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彼女がいるのに思わせぶりな男性…その心理や本音を見抜く方法

青木 エイミー

青木 エイミーA.Aoki

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目次

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1:彼女がいるのに思わせぶり…いったいどういうこと?

男女間の友情は難しいといわれていますが、相手に恋人がいるからこそ安心して親しくできるというケースも多いのではないでしょうか。

それなのに、「彼女とうまくいっていない」という悩み相談から、甘い空気になって思わせぶりな態度を取られて、流れそうになったり、「え、どういうこと?」と混乱してしまったりした経験がある人もいるはず。

彼らは、本当は何を考えているのでしょうか。心理や本音を探っていきます。

2:彼女がいるのに誘ってくる・LINEを続ける男の心理5つ

(1)彼女がいるからこそ安心している

「今では、異性の友達関係はうまくいかない、自分は鈍いと反省して彼女以外の女性に近づかないようにしていますが……。昔は幼馴染や元カノとも、親しく連絡を取ったり、1対1で遊んだりしていました。

相手も彼女持ちだってわかっているうえで、普通に“遊ぼう”と気さくに声をかけてきて、ノロケも楽しそうに聞いてくれていたので、警戒せずに遊んでいたんです。でも、幼馴染も元カノも、イベントシーズンに迫ってきて……。彼女に悪いことをしたなと思います」(Mさん・24歳男性)

(2)彼女の存在を理由に縁を切るのはおかしい

「彼女のことを大切にしなければいけないのは当然ですが、浮気をする気もないのに、彼女のために女性関係を全部切るのはおかしいと思っています。女友達だって、これまで積み上げてきた関係があるわけですから……。“女と連絡を取らないで”なんていわれたら、いくら彼女でも怒りますよ」(Sさん・28歳男性)

(3)彼女に関する相談相手が欲しい

「彼女が好きすぎた結果、女友達が欲しいと思ったことがあります。男友達でノロケても、ゲスい話にすぐいくし、あまり“素敵だね”って共感してもらえなくて……。その反面、女友達は一緒に彼女の話を楽しんでくれるんです。“女の子なら記念日はどこに連れていくと嬉しい?”など、女性の意見を聞けるのも嬉しかったです」(Kさん・25歳男性)

(4)セフレが欲しい

「彼女とはまだそういう関係ではない、やってみたい過激なエッチがあるけれどできない……などの不満があるとき、彼女とは別にセフレが欲しいと思ってしまう男性は少なくないと思います。

だから、お酒を飲んだ勢いで大胆になる女友達とか、自分に好意を持っているけれど、彼女持ちだから遠慮している女の子とかに対して、“あわよくば”っていう心理はあると思います」(Gさん・35歳男性)

(5)彼女を常にグレードアップしたい

「今はさすがにないですが、大学生ぐらいのころは、とにかく女の子と付き合いたかったので、告白されたらだいたいはOKしていましたし、いけそうな女の子には自分からアプローチしていました。それで、いつも目移りしてしまうんです。

もっと可愛くて、性格のいい女の子を求めていて、あわよくばグレードアップしていこうとしていたんですよね。“彼女と別れた”と嘘をついて、告白に成功したら本当に彼女と別れる的な。付き合っている女の子に対して、いつもキープみたいな認識だったと思います」(Iさん・28歳男性)

3:キスや告白も?!思わせぶりな男の本音を見抜く方法3つ

(1)「私たち、付き合ってるの?」

「私たち、付き合ってるの?」「彼女とは別れたの?」と関係性をはっきりさせましょう。浮気相手やセフレとしてなど、都合の良い相手を求めて思わせぶりな態度を取る場合、曖昧な関係を保ち責任を取りたくないと考えていることが多いです。返答をごまかしたり、「いつか別れるつもり」と先延ばしにする態度が見られたりするなら、クロでしょう。

(2)エッチはしない

彼女がいるのに他の女性にも興味を示している場合、その女性をエッチできるかできないかで、判断していることがあります。きちんと彼女と別れてお付き合いするまではキスしない、エッチしないとはっきりした態度を取りましょう。そこで連絡が途絶えるなら、それまでの関係ということです。

(3)告白しようとする

告白しようとしたときに、「待ってほしい」と告白を止められたなら、彼女と別れる準備中で自分からいいたいだけなのかも。あるいは答えを保留にするかもしれません。その場合は、エッチなどを先にしてしまわないよう、期日を定めて待ちましょう。

もし、「好きです」とまでいわせたのに、「俺も好き」としかいわなかったり、「付き合おう」のひと言を聞くことができなかったりするのなら、要注意です。

4:彼女持ち男性がほかの女性を好きになってしまう理由3つ

(1)悪い面ばかり目立ってきた

「付き合って3か月ごろ。恋をして、すべてがよく見える状態が終わり、慣れから相手の悪い面ばかり見えるようになってきちゃって。良いことより悪いことのほうが印象に残るので、彼女がすごく良くない人に見えてしまうんですよね。そこで素敵な女性に出会ったら……。こういうことはよくあるわけです」(Tさん・31歳男性)

(2)飽きやマンネリを感じている

「高校生のころの話ですが、彼女と一緒にお昼を食べたり、放課後に制服デートをしたりと、毎日顔を合わせていました。さすがに飽きて、お腹いっぱいに。そこでひとりになる時間を作れば良いのですが、タチが悪いことに“彼女に飽きたから、他の女”と代わりを求めてしまうんです。でも、彼女が嫌いになったわけではないから、他の子への好意は一時的です」(Aさん・19歳男性)

(3)自分はモテると錯覚している

「あまりモテるほうではなかったのですが、初めて彼女ができたとき、“自分は女から求められる選ばれた存在だ”と気が大きくなってしまいました。しかもひどいことに、“モテない自分は相応の相手と”と妥協して付き合ったので、自分がモテる人間になったと錯覚して、理想的な女性へアプローチしてしまいました。最低ですね」(Dさん・25歳男性)

5:もし彼女がいる人を好きになってしまったら…

婚姻関係がある人と不倫関係になるのは法律上、許されません。相手に妻と別れる意思がないなら諦めるしかないでしょう。

しかし、もし彼が結婚していないなら、彼女を思って身を引くか、男女関係を優先して略奪するかはその人の価値観次第ですよね。彼との恋愛を選ぶなら、彼女と真っ向勝負を挑み、勝ち目がないとわかった際には潔く引くのが理想的かもしれません。

略奪愛されるような男性や浮気するような男性は、同じことを繰り返すことが多いのも事実。そのことをゆめゆめ忘れないように……。

6:まとめ

彼女持ちの男性が思わせぶりな態度を取ってきて好きになっても、きちんと彼女と別れて切り替える様子がないなら、不幸な恋愛になってしまうことが多いでしょう。

自分のためにも、その男性と付き合っている彼女のためにも、毅然とした態度を貫きたいですね。