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パパ活のリアルを調査!パパとの出会い方や相場、コロナ禍での体験談も

手嶌 ユリ

目次

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1:パパ活とは?援助交際とどこが違う?犯罪になるの?

(1)パパ活とは

「パパ活」は、業界大手のデートクラブが生み出した言葉だといわれています。「愛人」や「パトロン」を表す「パパ」に、「お金を稼ぐ」という「活動」がついて、「パパ活」。この呼び方は、カラダの関係も含んだ関係としてのイメージが定着していた「援助交際」に替わる言葉としても、広まっていきました。

「デートクラブ」「援助交際」というと、そこに存在する男女は、ある意味、特殊な層ですよね。ですが、長く続く不景気やコロナ禍の影響に加え、アプリなどの手軽さもあって、今では一般の会社員なども副業としてパパ活をするようになっています。また、パパ側も20~30代などの若い男性も増えているそう。

しかしその実態は、デートだけをして「時間」を切り売りするだけに留まらず、肉体関係を伴うものが多いのも事実。そういった場合、法に触れる場合もあるので、やはりあくまでグレーなものであるといえるでしょう。

(2)パパ活で犯罪になる3つのケース

1 売春になる

金品の授受を伴った性行為は、日本では「売春防止法」で取り締まられています。不特定多数との性的関係は違法。ただし、「この法律で売春とは、対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交することをいう」と書かれているとおり、不特定多数を相手にしなれば売春とはならず、また、これには明確な罰則がありません。

しかし、「児童福祉法」の観点では、未成年(18歳未満)との性行為は厳罰対象にあたります。たとえ18歳以上であると嘘をつかれていたとしても、10年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金が男性側に科されます。

2 どちらかが既婚者の場合は民法上の不貞行為に

刑事の観点では上記のとおりですが、民事ではまた変わります。相手、もしくは自分が結婚している場合、パパ活が違法になることも。既婚者と身体関係になった場合は民法上の不貞行為とみなされ、不倫に該当し、損害賠償に発展する可能性はあります。

3 SNSでの悪質な「晒し・拡散」行為

パパ活で会った人の個人情報をばらまいたり、悪口などをSNSなどで拡散したりした場合、犯罪になるケースも。個人が特定されるプライバシーな情報を含めての悪評の流布は、名誉棄損罪や侮辱罪へと発展する可能性もあるのです。

パパ活においては、お金をもらう側も払う側も、犯罪に巻き込まれる可能性があることをわかっておくことが重要です。

2:パパ活の基本的な流れ

今回『MENJOY』では、最新のパパ活事情に迫るべく、某パパ活専門のアプリ会社に、一般的なパパ活の流れを聞いてきました。

(1)出会い

パパ活の相手探しは、ほぼ「アプリ」「SNS」「紹介」のいずれか。特に、近年はアプリの活用率は高く、パパ活をしている女性のおよそ8割アプリで相手を探しているそう。マッチングアプリと同様の手軽さで、どこでも始められるという利便性と、個人情報の登録や年収証明などによって安全面が考慮されていることが人気の理由だそうです。

(2)お茶、食事をする

アプリなどを通して、会うとなった場合、お茶やお食事からというケースが一般的。場所はカフェやレストランで、だいたい男性側が決めるそうです。

なにげない普通の会話がなされることが多いですが、よくあるのが、男性側が「どうしてパパ活をしているのか」「何にお金が必要なのか」などを聞くケース。キャバクラやナイトクラブに行き慣れた男性が、素人感のある会話を楽しみたいというケースもよくあるようです。

(3)最後にお金を受け取る

金銭の受け取りは、デートの最後になるのが一般的。先払いだと、いかにも金銭目的という名目が強く出て、お互いデート気分になれないという現実があるからでしょう。

また、初めて会うときには、交通費のみの場合や、5000円~1万円の範囲が多いそう。そしてお互いが気に入ったら、普通のデートのように次に会う予定を決めているようです。

3:パパ活の相場は?下落してるってホント?

