恋のなやみに効くメディア

彼女をブスだと思う瞬間は?ハイスペ男子がブスな彼女を選ぶ理由も

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

©gettyimages

目次

隠す

1:外見ブスor性格ブス…彼女にするならどっち?

人の魅力は見た目だけでは判断できないもの。しかし視覚的な情報を重視する男性の脳では、異性に対して「美人かブスか」という認識をもっていることもまた事実。また最近では外見のことだけでなく、内面についても「ブス」という言葉を使うことが増えてきましたよね。

でも、「男性に見た目重視が多い」というのは本当のなのでしょうか。そこで今回『MENJOY』では、20~40代の男性254名を対象に独自のアンケート調査を実施。「女性と付き合うときに、内面と外見のどちらを重視しますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

内面・・・155人(61%)

外見・・・99人(39%)

外見より内面を重視するという人のほうが多い結果に。匿名でのアンケートなので嘘をついているとは考えにくいですが、自分の認識と心の中のリアルは異なっていることも……。だったら、彼女がブスな一面を見せたとき、男性はどう思うのでしょうか。男性に聞いてみましょう。

2:こんなブスだったっけ?彼女がかわいくないと思う瞬間5つ

彼女のことを「かわいくない」と思った瞬間について、男性に意見を聞いてみました。

(1)頭ごなしに否定


「僕はマラソンを趣味でやっていて、4時間を切るのが目標です。でもあと30分くらいタイムを縮めなきゃならない。それを彼女に言ったら、“そんなの無理でしょ”って、一瞬で否定されて。ちょっとムッときましたね。外見はタイプなんですけど、否定的な発言が多くて……。それからしばらくして別れちゃいました」(Eさん・28歳男性/会社員)

(2)すっぴんを見た

「初めてのお泊まりで、彼女の家に行ったんです。それで、お風呂に入ってメイクをとって出てきたら、その違いにびっくり……。あんなに美人だった彼女が、メイクを落としただけでそうなるの?っていう感じで。やっぱり男って、すっぴんにも期待しちゃいますよね。でも、それは自分が悪いんだって改めました」(Kさん・29歳男性/消防士)

(3)彼女が大泣き

「女性がちょっと涙目になるくらいの表情って好きなんです。でも、大泣きはやばいっすね。まぶたが腫れたりするじゃないですか。マスカラもとれてすごいことになってましたね。すごく悪いなって思いましたが、あれはブス顔だったなぁ」(Aさん・25歳男性/自動車整備士)

(4)寝顔

「彼女の家に泊まりに行ったときのこと。彼女の寝顔ってちょっと期待するじゃないですか。でも、思いっきり白目を剥いて寝ていたんです。面白かったので、写真を撮って、起きたときに見せたんです。怒られるかなって思ったんだけど、“マジやばい”って自分で大笑いしてました。こういう自分の失敗を笑っちゃうところがマジで好き」(Hさん・27歳男性/販売・接客)

(5)ケンカした瞬間

「ある日、ケンカをしたんです。それもかなりの大ゲンカ。もともと性格がいいと思って付き合った子で、外見についてはなんにも気にしてなかったんですが、ケンカしたとき、彼女の性格の超ハードな闇に触れてしまった気がして……。ちょっとひいてしまいました」(Rさん・30歳男性/美容師)

3:ブスのほうがモテる?美人じゃなくてもハイスペ男子と付き合える理由5つ

美女と野獣という言葉がありますが、それほど美人ではない女性がハイスペック男子と付き合っていることもあります。そこにはどんな理由があるのでしょうか。いろいろな人の恋愛相談に乗っているという占い師の草薙つむぐさんにお話を聞いてきました。

(1)浮気しなそう


草薙:美人な女性と付き合って、過去に浮気をされてしまった経験などがあれば、そのことがトラウマとなって、かわいい子や美人な女性に対して抵抗感をもつ場合があります。そのため、「浮気しなさそう」という理由で、外見ではなく内面重視で人を選ぶ男性もいます。

