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共感力があれば恋愛も仕事もうまくいく!高める5つの方法と低い人とのかかわり方

松田優Y.Matsuda

目次

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1:共感力とは?

「共感力」とは、人の気持ちを汲み取って寄り添うことができる能力のこと。ちなみに「共感」の正しい意味を調べてみると、以下のように辞書に載っていました。

きょう‐かん【共感】

他人の意見や感情などにそのとおりだと感じること。また、その気持ち。「共感を覚える」「共感を呼ぶ」「彼の主張に共感する」

出典:デジタル大辞泉(小学館)

一般的には、「共感力」となると、「そのとおりだと感じること」よりも、さらに「寄り添うこと」に重きが置かれそうです。

2:共感力診断!高い人の特徴5つ

「共感力」の意味がわかったところで、果たして自分は共感力の高いのだろうか、という疑問が湧いてきます。ここでは共感力の高い人の特徴を、5つご紹介します。

(1)頭ごなしに否定しない

共感するためには、まずは相手の話をよく聴く必要があります。共感力の高い人は、相手の意見を遮らずに最後まで聴いてから、相手の考えをていねいにすくい上げます。

立場の違う相手から相談を持ち掛けられたときなどは、つい「いや、それは……」と言いたくなってしまいますが、相手の話をよく聴き「そうなんだね」と一旦受け止めるのが、相手に寄り添う姿勢と言えるでしょう。

(2)アドバイスは求められたときにだけする

共感力の高い人は、相手の様子から「何を求めているのか」を巧みに察知します。相手の話に適度に相槌を打ちながら、しっかりと話を聴き、意見を求められたら「私はこう考えるよ」「自分ならこうするかな」と、短く、誤解のないように伝えられるのです。

話を聞いてほしい人に対して、「それはこうすればいい」なんていう意見を押し付けて、かえってモヤモヤを抱えさせてしまうような無粋なことは絶対にしません。

(3)会話の中で相手との共通点を見つけられる

人と会話をする中で、考え方の違いが見えてくるのは、当たり前のこと。共感力が高いからといって、すべてに共感できるわけではありません。しかしその中で、「この部分は共感できる」「これは近い考え方かもしれない」など、自然と共通点を見つけているのが共感力の高さです。

「別の人間だから違って当たり前。だけど同じ考えや共通点があるのも自然なこと」という意識がベースにあるのでしょう。

(4)人にとても興味がある

相手に共感を示すということは、相手との共通点を見つける作業です。そのため、相手との共通点が見えるというのは、相手に興味をもっていればこそ。共通点をスッと見つけられる共感力の高い人は「いつも人に興味をもっている人」ということになります。

人に興味があるからこそ、たくさん会話をするようになります。その中で共通点を見つけることで、共感力を高めているのでしょう。

(5)訴求力も高い

相手の気持ちを汲み取ることに長けた共感力の高い人は、共感したうえで自分の意見を伝えることができるので、訴求力も自然と高くなります。

コミュニケーションにおける成功体験をたくさんもっていて、臆することなく自分の意見を述べることができます。加えて、成功体験を基にしているため、相手の共感を呼ぶこともできます。プレゼン上手やおすすめ上手な人は、共感力の高さが武器になっているのかもしれません。

3:共感力がないのは病気?高める方法5つ

もしかして自分は共感力が低いのでは……と思うことがあるかもしれません。しかし、共感力は高めることができるものです。すぐにでも始められる共感力トレーニングを、5つご紹介します。

(1)主語を「相手」にして観察してみる

相手に共感するためには、相手に話してもらう必要があります。つい自分の話をしたくなってしまいますが、そんなときは「相手」を主語にして、主役を入れ替えましょう。

「相手は」なぜこの話をしたいのだろう、「相手は」なぜ自分を相手に選んだのだろう、「相手は」どんな気持ちなんだろう、というように、「相手の気持ちを知りたい」という気持ちで観察してみましょう。

(2)相手の言葉を繰り返す

相手の言葉を繰り返す「バックトラッキング」を使ってみましょう。これは心理カウンセリングなどで使われる手法で、相手に安心感を与えつつ、話を促すことができます。

方法としては、「〇〇だと思うんだよね」→「そっか、〇〇だと思うんだね」というように相手の言葉を繰り返すだけ。深刻な相談事でも、実は本人の答えは決まっているというケースも。バックトラッキングを用いれば、アドバイスせずとも、相手とより深いコミュニケーションが取れます。

(3)「もしかしたら~」と付け加えてみる

相手の話を聴くことも大切ですが、考えを理解することも大切です。疑問が浮かんだり、自分の意見を言う必要が出てきたりしたときは「もしかしたら~」を付けてみましょう。

「もしかしたら、〇〇で困ってるかな」「もしかしたら、△△が役にたつかもしれない」というように、断定せずに伝えます。この「もしかしたら」が一致すると、「自分のことを理解してくれている」と感じて、相手からの信頼度がアップするでしょう。もし違ってたとしても、「もしかしたら」のことなので、問題ありません。

(4)同じ目的をもつ集団に入ってみる

「共感する」ということは「他人と同じ気持ちになること」。そのため、目的が同じ人と協同して何かをすることで、成功の喜び、失敗の悔しさや悲しみなど共有することができます。

自分と違う考え方や価値観の人と一緒にいるのも、刺激や学びがあって素晴らしい経験ですが、同じところに向かっている人と過ごすほうが、相手の感情を想像しやすく、共感力を高める訓練には向いていると言えます。