以下にパパ活の相場をまとめてみました。

お茶のみ・・・5000~1万円

食事・・・1~2万円

旅行・・・1泊5~8万円 ※交通費・宿泊代は別

1か月に○回デートというような月契約・・・月10~50万円

ちなみに上述したように、法律的にグレーな部分もありますが、カラダの関係が伴うときは、3~5万円が相場とのことです。

また、一般的に「援助交際」などでは、年齢が若いほど相場は高く、どんどん下降していくというイメージがありますが、このパパ活アプリ会社のリサーチによると、それほど年齢と金額に相関関係はないようです。これは、芸能関係者や高級クラブで働いていた経験のあるハイスペック女子も存在し年齢だけでは計りにくいことと、パパ側の年齢も幅広いため、ニーズが細分化していることが理由だそう。

また取材によると、近年相場が下がっていることは事実といえそうです。ごく一部の人の独占市場であったパパ活が、アプリの普及などで手軽になり、女子大生や会社員、さらに看護師や美容師、保育士など、一般的な女性たちにも拡大したことが一因のようです。

4:パパ活に年齢制限はある?アラサー・30代でもできるの?

一般的に需要が高いのは、20代前半までの女性。40~50代のハイスぺ男性が、普段あまり出会うことのない年の離れた女性とデートを楽しみたいというケースが多いようです。また上述したとおり、20~30代の男性もいるため、そういう人はやはり年下を好むという面があるでしょう。

しかし、若い女性と時間を過ごすことに疲れてしまう男性も多く、彼らのなかには、社会経験のある落ち着いた26~35歳くらいの女性を好む人もいるので、アラサーの需要も高まっているそうです。

5:パパ活をするメリット

(1)パパ側のメリット5つ

1 さみしさを解消できる

ひとりで食事をしたりお酒を飲んだりするのは寂しいもの。その寂しさを抱える男性からすると、食事代+お手当で、若い女性や見た目が好みの女性とひとときの心のつながりを買えるのであれば、安いものなのかもしれません。

2 癒しになる

毎日の仕事に疲れていたり、彼女や妻などのパートナーと不仲であったりする男性は、若い女性や容姿が好みの女性にほめられたり、話を聞いてもらったり、会話を盛り上げてもらうのは心地よいもの。お金で「癒し」を買っているのかもしれません。

3 手軽

パパ活アプリ利用の浸透によって、普通のマッチングアプリと同じ感覚で使っているという人もいます。暇つぶしに女性と共に時間を過ごしたいと思ったとき、出会いカフェや相席居酒屋にいってナンパをするよりも、アプリでタイプの女の子を探すほうが効率よく出会えたりもします。

4 若返る

男性も年齢を重ねてくると、年の離れた若い女性と関わる機会が減ってくるもの。若い女性の考え方やライフスタイルなどに触れたり見聞きすることで新たな発見があったり、彼女たちと会うときに身だしなみに気を使ったりすることで、若返ることができます。

5 疑似恋愛を楽しめる

例えば、家庭のあるパパが恋愛気分を味わいたいとき、「相手女性からの本気アプローチは困る」といったパターンもよくあるもの。パパ活というのはあくまでも、お金と時間の交換。ドロドロとした恋愛模様に発展するリスクを抑えることができるでしょう。

(2)女子側のメリット5つ

1 お金がもらえる

もちろん、女性にとって何よりのメリットはお金。大手転職サイトの調査によれば、20歳女性の平均年収は263万円、月給にすると約21万円です。今の仕事の収入では満足できなかったり、コロナ禍で収入が減ったりした女性たちがいることも事実で、彼女たちは副業としてパパ活しています。

2 ヒマな時間を有効活用できる

今の仕事の収入では満足していないけれど、バイトを始めると時間の融通が効かなくなってしまう……。そんな女性たちは、平日の夜や土日など、ヒマな時間を使ってお金を稼ぎたいというニーズをもっていて、それがパパ活に合致しているのかもしれません。

3 高級な食事が楽しめる

パパたちの中には、会社経営者や大手企業の役員など、ハイスぺ男性たちもいます。女性からしたら、自分の収入では到底行けないような高級フレンチや、お寿司、焼肉などに連れて行ってもらえるのもメリットでしょう。

