメなど)に例えてあげると親切です。

(5)相手の気持ちや時間に余裕があるときを狙って話す

自分が話したいという気持ちよりも、相手が話を聞ける空気かどうかを優先することも大切です。あなた自身も、忙しいときに今聞く必要のない話をされると「あとにして!」と思いますよね。それは相手も同じ。相手のタイミングを見計らって話しかけるのが大切です。

話し始める前に、相手の様子をうかがい、余裕がありそうなときを狙ってみてください。どうしても忙しそうなときは、メールやLINEで「あとで話がしたい」とひと言伝えておいてもよいでしょう。

4:まとめ

コミュニケーションというのは、どちらか一方だけで成り立つものではありません。大切なことを話すときは、話し始める前にざっくりとした順序を立てて話すと、相手にも伝わりやすくなります。大切な話や説明のときは、相手の目線に立って、わかりやすい表現を心がけましょう。