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鈍感力とは?いい意味で「鈍い人」の特徴とその能力を鍛える方法

大山奏K.Ohyama

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目次

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1:鈍感力とは?

(1)鈍感力の意味は?

まずは「鈍感」の正しい意味を辞書で調べてみましょう。

どん‐かん【鈍感】

感じ方がにぶいこと。気がきかないこと。また、そのさま。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

上記のように鈍感という言葉は、あまりいい意味では使われません。敏感でよく気がつき、些細な部分まで気が回る人のほうが、一般的には魅力的だと思われがちです。

ですが、鈍感力という場合は、物事に寛容で小さなことで慌てたりせず、他人を許せるというようないい意味で使われます。

(2)鈍感力について書かれた本は?

2007年に出版された本「鈍感力」(渡辺淳一著)で、鈍感力という言葉は世間一般に広まりました。またこの言葉は、2007年の新語・流行語大賞にも選ばれ話題を呼びました。

この本には、社会生活や恋愛をしていく中で、鈍感でいることのメリットが書かれています。それまで、敏感さが美徳のようにいわれてきましたが、敏感だからこそ体調を崩してしまったり、恋愛がうまくいかなかったりすることがある……という内容にはとても説得力があります。

2:鈍感力診断!いい意味で鈍感力のある人の特徴5つ

あなたはどれくらいの鈍感力が備わっているでしょうか。

(1)落ち込む時間が短い

人に叱られたとき、失恋したときなど、どうしても落ち込んでしまうのは仕方がありません。ですが、こうした挫折を味わうたびに打ちのめされて、立ち上がれなくなってしまうと、社会生活に支障をきたします。

鈍感力がある人は、叱られてもさらりと受け流すことができ、長い間くよくよと悩んだりしません。前日に大きな失敗をしても、次の日にはケロっとした顔をして、笑顔で挨拶ができるのです。

(2)人の評価を気にしない

他人からの評価ってどうしても気になってしまいますよね。人によっては人からどんなふうに見られるかや、周りからの評価が気になりすぎて、自分の実力を発揮できないということもあるのではないでしょうか。

鈍感力とは、そういう人からの評価を気にしない力でもあります。自分自身が正しいと思った道を進んだり、自分が楽しいと思えることに没頭したりできるのです。

(3)包容力がある

人を許せるかどうかも鈍感力に関係があります。自分と他人は違う生き物です。だからこそ、どんなに愛し合っていても、考え方の違いや生活スタイルの違いは出てきてしまうでしょう。

鈍感力がある人は、そんな違いなんて気にしません。そして相手に合わせて柔軟に変化できる力を持っています。夫婦のどちらかに鈍感力があれば、結婚生活も安寧なものになるでしょう。

(4)自分のスタイルをもっている

鈍感力がある人は、マイペースで自分のスタイルを崩さないという特徴もあります。他人から見たら、ちょっと奇抜や変だと思われる物事でも、自分が気に入っていればOKなのです。だからこそ、人とは違うことにも挑戦できますし、人の目を気にして好きなことができないストレスを溜めるなどもありません。

(5)ささいなことで怒らない

小さなことにいちいちイライラしてしまう人っていますよね。こういう人は敏感すぎて疲れてしまいます。鈍感力とは、些細なことを気にせず、それにいちいち感情を揺さぶられない能力ともいえます。

ですから、鈍感力が備わっている人はあまり怒ったりしません。もちろん限度はありますが、少なくともいつもピリピリとした雰囲気を醸し出すことはしないのです。

3:鈍感力を鍛える方法3つ

鈍感力は情報があふれる今だからこそ、見つけたいスキルでもありますよね。では、鈍感力を鍛えるにはどうしたらいいのでしょうか。

(1)減点ではなく加点で考える

敏感な人は、自分に対しておおらかに点数をつけることができません。いつも失敗した回数を数えているため、小さな失敗をするたびに落ち込んでしまいます。

鈍感力を身につけたいなら、まずは自分に対する評価を減点方式ではなく、加点方式にしてみましょう。毎日良かった点を日記に書いてもいいですね。こうしていくうちに、良い面を見る癖をつくることができます。

(2)完ぺき主義を捨てる

敏感な人ほど、完ぺき主義から抜け出すことができなくなってしまいます。完ぺき主義な人は、ストイックに頑張れるという長所がある反面、完ぺきでないとダメだと自分を追い込んでしまう短所もあります。

物事を完ぺきにこなせるかどうかは、実力だけでなく周りの状況や運なども関係してきます。完ぺきでなくても適度にできていればいい、と考えられるようになるだけで、鈍感さを身につけられますよ。

(3)切り替えスイッチをつくる

鈍感力がある人は、何か悪いことがあっても長い間それについて思い悩んだりすることはありません。それは、自分の中で「これ以上は悩んでも無駄」という切り替えスイッチを持っているからです。

悩みすぎることはストレスなので、自分なりの切り替えスイッチをつくってみましょう。例えば、お気に入りの入浴剤を入れてお風呂に入るとか、思いっきり泣ける(または笑える)映画を観るとか。こうして次の日まで、後ろ向きな気持ちを持ちこさないことが重要です。

4:鈍感力がある人は強い!

空気を読める人は、恋愛でも人間関係でも、相手の痒い所に手が届く言動をとることができます。その反面、本人は疲れやすくなったり、心身の状態を崩しやすくなったりしてしまいます。いい意味で鈍感さを身につけることができれば、もっと生きやすい人生になるのではないでしょうか。