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頭の回転を速くする!効率のいいトレーニング方法とおすすめの本

大山奏

大山奏K.Ohyama

目次

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1:頭の回転が速いか遅いかは生まれつきなの?

頭の回転が速い人は、仕事ができて、恋愛でもスマートに振るまうことができるイメージがありますよね。ですが、頭の構造が生まれつき決まっているのであれば、努力してもどうしようもないと思ってしまうかもしれません。

もちろん、頭の回転の速い親のもとで育つと、子どもも頭が良くなるかもしれません。しかし、大人になってからでもトレーニングで頭の回転を速くすることは可能です。

2:あなたは速いかテスト!頭の回転が速い人の特徴5つ

(1)しゃべるのが速い

頭の回転が速い人は、比較的、早口で話すことが多い傾向があります。これは、頭の中にどんどん湧き出ることを、そのまま口に出すからです。ただし、頭の回転は速くても、じっくりと物事を考えて黙っている人もいます。その場の状況に合わせて、臨機応変に早口と普通の言葉の速さを使い分けられるのが、本当に頭の回転が速い人です。

(2)要点をまとめるのがうまい

頭の回転が速い人は、物事の要点を素早く見極めて、それをまとめあげることが上手。多くの人が発言したり、人がまとまりのない言葉を言っていたりしても、「こういうことだよね」「つまり○○って言いたいんだよね」とひと言で整理してくれます。

ただし頭の回転が速すぎて、結果がすぐに見えてしまうため、「そんなことしても無駄でしょ」なんていう言葉を言ってしまうことがあります。

(3)人間関係をとっさに理解できる

初めて会った人とでも、すぐに仲良くなる。これにも頭の回転の速さが関係しています。その場にいる人の人間関係を瞬時に把握し、誰がどんな話をすると喜ぶか、誰を立てればその場が円満になるかなどを察知する能力に長けているからです。

こういう人はコミュニケーション能力が高く、話題も豊富。どんな人にでも自分を合わせられる柔軟性をもち合わせています。

(4)インプットが好き

映画鑑賞や読書など、インプットすることが好きな人は、頭の回転が速い人が多いです。逆にいえば、インプットを大量にしなければ、頭の回転は速くならないということ。本や映画だけではなく、日常的な人との会話の中からでも、あらゆる情報を引き出して、それを追加で調べることが大好きです。

(5)アイデアをたくさん出す

人が思いつかないようなアイデアを出したり、問題解決策をいくつも提示したりできるのも、頭の回転が速い人の特徴です。これは、ひとつの物事に対して、どれだけさまざまな観点からアプローチできるかということ。物事を裏から見たり真上から見たりする視点をもっていると、それだけ人よりも速く答えにたどりつけます。

3:頭の回転を速くするトレーニング法5つ

(1)経験について考える

速く考える癖をつければ頭の回転が速くなるかというと、そうでもありません。ひとつの経験や失敗に対して、「なぜこうなったのか」「どうして失敗したのか」「他の人はどんなふうにしているのか」とじっくり考える時間をもつことも、頭の回転を速くするためには重要です。

そうやってどんどん知識・経験を引き出しにしまっていけばいくほど、次に同じようなパターンに出会ったときの対処が早くできます。

(2)とにかくインプットする

インプットなしで頭の回転を速くすることは難しいでしょう。自分の好きな方法で、どんどんインプットを増やしていくのも、遠回りですが着実です。本、映画、ドラマ、漫画、アートなど、興味のあるものにたくさん触れる機会をつくりましょう。

(3)いつも同じ行動・選択をしない

いつも同じ道を通って会社に行き、同じお店でごはんを食べて、休日は同じ過ごし方をする……。それでは、脳に刺激が与えられません。いつもと違う道を通って帰ってみたり、気になったお店には迷わず入ってみたり、行ったことのない場所に出かけてみたり。そういう経験を増やすことも、頭の回転を速くしてくれます。

(4)体を動かしてきちんと眠る

脳をいつでもひたすらに働かせている状態では、良い考えも思い浮かばなくなってしまいます。実は良いアイデアというのは、机の前に座っているときよりも、散歩などで体を使っているときのほうが浮かびやすいもの。考えが堂々巡りをしてしまうときこそ、ジムに行って筋トレをしたり、ランニングをしたりすることがリフレッシュになります。

また脳のために、睡眠はとても大切です。十分な睡眠時間を確保するだけでなく、睡眠の質にもこだわってみましょう。

(5)いろいろなタイプの人と付き合う

自分ひとりの考え方だと、どうしても同じようなことしか思いつかなくなります。そうやって頭を固くしてしまわないためには、自分とはまったく違うタイプの人と付き合うことも有効です。

ちょっと苦手だと思っている人、尊敬している人、面白い人など、さまざまな人とたくさん話をしてみましょう。

4:頭の回転を速くするのにおすすめの本3つ

(1)『頭の回転を速くする45の方法』久保憂希也、芝本秀徳(著)

頭の回転を速くするために、どのように脳を使えばいいのかについてわかりやすくまとめられている本です。テクニックに頼るのではなく、素の脳力をアップさせたい人におすすめです。

(2)『頭の回転が200%アップするクイズ』知的生活追跡班 (編集)

楽しみながら頭の回転を速くしたいのなら、クイズ本もおすすめです。普段から柔軟な考えができていないと感じているのなら、ちょっととんちを利かせたような問題にチャレンジしてみてください。

(3)『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界』赤羽雄二(著)

長く考えたからといって、良い結果が得られるとは限りません。A4用紙1枚にひとつのことを1分以内に書き出すことで、問題をクリアにしていくというのが、筆者が提唱する「ゼロ秒思考」の考え方です。実践していけばいくほど、速く考えをまとめる癖を身につけることができますよ。

5:頭の回転は速くできる!

仕事で成果を上げたい、多くの異性と楽しく話がしたい、くよくよ悩む自分から解放されたい。そんな悩みは、頭の回転を速くする方法を身につけることで解決するかもしれません。ぜひ今日から、実際に行動してみてください。