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享受するの意味や類語は?利益享受など享受を使った例文5つ

水野 文也F.Mizuno

目次

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1:享受するとは?意味や類語・対義語は?

(1)享受するとは?

まずは正しい言葉の意味をつかんでいきましょう。辞書で「享受」の意味を調べてみると下記のように載っていました。

享受(きょうじゅ)

受け入れて自分のものとすること。受け入れて、味わい楽しむこと。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

「享」と「受」という感じは、いずれも「うける、うけいれる」といった意味があります。つまり、よく使われる「恩恵を享受する」「利益を享受する」というのは、恩恵や利益を受け入れるということになります。

(2)類語は?

受領、受益

受け入れて自分のものにするという意味では同じですが、「受領」には「味わい楽しむ」は含まれていないので、その点が「享受」とはニュアンスが異なるところ。一方、「受益」の意味は「利益を受けること」。この言葉には、「思うまま」という意味は含まれないので、その点で「享受」と異なる類語といえます。

謳歌、満喫、エンジョイする

「謳歌」は、「我が世を謳歌する」というのが代表的な例文となりますが、「享受」に最も近い意味合いをもつ熟語です。意味としては「恵まれた境遇を存分に楽しむ」で、読み方は「おうか」。「満喫」「エンジョイする」も同じ意味です。

享楽

「享楽」の意味は「思いのままに快楽を味わうこと」。受け入れるというより、もともとある「楽しみ」というニュアンスが強いです。

(3)対義語は?

提供

「提供」の意味は「他者の役に立てるために、自分のもつお金や技術、商品などを差し出して使ってもらうこと」になるので、「享受」とまったく反対の意味になります。

供給

「要求・必要に応じてものを与えること」という意味の言葉。提供とともによく使われる言葉ですね。

供与

相手が欲する物品・品物を与え、相手に利益を与えることを指すので、提供に比べて、相手にメリットを与えるというニュアンスが強い言葉になります。

2:利益享受とは?享受の使い方の例文5つ

(1)利益を享受する

「利益を享受する」における「享受」とは、「もたらせる利益を味わい楽しむ」という意味の表現。利益が生じると喜ぶ人は一般的ですので、わかりやすい表現です。利益を与えて相手を喜ばせるという意味で「利益を供与」が反対の表現になります。「利益享受」「利益供与」も覚えておきましょう。

(2)自由を享受する

物理的なものに使う「受領」に対し、精神的なもので使うケースが多いのが「享受」。「自由」以外にも、「喜び」「幸せ」などにも使います。

(3)人生を享受する

その人の人生が楽しいもの、人生を楽しんでいる人。こうした場合には使いますが、不幸が訪れたときには使いません。ポジティブなときに使う表現です。

(4)サービスを享受する

受け入れて満足するときに、使う代表的な表現です。このほか「利便性」や「利便性」、「技術の発展」などでも使われます。

(5)享受させる

使役の意味である「させる」と「享受」を組み合わせると、反対に「与える」という意味になります。ちなみに「受け取って楽しめ!」というニュアンスがある命令形の「享受しろ」は、通常の会話では使わない、SNS上などのネットスラングです。

3:享受を英語や中国語で言うと?例文で解説

(1)享受を英語で言うと

英語の表現としては、「恩恵を受ける」という意味の「be blessed by〜」がニュアンスとして近いです。例えば、「Japan is blessed by natural resources.」(日本は自然の資源を享受している)などと使えます。また「楽しむ」という意味の「enjoy」も、「享受」の英訳として使えます。

(2)中国語の場合は…

「享受」は中国語でも、やっぱり「享受」になります。「享受权利」で「権利を享受する」という意味に。

4:まとめ

日本国憲法の前文に「その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」とあります。

「利益を享受する」というと、「享受」という言葉に後ろめたさを感じてしまうかもしれません。しかし憲法にも使われていると、なんとなく立派な言葉に感じませんか。