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「普通の男」なんて婚活市場にはいない!その理由と真実の普通とは

ミクニ シオリS.Mikuni

目次

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1:高望みしない…普通の男でいい!じゃあ普通の男ってどんな男?

「普通」を定義づけるのはとても難しく、しばしばネットで炎上を招いてしまうことも。かつてテレビ番組の中で、一般女性にリサーチした「結婚相手に求める普通の男としての条件」が大きな話題になり、そのあと、SNSや掲示板などでも幾度となく炎上しました。

その炎上の主な原因は、女性が求めている「普通」が、男性からするとまったく普通ではなく、「高すぎる理想」だったから。

では普通とは、いったい何なのでしょう。今回は、婚活女性が求める「普通の男性」と、現実社会に存在する「普通の男性」との差について、確認していきましょう。

2:年収はいくら?一般的な「普通の男」の定義

まずは、インターネットを騒つかせた、一般的な婚活女性が求める「普通の男」の条件をまとめていきます。

(1)年収500万円以上の大卒

婚活中の女性が考える「普通」の男性の年収とは「500万円」であり、また最終学歴は「大卒」です。

大学への進学率は昔と比べても大幅に増えているので、これに関してはある程度人数も多く、そのランクにこだわらければ、ある程度は「普通」といえる範囲かもしれません。しかし年収500万円というのは、日本の20〜30代の平均年収よりも上なので、「普通」であるとはいいにくいかもしれません。

しかし婚活女性からすると「800万とか1000万とか言っているわけではないし、300万だとちょっと厳しいでしょ」と考えた結果、妥当なラインとしての500万円くらいなのでしょう。

(2)身長170cmの体型

外見に関しては、身長170cm以上というのが女性の求める男性像。

しかし、ここにもツッコミポイントがあります。厚生労働省が発表した、健康局「国民健康・栄養調査」によると、2017年の時点で、20歳以上の男性の平均身長は167.6cmと、170cmを下回っています。つまり、身長が170cm以上という男性も、残念ながら多いとはいえないでしょう。

ちなみに同調査によると、20歳以上の女性の平均身長は154.1cm。10cmのヒールを履いても女性のほうが大きくなってしまわないくらい……そのような考えから、170cmくらいが求められているかもしれませんね。

(3)清潔感があること

清潔感があることも女性から多く求められる条件です。

清潔感とひと口にいっても、いろいろありますね。髪がベタつかずにしっかりセットされているか、爪が伸びすぎていないか、肌荒れやオイリー肌になってないか、唇や手が乾燥しすぎていないか。体臭がきつすぎないか、などなど……。

ただし清潔感に関しては、男性のほうも女性に求めるものなので、ある程度はもっていてほしいもの。社会人として「普通に」働いている人ならば、ある程度の清潔感はあるはずなので、これは普通といってもいいといえるかもしれません。

(4)常識やマナーがしっかりしている

常識があることも多くの女性が条件にあげますが、この「常識的」という定義も、年々厳しくなっているように感じます。

突き詰めていくと、非常に社会性が高く、ある程度コミュ力をもった人以外は、「常識やマナーがしっかりしている男」に当てはまらないかも。そういう意味では、ここでも「普通」を求めるのが難しいかもしれませんね。

(5)長男でないこと

少し古めかしい価値観ではありますが、「長男でない」ということも、婚活女性が求める「普通」に入ることもあります。確かに、「長男の嫁」というのは、いろいろと懸念される苦労もあるので、選べるなら避けたいというのが本音でしょう。

ただしこれも、少子化が進む時代に求めるのは、ちょっとハードルが高いかもしれません。昔は子だくさん過程が多く、「長男」は選ばれし者で、それ以外の男性も多かったででしょうが、今は男きょうだいがいる絶対数も減っているというのが現実でしょう。