4 社会勉強になる

年齢を重ねてキャリアのあるパパたちの中には、さまざまな人生経験をもち、ためになることを教えてくれる人も。学校では教えてもらえないような、世の中の勉強ができるのもプラスであるといえそうです。また、そういった話に耳を傾ける女性に好感を持つ男性も多いようです。

5 人脈づくりができる

将来会社を経営したい、事業を立ち上げたい、留学したい……。中にはそういった夢をもったパパ活女子もいます。その夢のために必要な人脈や、金銭面で支援してくれる男性を探すことができるということも、メリットのひとつです。

6:パパ活をするデメリット

(1)パパ側のデメリット4つ

1 出費がかさむ

パパ活というのは当然ですが、お金がかかります。お金に余裕があるうちはいいですが、金の切れ目が縁の切れ目となる場合も。また関係を維持するために、どんどん出費が増えていくというケースもよくあるようです。

2 虚しくなる

若くてスタイルもよく、美人な女性とデートを楽しむ……。それは楽しいひとときでしょうが、裏を返せば、お金が伴わなければ、そういった体験はでないということ。通常の恋愛のようにときめきを感じる場面も少なく、続けるうちに虚しさが大きくなってしまう男性もいるようです。

3 パートナーにバレる

既婚者や彼女持ちにもかかわらずパパ活をする男性は、パートナーにバレたら大変です。軽い気持ちでデートしていただけだとしても、信頼を失いかねませんし、不倫とみなされた場合は、慰謝料を請求されてしまうことも。

4 美人局に引っかかる

美人局(つつもたせ)とは、夫婦や内縁の男女が共謀して、他の男と密通し、それを言いがかりとして金銭をゆすりとること。ネット上には、女性側から指定された場所で食事をしていたところに別の男性が現れ、近くのATMで数十万円を引き出させられたという被害報告もあります。

(2)女子側のデメリット4つ

1 食事だけのつもりがカラダの関係になってしまう

食事だけのつもりで会っていても、肉体関係を迫ってくるパパは、はっきりいって少なくないでしょう。一度オトナの関係になってしまったら、元の関係には戻れませんし、デートレイプやリベンジポルノの被害者になる危険性もあることを忘れてはいけません。

2 辞めどきがわからなくなってしまう

初めは、ヒマだし副業感覚で……と始めたはずのパパ活が、いつの間にか生活の中心になってしまうことも。いつ辞めたらいいかがわからなくなり、金銭感覚が狂ってしまった結果、もとの生活に戻れなくなってしまう危険性も……。

3 太る

「パパ活をしていると太る」という声も多く聞かれます。自分ではなかなか行けないお店だから……とおいしいごはんを頻繁に食べに行っていたならば、普通に太ってしまいますよね。

4 不倫に発展しやすい

既婚者との出会いも多いパパ活においては、家庭持ちのパパとデートを重ねることで不倫になりやすいといえます。もしも相手のパートナーにバレてしまったら、損害賠償請求をされる可能性も考えたほうがよさそうです。

7:リアルなパパ活ってどんな?経験者エピソード

(1)彼氏をつくる感覚で

「周りの友達がみんなパパ活をやっていたのに影響されて、半年くらい前からパパ活をしています。ユーザー数が多くて安全そうなパパ活アプリに登録して使っているのですが、気持ちとしてはマッチングアプリと変わらない感じですね。デートしてもいいかな、っていう人にいいねをして、やりとりがまともそうだったら会う約束をして。

今はふたりパパがいて、それぞれ週に1回くらい会って、月に5万円から10万くらい稼いでいます。会社のお給料だけでは食べられないような、ミシュラン星付きのレストランに連れていてもらえるし、経験豊富な男性との会話は、勉強になるので楽しいですね。

私は絶対に食事だけって決めていて、もしもカラダの関係を求められたら切ります。今のパパはたぶんそれをわかってくれていると思います。そのぶん、会っているときは会話を楽しませようと一生懸命だし、プレゼントとかも買っていきますよ。

最近、そのうちのひとりが、デートのお店のランクが落ちてきていていて、ちょっと景気が悪そうなので、そろそろ潮時かなって(笑)。また新しいパパを探すために、アプリを活用し始めました」(Tさん・28歳/美容系会社員)