(5)小説を読んでみる

小説を読んで、登場人物の気持ちを想像してみるというのも、共感力を高めるためのトレーニングになります。

繰り返しになりますが、共感するためには、相手の気持ちを察したり感じ取ったりすることが必要。小説では、登場人物を取り巻く環境や情景をもとに、心情がイメージしやすくなっています。さらに、それぞれの感情の描写もされていることが多いので、自分が想像した気持ちとの答え合わせもできます。

4:共感力がない人への対処法3つ

どんなに自分が意識して共感力を高めても、関わる相手に共感力がないこともあります。そんな相手への対処法を、3つ考えてみました。

(1)境界線を設定する

共感力がない人は、相手の気持ちを察することができません。そのため、こちらが何げなく話したことを頭ごなしに否定したり、マウンティングしたりすることも。

そんな相手とは、明確に境界線を設けるようにしましょう。仕事でどうしても関わる必要があるときしか話さないとか、挨拶程度の雑談にとどめるなど。不要に傷つかないためにも、一定の距離を保つのが得策です。

(2)聞いてほしいだけの話は別の人へ

共感力が低い人は、話の中に問題点を見つけると、それを解決しようとアドバイスをくれます。それを押しつけがましく感じて「ああ、まただ……」と落胆していてもしかたがありません。今自分が欲しいのはアドバイスよりも共感だ、ということを認識して、話す相手を選ぶと良いでしょう。

たとえ、身近にいないという場合でも、今はメッセージアプリやSNSで気軽にコミュニケーションが取れる時代。上手に活用して、気心知れた友人に聞いてもらうほうが建設的です。

(3)違う意見を取り入れるために相談

共感力の低い人が、良き相談相手になりうるケースもあるでしょう。それは、自分の意見を完璧に客観視したいとき。

共感力の高い人なら、感情の機微を見極めつつ、適切なアドバイスをくれることも多いですが、逆に忖度してくれるケースも。感情と出来事を切り離して、自分とはまったく違う、目からウロコのアイデアを期待して相談をもち掛けるのも良いでしょう。

5:共感力に関する本3つ

共感力について、体系的にまとまった本を読むのも、理解を深めるには有効です。そこで、共感力に関するおすすめの本を、3冊ご紹介します。

(1)『「非認知能力」の育て方 心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育』(小学館)

「知力・表現力・コミュニケーション力」などを競う「全米最優秀女子高生コンテスト」で2017年に優勝を果たした、スカイ・ボークさんの母、ボーク重子さんの著書です。

「人間力」を育てることを重視した内容で、共感力のほか、自己肯定感や自制心、社会性、主体性などなど、生きていくのに必要な能力を育てる方法が書かれています。「学力偏重主義」の日本で育った大人が、自分を育て直すのにも役立つ内容です。

(2)『究極のリーダーシップ~ 最大の成果をあげるための10の極意』(サンクチュアリ出版)

「炎の講演家」という異名をもつ鴨頭嘉人さんの著書です。チームのマネジメントにかかわる内容がメインで、共感力をもって人材育成やマネジメント、リーダーシップを発揮する方法などが書かれています。

良い人間関係を築くには、相手の大切にしている価値観や本音を引き出し、個々人に合った関わりをすること=高い共感力をもって相手と接することが大切だと理解できる内容です。

(3)『神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り』(KADOKAWA)

講演家・起業家プロデューサーとして名を馳せている星渉さんの著書で、共感を呼ぶ力を手に入れるために必要なことが書かれています。高い共感力をもつことも大切ですが、相手に共感してもらうことも同じように大切。科学的に人の心を動かし、共感を呼ぶ方法を学べます。

「どんな相手にも神対応できる~」「異なる意見の相手とも同調できる~」などの内容は、共感力の向上に直接活かすこともできそうです。

6:共感力が高い人は自然に使ってる!共感を呼ぶ言葉

「~してみよう」という形の文章を、SNSなどで目にする機会も多いですよね。「一歩踏み出してみよう」というような、ポジティブでわかりやすい言葉。実はこれ、共感を呼びやすい言葉です。

共感されるということは、相手の「わかる」「そうだよね」を引き出すということ。さらに、忘れていた大切な気持ちを思い出すようなことも。

共感力が高い人は、大きな決断には大きなパワーが必要で、反発を受けやすいことを知っています。逆に、小さな力でできる決断を促す言葉は共感されやすいのです。そのため、シンプルでポジティブな言葉を、自然と使っているものです。

7:共感力が高い人に向いている仕事

共感力が高い人は、相手の問題を解決する能力にも長けていると言えます。問題解決をする仕事といえば、代表的なのはコンサルタントですね。相手の話をよく聴き、問題点を洗い出して解決に導くプロフェッショナル。

販売営業も、ユーザーやクライアントの話を聴いてニーズを引き出してそれを満たしていくので、聴き上手な共感力の高い人には向いていそうです。他にも、傾聴スキルが求められる問題解決をする仕事として、カウンセラーや占い師なども向いていると言えるでしょう。

8:まとめ

円滑なコミュニケーションや、より良い人間関係を築くために欠かせない共感力。自分には意外とあると感じた人も、共感力が低いと感じた人も、この記事を参考に共感力を高めて、円満で充実した毎日を過ごしてくださいね。