3:普通の男が婚活市場にいない理由3つ

結局、上記のような男は婚活市場にはあまりおらず、婚活にくすぶってしまう女性も多いようです。では、なぜ「普通の男」は婚活や恋愛の市場にいないのでしょうか。

(1)モテるから

年収が500万以上あって大卒で、身長が170㎝でコミュ力があって清潔で長男ではない男性は、普通に考えるとモテます。これは、欠点がないことになるから。欠点のない男性というのは、学校や職場でも人気者。そもそも恋愛に枯渇して、婚活市場に来るということはあまりありません。普通な男というのは、実は引く手あまたなのです。

(2)囲い込んでいる女性が離さないから

こうした欠点がない男性というのは、女性から見ても付き合いやすいもの。一度誰かと付き合ったら、長く付き合うでしょうし、性格的に問題あるなどといった理由がない限り、別れる理由がありません。結果、早いうちに結婚する人も多いでしょう。

また、運よくフリーになっても、やっぱりコミュニティーの中で競争相手が多いので、わざわざマッチングアプリや婚活市場には登場してくれないでしょう。

(3)数が少ないから

さまざまな「普通」の条件を、すべて持ち合わせる男性は、そもそもレアです。当たり前のことですが、条件というのは増えれば増えるほど、それをクリアできる人は少なくなります。

婚活というのは、条件をもとに判断し始めると、どんどん妥協が難しくなるもの。あなたが考える「普通」を求めれば求めるほど、そこに当てはまる人の数はどんどん少なくなります。

4:「普通の男」のリアルとは?4つ

求めても実際にはいない男を、果たして普通の男と呼べるでしょうか。ここでは、「実際の婚活・恋愛市場にもよくいそう」という意味での普通、つまり平均的な男性を考えてみましょう。そのリアルを知った上で自分の条件を見直してみませんか。

(1)年収は300〜450万円

パーソルグループの「パーソルキャリア株式会社」が発表した「平均年収ランキング2019」によると、現在の平均年収は、20代で345万円、30代で442万円ほど。今は終身雇用の意識も低くなっており、長く同じ会社に勤めて年収も上がっていくということも少なくなっています。

年収に関しては、自分と同程度稼いでいる人、自分よりも年収が低すぎない人、くらいに考えておいたほうが、無難そうです。

(2)交際経験があまり多くない

婚活の市場にいる男性の多くは、自分の身の回りだけでは恋愛や婚活をどうにかできなかった人と考えられます。そういう男性の多くは、交際経験が豊富でないことも多く、女性への接し方も、たどたどしいところもあるかもしれません。しかし基本的には一途な男性が多いはず。

浮気をするなど女遊びが激しい男性は、そもそも婚活の市場にあまり登場しませんし、そこに時間を費やしてもムダ。ある意味ではスペックよりも、幸せになれる条件なのかもしれません。

(3)初対面の人とも会話することができる

常識的であることのひとつの要素ですが、初対面の出会いで、しっかり会話のキャッチボールができることは大事なことだと思います。社会人として働いている人ならば、クラブにいるチャラ男ほど気の利いたお世辞をこそ出てこなくても、会話はしっかりできるはず。常識やマナーという漠然とした概念ではなく、このくらいのハードルにしておいたほうが、対象は広がりそうですね。

(4)明らかに変な服を着ていない

身だしなみのマナーは大事ですが「おしゃれである」ことを条件にすると、人数が少なくなってしまうでしょう。しかし「変な服を着ていない人」は一般的といえるはず。

それに服装くらいなら、付き合ってからでも、自分の好みに染めることもできるはず。変な服をこだわりをもって選んでいる人さえ避ければ、それなりにたくさんの人が当てはまるはずです。

5:「全部が普通」は「理想の男」

婚活女性たちのよくいう「普通の男」は、ありふれた男、という意味ではなく、「ひとつも変なところのない、まともな男性」という意味。しかしこれは、一般的に多くいる男性ではありません。

「欠点がない」という視点で相手を探すと、理想が高くなって、条件に合う人も少なくなってしまいます。その現実をしっかり見て、自分の中で譲れるポイントを見つけてみてください。

【参考】

転職サービス「doda(デューダ)」、「平均年収ランキング2019」を発表 2019年 正社員の平均年収は408万円- パーソルキャリア株式会社 

国民健康・栄養調査(2017年)-厚生労働省