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保険外交員のリアルが気になる!年収・仕事内容・恋愛事情などまとめ

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

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目次

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1:保険外交員の基礎知識

(1)保険外交員とは?

保険外交員とは、保険会社に所属し、主に生命保険や損害保険などを扱い、対象となる相手の生活スタイルに合った保険を提供する仕事です。特に生命保険を扱う女性が多いために、「生保レディ」という呼び方をすることも。

誰でもすぐになれるというわけではなく、研修を受けて、業界統一試験である「生命保険一般過程試験」に合格したあと、国への登録が必要になります。

(2)保険外交員は個人事業主なの?

保険外交員として会社と雇用契約を結んでいれば、その会社の従業員となります。また、業務委託契約を結んでいれば、個人事業主として扱われます。

個人事業主であれば確定申告が必要になりますが、従業員であったとしても、収入によって必要となる場合があるので、その点には注意しましょう。

(3)自己破産したらなれない?保険外交員に必要な資格

生命保険外交員になるためには、上述したように、「生命保険一般課程試験」に合格しなくてはいけません。この試験に合格して国に登録することで、生命保険外交員の資格を得ることができます。しかし合格率は8割程度といわれているので、それほど難しいものではないよう。

しかし一般課程以外にも、専門課程や応用課程などもあり、販売できる保険商品を増やしたい場合には、他の試験への合格も求められます。

また、自己破産をすると、国への登録が取り消されてしまう場合があり、保険外交員として働けなくなることも。ただしこれは、就労実績や契約企業などによっても対応が異なります。

(4)保険外交員の年収

保険外交員の手取り月収は、もちろん会社によって違いますが、相場はだいたい14~16万円程度。年収にすると、300~400万円程度になります。

雇用形態にも関わりますが、多くの契約を獲得できればインセンティブが発生し、給与に付与されるので、中には年収1,000万円以上稼ぐ人も。成績によって給与に差が出やすいので、賃金格差が生まれやすい仕事だといえるでしょう。

2:保険外交員の仕事内容と恋愛事情のリアル

保険外交員という仕事の詳しい内容や、気になる恋愛事情などについて、従事する人、もしくはそれに近い存在の人にお話をうかがいました。

(1)ノルマはないものの…

「私が働いていた会社には、ノルマはありませんでした。ただ、個人で目標を設定しなくてはいけなくて……。あまりに低く設定するわけにもいかず、かといって高いと達成できない。できなくても責められることはないのですが、嫌みをいわれたり、無言のプレッシャーがあったりはしましたね。それで、だんだんと精神的に追い詰められていきました」(Tさん・27歳女性)

(2)自腹の差し入れがつらい

「お客さんのところに行く際の交通費や差し入れなどは自費でした。この出費がけっこう痛かったですね。なるべく安いものにしたいけど、見るからに安物を贈るわけにもいかないし……そこに葛藤はありました。

あと、バレンタインデーに会うお客さんにはチョコを渡すなどの慣習もあったので、なるべくそういったイベントの日はわざと訪問を避けるようにしていました」(Mさん・30歳女性)

(3)浮気を疑われて

「知り合いの社長さんの会社の従業員の方々に営業をさせてもらっていました。なので、その会社の飲み会などには、よく呼ばれていました。

それを、付き合っている彼に浮気だと疑われ……。説明して疑いは晴れたのですが、やっぱりあまり行ってほしくないみたいでした。とはいえ私も仕事なので、そういうわけにもいかず。それだけが原因ではなかったですが、彼とは結局別れてしまいました」(Rさん・26歳女性)

(4)枕営業の噂が…

「私が以前働いていた会社に、すごく営業成績のいい女性がいました。キレイな人で、いかにも仕事ができそうな雰囲気はありました。

ところが、あるときからその人に、枕営業をしている……という噂が立ったんです。取引会社の社長さんとデキているなどという噂も。それはデマだったのですが、その人は会社を辞めてしまいました。嫉妬から、誰かが噂を広めたんだと思います」(Tさん・32歳)

(5)先輩に騙され

「以前、転職を考えていた時期に、先輩の紹介で保険会社に就職しました。“給料がいい”“福利厚生がしっかりしている”とメリットをたくさん挙げられて、決めました。

ところが、入ってみたらめちゃくちゃノルマが厳しくて……。しかも、誘ってきた先輩は、私が入ってしばらくして辞めてしまったんです。あとでわかったのですが、新人を入れるとポイントが付くのだそう。たぶん先輩は、そのポイントが目当てだったんだと思います」(Fさん・29歳女性)

3:まとめ

保険外交員は、「給料がいい」「融通が利く」などといわれますが、合う、合わないはあるようです。転職先として考えるのなら、自分の性格や生活スタイルなどを考えて、合う、合わないを判断してからにしましょう。