掲載
髪の毛の巻き方でゆるふわは作れる!ゆるふわヘアを簡単に作る方法
松田優Y.Matsuda
1:髪の毛はゆるふわ巻きがモテる?
ゆるふわ巻きといえば、モテヘアの代表格。実際に男性からはどれほど支持されているのでしょう。
そこで今回『MENJOY』では、独自のアンケート調査を実施。20代から30代の男性226名に「ゆるふわ巻き髪の女性は可愛いと思いますか?」という質問をしてみました。結果は以下のとおりです
思う・・・166人(73%)
思わない・・・60人(27%)
7割を超える男性がゆるふわ巻きを「可愛い」と感じることが分かりました。見た目のフェミニン度にくわえて、触れたときも感触も抜群。ゆるふわ巻はモテヘアの鉄板といえそうです。
2:髪の毛を巻く基本のやり方と必要なアイテム
ゆるふわ巻きビギナーでも手軽に「ゆるふわ」が手に入る、基本の巻き方をご紹介します。
下準備
ゆるふわ巻きに欠かせないアイテムは「コテ」と「巻き髪用スタイリング剤」、そして「ヘアクリップ」の3種類です。
コテにはさまざまなサイズがありますが、初心者におすすめなのは、26mmか32mm。小さめのサイズであればくっきりとしたカールになり、大きめのサイズはフワフワ度がアップします。コテがない場合は、ストレートアイロンでも代用可能です。
そして、スタイリング剤で髪の毛の状態を整えるのも大切です。ゆるふわの絶妙なスタイルをキープするためにもヘアケアは怠らずに。ヘアクリップは、髪の毛をブロッキングするときに使うと便利。もちろん100円ショップで売っているもので十分です。
ステップ1:ブロッキング
バランスのよいゆるふわを実現するには、ブロッキング=髪の毛をパーツごとに分ける作業は欠かすことができません。
ブロッキングは、まず左右の耳の横でふたつ、それから後頭部を十字に割って四つに分割し、合計六つに分けましょう。完璧なバランスでブロッキングできなくても大丈夫。慣れるまでは大変かもしれませんが、この作業があるとないとでは仕上がりに大きな差がでるので、トライしてみましょう。
ステップ2:コテかアイロンを使って巻く
ブロッキングができたら、まずは手の届きにくい後頭部の下部分から巻いていきます。一気に巻いてしまうのではなく、少しずつブロッキングしながら巻くつもりで、少量の毛束を作りつつ巻きます。
巻き方は、髪の毛をコテかアイロンに挟んで、くるくるねじって下に抜く。この繰り返しです。外側から内に向かってねじれば内巻きに、逆であれば外巻きになります。後頭部の下が済んだら上部分、耳の横と、順番にくるくる巻いていきましょう。
ステップ3:こなれ感をプラスするなら内巻or外巻をミックス
きちんと丁寧に巻いたカールも素敵ですが、トレンドはやっぱり「こなれ感」のあるスタイルです。こなれた感じを作るのは意外と簡単。ステップ2で自分が巻いた方向とは逆に巻く髪を、いくつかプラスすればOK。
内巻きにしたのであれば、ポイントになる部分の毛束をとり、外巻きにします。そうすることで全体がふんわり仕上がり、ゆるっと抜け感のあるヘアにすることができるのです。
仕上げ
仕上げに、ミックスした部分を少しほぐしてエアリー感を出しましょう。ゆるふわ巻きは、時間が経つとどうしてもボリュームがダウンして、ぺたんとしてしまいがち。可愛いゆるふわがしょんんぼりヘアにならないよう、スプレーやムースでスタイルキープするのも忘れないでくださいね。
3:【長さ別】髪の毛をゆる巻きのやり方とコツ
ゆるふわ巻きは、どのレングスでも可愛くなれる万能スタイル。短めだからと諦めなくても大丈夫。髪の長さごとに、とっておきの方法を伝授します。
(1)ボブ
あまり長さのないボブヘアを上手に巻くには、カールがとれにくいようヘアケアをすることが大切。スタイリング剤などでしっかり下地を作って準備しましょう。
コテはあまり大きくないもので、26mmか、より小さい19mmでもグッド。頭頂部からすべてを巻くのではなく、毛先だけを巻くのもおすすめです。また、下側の髪の毛は内巻きのワンカール、表面の髪の毛だけをねじった内巻きにすると、ボリュームが出すぎないすっきりとしたゆるふわ巻きが実現できます。
(2)ミディアム
肩につくくらいの長さのミディアムヘアは扱いやすく、ゆるふわ巻にぴったり。コテも大きめサイズに挑戦しやすくなります。
とはいえ、気をつけたいのが過度なボリュームヘアになってしまうこと。ロングほどの長さがない分、横に広がったスタイルは顔を大きく見せてしまう可能性もあるので注意が必要です。
前髪なしのワンレングスでゆるふわ巻きをしたり、ブロッキングを細かくすることで、ひとつひとつのカールのボリュームを落としたり……。バランスを良くするためにも、ミックス巻きは必須です。
(3)セミロング
ミディアムと同じく、ゆるふわ巻きに最適なセミロング。ゆるふわの良さを最大限生かすことのできる長さといえます。セミロングだと、小さいコテでは巻くのに時間がかかってしまうことも。32mmや38mmであれば巻きやすく、ゆるっと感も上手に出してくれるでしょう。
長さがあるぶん、髪の毛全体を巻くより毛先を中心に巻いたほうが、さりげないヘアスタイルに仕上がります。カールの始まりを耳の上あたりからにすることで、トップはすっきり毛先はゆるふわと、ナチュラルな雰囲気にすることができます。
(4)ロング
ストレートでも絵になるロングは、ゆるふわ巻にすることでいっそうエレガントな印象に。外国人のくせ毛風など、トレンドのカールもばっちりハマります。ロングヘアにおすすめなのが「波ウェーブ」のゆるふわ巻き。その名のとおり、髪の毛が波打つようにカールしたヘアスタイルです。
波ウェーブは毛先から作ります。毛先を内巻きにしたら、そのすぐ上の部分は外巻きに。このように、ひとつの毛束の中に内巻き外巻きを交互にミックスしていきます。毛先の巻き方も、内巻き外巻きをミックスすることでこなれ感がさらにアップ。サロンで仕上げたようなおしゃれなゆるふわ巻きの完成です。
4:まとめ
思わず触れたくなるような、やわらかい雰囲気が人気のゆるふわヘア。フェミニンなスタイルの定番というイメージがありますが、取り入れ方によってはエッジの効いたファッションにもしっくりなじみます。
キャラが違うから……と、これまでチャレンジしたことのなかった人も試してみる価値アリ。コテ使いをマスターして、ゆるふわの達人になりましょう!