(2)収入ゼロからの荒稼ぎ

「専門学校をすぐに辞めてしまってから、ずっとニートで。お金は欲しいけど、バイトは面倒くさいし、手っ取り早くアプリでパパ活できるのをTwitterで知ったので、暇つぶしに始めてみたって感じです。

でもすっかりハマってしまって。今は定期的に会っているパパが3人います。いちばん太いパパからは、月50万もらってますね。会社の経営者なんですけど、忙しいからデート回数も少なくてラク。最初は食事だけだったけど、カラダも求められたので、まぁ、応じてます。

いちばん多いときは、1日で6人のパパに会うんですけど、毎回食事なので怪しまれないように、”ダイエット中だから”って言ってあんまり食べないようにしています。マックスで月に300万円くらい稼ぎました。

あまりにもパパ活が忙しくて、予定も入れられないから、まったく友達と遊ばなくなっちゃいました。まぁ、昔からの友達は、金銭感覚も合わなくなちゃったし、とりあえずいけるところまでいってみようかなと」(Mさん・20歳女性/フリーター)

(3)地下アイドルの秘密の活動

「私は地下アイドルなんですけど、まったく食べられなくて、生活に困ってパパ活を始めました。普通のバイトだと、ライブ前とかでシフト入れなかったり、逆にヒマなとき稼ぎたくても無理だったりして、自分の中では最終手段っていう感じでした。

同じようなアイドルをしている子からパパを紹介してもらって、今は毎週ふたりのパパとごはん食べて、月に20万くらいいただいています。父親よりも年上の人ですが、アイドル活動も応援してくれて、ルックスも好みだからっていって、デートで10万くれる人がいます。”太パパ”ってこういうことか~って思いましたね(笑)。

でもアイドル活動も地味に続けているので、最近ではTwitterのフォロワー数が1万人を超えてきたので、バレたらやばいなって。ヒヤヒヤしてます」(Rさん・24歳女性/芸能関係)

8:コロナ禍でパパ活は変わった?

取材によると、新型コロナウイルスの影響は、パパ活にも及んでいるそう。

まずは、夜の街で仕事をしている女性たちの登録が増えたようです。休業要請で仕事がなくなってしまったナイトクラブやキャバレーなどで働く女性が多く、その給料減を補填するため、こぞってパパ活に乗り出したとか。また、普段はイベントコンパニオンや撮影モデルなどといった華やかな活動をしている女性も、パパ活を始めたと聞きます。

そして女性だけでなく、男性、つまりパパも増えているそう。彼らの多くは、もともとはキャバクラやガールズバーなどで遊んでいた男性たち。例えば、パパ活で女性に2万円のお手当を渡したとして、1回に5~6万円かかるキャバクラの同伴に比べれば、コスパも良いという考えからだそうです。

9:安全なの?パパ活で人気のアプリ

最後に、パパ活で人気のアプリをご紹介します。

paters

日本初のパパ活アプリで、登録会員数はナンバーワン。また知名度だけではなく、24時間のマッチング率が97パーセントという成功率の高さを誇っています。登録している男性の中には、年収1500万以上、総資産1億円以上、医者や経営者・芸能関連など非常にハイステータスな人が多いそう。

安全面においては、プロフィール画像や自己紹介文などアプリ内のすべての投稿を、24時間365日体制で監視することでトラブルを未然に防いでいます。

10:まとめ

「時間をお金に換えたい女性」と「女性との時間を過ごしたい男性」。両者のニーズがマッチしているからこそ、成立し、さらに拡大の様相を見せているパパ活市場。コロナ禍によって、さらにこれから変わっていく可能性もあり、新しい男女の関係として、注目していきたいところ。

ただし、パパ活で得たお金というのは、正当な労働で稼いだとは言いにくいもの。そこに生活を依存させてしまうのはとても不安ですし、リスクが高いといえるでしょう。また、パパ活で得たお金は課税対象です。荒稼ぎしていたら脱税になった……という危険性があることを、忘れてはいけません。