(2)自己肯定感が低い

草薙:人は無意識に、自分とバランスがとれている人を恋人に選ぶ傾向があります。例えば、外見はイマイチでも経済力のある男性なら、美女と付き合えることもあります。

しかし、自己肯定感の低い人は、そのバランスが少し崩れてしまっている傾向が。美女を見ても「自分には高嶺の華だ」と思って、アタックすれば可能性があるのに諦めてしまうことがあります。逆に自己肯定感が高い人やナルシストな人は、高嶺の華と付き合おうとする傾向があり、逆の意味でバランスが崩れているといえるでしょう。

(3)ブス専

草薙:外見に対する好みというのは、人それぞれ。あまり外見的に美しくない人と付き合っている男性に「なんで、彼女と付き合ったの?」と聞いて、「めちゃくちゃかわいいじゃん」という答えが返ってきたら、その傾向があるでしょう。

美的センスは人それぞれですし、他人と比べるものでもないので、その人が満足しているかどうかが大事。どんな人と付き合っても、自分が満足できれば、それでいいわけですね。

(4)性格派

草薙:女性を性格で選んでいる男性だって、もちろん存在します。多くの男性の場合、ある程度の外見の人の中から、性格を見て恋人を選んでいる傾向があります。もしくは、自分の知っている女性の中から付き合える人をピックアップして、その中からいちばんかわいい人を選ぶことも。

しかし一部ではありますが、本当に性格だけで女性を見ている男性もいます。こういう男性は、自分自身も性格がものすごくいい人が多いです。

(5)話していておもしろい

草薙:話をしていておもしろいと、外見がタイプではなくても惹かれてしまうこともあるでしょう。最初は友達として付き合っていたけれど、遊んでいるうちに徐々に好きになっていってしまったというパターンが多いですね。

自分の話を聞いてくれて、求めているリアクションをくれる相手というのは、やはり一緒にいて楽しいもの。その気になってしまうこともあります。

4:彼女がかわいくないけど結婚したい…そう思う男性心理とは?

今度は、彼女がかわいくないけれど結婚したいと思う男性の心理をご紹介します。

(1)遊び尽くした

草薙:さまざまなタイプの女性と遊び尽くした結果、結婚するなら性格重視で人を選ぶ人もいます。かわいい人やキレイな人とたくさん付き合ったため、美人なだけの女性には惹かれないという境地にまで到達した人が、この傾向をもっています。

(2)家庭的


草薙:付き合うならモデルのような美女がいいけれど、結婚するなら家庭的な人がいいという男性はたくさんいます。

結婚生活をしっかりと考えたうえで、結婚相手に何を求めるかを客観的に選ぶことができる人なわけです。その結果、外見よりも、家庭的かどうかが重要だと判断した場合、かわいくなくても料理がうまい人や一緒にいて安らげる人を選ぶのです。

(3)愛嬌がある

草薙:「男は度胸、女は愛嬌」とは昔からいいますが、やはり愛嬌はとても大切。かわいいけれどネガティブでずっとマイナス思考な人よりも、男性が失敗してしまったときに、笑い飛ばしてくれる人のほうが一緒にいて楽でしょう。結婚というのは、一時的ではなく永続的なことなので、日常生活を送るうえで何が大切なのかを見極めた結果の判断というわけです。

5:まとめ

外見で女性を選ぶ男性もたくさんいますが、しっかりと内面を見て恋人を選んでいる男性もいます。「自分はブスだからモテない」とうしろ向きになるのはまだ早いかもしれませんよ。

【取材協力】

草薙つむぐ・・・書店員の経験から今までに触れた映画や小説などは1000タイトル以上。またスポーツ選手から芸能人まで幅広い人脈をもち、恋愛コラムニストからも恋愛相談を受けた経験をもつ。手相占い師としても活躍中。