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過干渉とは?境界線と過干渉な親に育てられた子どもの特徴5つ

コマツ マヨ

コマツ マヨM.komatsu

目次

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1:過干渉とは?過干渉を英語で言うと

過干渉とは、辞書的な意味でいうと、干渉しすぎること。主に親子関係において使われることが多く、度が過ぎたものは「虐待」の一種とみなされることもあります。

具体的には、子どもが望んでいないことをさせたり、進路や就職先を親が決めたり、親の希望に反したことはさせなかったりなど、子どもの人生に、親が強くコミットすることを指します。「過保護」よりも悪質であり、親の意見を強要するところが特徴です。

ちなみに英語でも「過干渉」に似た言葉があり、特に親のことを指すときには、「helicopter parenting」や「helicopter mam」、または「hyper-parents」なんて呼ばれることもあるそうです。

2:どこからが過干渉?具体的なシチュエーションでみる境界線5つ

「過保護」も度が過ぎれば「過干渉」ですが、両者の境目はわかりにくいもの。これは過保護ではなく過干渉、となってしまう事例を5つご紹介します。

(1)親の希望・意見を押しつける

過干渉のわかりやすい例は、子どもの希望が親の意に反している場合、親の希望を通そうとすること。例えば、「バレエを習ってみたい」という子どもに対し、「バレエではなく、将来のためになる英会話にしなさい」と言って、子どもの希望を受け入れないことなどです。子どもが納得していなくても、親の意見に従わざるを得ない状況を作ってしまうこともあります。

(2)子どもに選択させない

服やおもちゃなどを買うとき、子どもに選択させず、親が買ってきたものを与えます。はじめは子どもの意向を聞く場合もありますが、最終決定は親が行い、結果的に子どもには選択肢を与えられないことになります。

(3)子どもの交友関係を親が決める

「〇〇ちゃんとは遊んではダメ」「〇〇くんたちと仲良くしなさい」など、子どもの交友関係に強く干渉しようとするのも特徴です。また、「〇〇で遊んではダメ」や「〇〇遊びをしなさい」など、遊びの内容までも指示してしまうケースもあります。

(4)親が進路を決める

高校や大学、就職先など、親が必要以上に口を出してくるのは、典型的な過干渉の一例。親も通っていた学校だから、名門だから、地元で有名な企業だから……など、理由はさまざまですが、親の都合や希望で子どもの進路を決めようとします。

子どもが反発すると、「あなたのためなのよ」などと言って、従わざるを得ないように圧力をかけることも得意です。

(5)「あなたのため」が口癖

上述したように、何かと「あなたのためよ」と口にする親は、過干渉の傾向があるかもしれません。「あなたのため」と言えば、親の愛情だと思わせることができますし、子どもとしてもそれを無視するわけにはいきません。子どもが反発すれば、「あなたのためなのになぜわからないの!」などと叱り付け、思いどおりにならないことを子どものせいにします。

2:大学生や社会人になっても影響ある?過干渉な親に育てられた子供の特徴5つ

次に、過干渉な親のもとで育った子どもが大人になって、どんな影響を受けるのか、5つご紹介します。

(1)自分で決められない

なにもかも親が決め、自分が望むことを親の意向によって認められてこなかった子どもは、物事を決断するための経験や判断材料が乏しいため、いざ自分で決断しなければならない場面でも決断ができません。

(2)人の顔色をうかがう

親の希望に添わないことを、長く拒否され続けてきた子どもというのは、社会に出ても、上司や先輩の顔色をうかがって、相手に受け入れられるであろう行動だけを取るようになります。すると、異なる意見を主張することが苦手になり、相手に同意するばかりになることも。

(3)人間関係を築くのが苦手になる

親から与えられたものをただ受け入れ続けるだけの生き方だったため、自分で工夫したり、コミュニケーションを取ったりして、上手に人間関係を築くことができません。また、人との距離をはかることも苦手になります。

(4)責任感が身につかない

これまで、何をするにも親が決めたことだったため、たとえ成功しても失敗しても、自分で責任を取る必要がなかったはず。そのため、自分で物事を決定する力が乏しく、責任感が身に付きにくくなります。

(5)自尊心が低い

自分で決断し、実行に経験が少ない子どもは、成功体験が少ないと言えます。そのため、自信を持てず、自尊心が低い大人に育ってしまう可能性があります。

3:結婚後も付きまとう?過干渉な親のエピソード3つ

結婚すれば必要以上に干渉してくることはないだろう……と思っても、結婚後も変わらずに干渉を続けてくるのが、過干渉な親の特徴です。過干渉な親に悩む人の結婚後のエピソードをご紹介します。

(1)結婚のあいさつで泣きだした母

「夫(当時は彼氏)と共に隣県に住む両親のもとへ結婚のあいさつに。結婚の承諾を得たあと、都内のカジュアルなレストランでシンプルな式をしたいというふたりの希望を伝えたところ、母が急に泣き出しました。

夫は都内出身で、ふたりとも都内で仕事をしているにも関わらず、“(私の)地元で式を挙げてほしかった”、”ホテルで豪華な式にしたかった”、”自分抜きでなぜ結婚式の話を進めているのか”など不満を喚き散らしました」(29歳女性/会社員)

(2)家を買えと強要する親

「結婚後しばらくはマンション住まいの予定で、都内なのでもし購入するとしてもマンションを考えていたのですが、結婚を機に一戸建てを買えと、親が急かしてきます。

自分たちが結婚してすぐに家を建てたこと、親が家を購入した年齢がちょうど私と同じ歳だったことなど、自分と同じことを子どもにもさせたいという考えのようです。毎日のように電話がかかってきて辛いです」(33歳女性/主婦)

(3)呼ばれてもないのにアパートに住み着いた母親

「母親がかなりの過干渉で、結婚して実家と距離を置けることを正直嬉しく思っていました。子どもが生まれるときも里帰りはせず、生まれたら連絡するとだけ伝えていました。

しかし、出産の数週間前に無断でアパートにやってきて、出産するまで住み込んでしまいました。何度帰ってほしいと頼んでも聞くはずもなく、出産後もなかなか帰ろうとせず……。夫はストレスで、円形脱毛症になってしまいました」(39歳女性/幼稚園教諭)

4:親が過干渉かどうか、どう見分ける?

このように、自分の意思を子どもに押しつけたり、子どもの意思を尊重しなかったり、意に沿わないことがあると怒ったりするのが過干渉な親の特徴です。親が過干渉かな? と思っている人は、参考にしてみてくださいね。