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高所恐怖症は大人になってからもなる?なる原因と克服する方法

深海雪

深海雪Y.Shinkai

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目次

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1:大人になってから高所恐怖症になる人ってどれくらいいるの?

子どものころは、高いところなんてなんでもなかったのに、成長するとそのリスクがより理解できるようになって、苦手になった……という人もいるではないでしょうか。

そこで今回『MENJOY』では、20代〜40代の男女500人に独自のアンケート調査を実施。まずは「高所恐怖症ですか?」という質問してみました。結果は以下のとおりです。

はい・・・・217人(43%)

いいえ・・・283人(57%)

自分が高所恐怖症と感じている人は、4割強となりました。そこで「はい」と答えた217人に、「いつから高所恐怖症になりましたか?」と質問してみました。

子どものころから・・・142人(65%)

思春期のころから・・・ 37人(17%)

成人してから・・・・・  30人(14%)

30歳を超えてから・・・   8人(4%)

高所恐怖症だと自覚している6割以上の人が子どものころから、また思春期を含め成人するまでに高所恐怖症だと自覚した人が8割以上という結果に。しかし大人に成長してから、高所恐怖症になったと感じている人も2割程度いることがわかりました。

2:高所恐怖症になる原因3つ

(1)不安を感じやすい


人には、生まれつき不安を感じやすいタイプがいます。このような人は、ひとつのことを深く考えすぎる傾向があります。些細なことでも不安を感じずにはいられず、その不安を深く考えすぎてしまうのです。高いところだけでなく、対人関係や勉強、仕事などで何か起こると、ストレスを心にためこみやすいといえます。

(2)想像力豊か

想像力が豊かな人は、高い場所にいると自分が落ちてしまう姿をイメージしたり、映像で高い場所からの景色を見ただけで、自分がそこにいる感覚に陥ったりします。本来ならば、想像力が豊かなのはとても素晴らしいことですが、不安やストレスを感じるような想像にも力を発揮してしまうのです。

(3)高い場所でのトラウマ

高いところから落ちそうになったり、実際落ちてケガをしたり……。高いところで事故やケガをした体験があると、それがトラウマとなり、必要以上に高い場所に恐怖を感じるようになります。その心のストレスは、簡単には払拭することはできませんが、高い場所にゆっくりと向き合うことで心の傷を癒やせるでしょう。

3:高所恐怖症あるある5つ

(1)橋は絶対に真ん中を歩く


吊り橋などの人しか通れない橋や、木製で不安定そうな橋は、本当ならば渡りたくないところ。でも、その橋を通らなければ目的地につけない場合は、なるべく下を見ないようにしながら、手すりも頼りに真ん中を歩きます。たまにそんな人を怖がらせようと、わざと橋を揺らす人がいますが、縁を切ろうと思うほど憎たらしいですよね。

(2)ガラス床は恐怖以外ない

観光名所の展望タワーなどでよくあるガラス床。頑丈で特殊なガラスで作られていると分かっていても、透き通ったガラスから真下に見える人や車が小さすぎて、そこがどれだけ高い場所かがリアルに感じられるので、恐怖を強く感じるでしょう。「ガラスが割れて落ちたらどうしよう」といらぬ心配ばかりしてしまいます。

(3)高層マンションに住むのは論外

窓からの眺めもよく、耐震構造でセキュリティーもしっかりしている高層マンションですが、誰もが憧れているわけではありません。高所恐怖症の人にとっては、高層マンションに住むことは何よりも恐ろしいことです。たまに遊びに行くだけでも、足がすくんでしまったり、体が震えたりするので、住むなんて考えられないでしょう。

(4)観覧車やロープーウェイはさけたい

観覧車やロープーウェイは、いくら好きな人とのデートでも実は全然楽しくないのが本音。本当は乗りたくないけど乗らないといけないときは、できるだけ遠くを見て、今自分が高い場所にいることを考えないようにしています。夜で遠くの景色がライトアップされキレイだったりすると、少し気が紛れることもあります。

(5)旅は陸や海移動がいい

目的地まで空をひとっ飛びで連れてってくれる飛行機にも、なるべく乗りたくないもの。飛行機は「最も安全な乗り物」といわれ、米国家運輸安全委員会(NTSB)の調査によると、航空機事故で死亡する確率は0.0009%と低いといわれていますが、それでもやっぱり怖い! 旅はできるだけ電車や車、船など陸と海移動ですませたいというのが本心でしょう。

4:高所恐怖症を克服する方法5つ

(1)少しずつ慣れていく


自分が恐怖を感じるものに対し、あえて挑戦する治療法を「暴露療法」といい、高所恐怖症にも有効だといわれています。高いところに少しずつ慣れるために、最初はちょっと頑張れば大丈夫な高さから始めます。少しずつ高いところに挑戦してみて、無理せずひとつひとつクリアしていくと、高いところも平気になるでしょう。

(2)必要以上に意識しない

人間という動物は、高いところに命の危険を感じるのが当たり前で、誰でも少なからず恐怖心は持っているもの。高所恐怖症の人は、高いところに意識を強く持ちすぎてしまい、必要以上に恐怖心が増しているといえるでしょう。「怖くない、怖くない」といい聞かせるより「怖いのは当たり前」と心を落ち着かせてみましょう。

(3)高所を楽しむ趣味を持つ

高所恐怖症の人は、高いところにネガティブな思いしかありません。高いところをポジティブな場所に変えるために、高所を楽しむ趣味をもってみましょう。「登山」や「ボルダリング」など、山頂やてっぺんを目指してクリアするような達成感を感じられる趣味だと、高所がポジティブな場所に変わりやすいでしょう。

(4)好きな香りをかぐ

香りは気分をリラックスさせる効果があります。自分がリラックスできる香りの香水やハンドクリームなどをバックに入れておくといいでしょう。リラックス作用のある香りとしては、ジャスミンやベルガモットなどがおすすめです。逆にカフェインやニコチンは脳が覚醒するので、高所では避けたほうがよいといわれています。

(5)他のストレスをなくす

高所恐怖症の人は、社会恐怖症やパニック障害など他の恐怖症とリンクしやすいといいます。余計なストレスを感じないように、常日ごろから、リラックスを心がけながら生活しましょう。悩みがあるときは、家族や友達に相談したり、紙に自分の気持ちを書き出したりして、その日その日に発散しておくといいでしょう。

5:まとめ

高所恐怖症は、生まれ持った資質から症状を発する人もいれば、高所での怖い体験がきっかけの人もいるでしょう。大人になってからも高所恐怖症になる可能性はありますが、克服法がありますので、必要以上に心配することはありません。