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結婚式にグレースーツはあり?結婚式メンズスーツの選び方7選

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

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目次

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1:結婚式にグレースーツはあり?

結婚式の服装のマナーについて、あまり自信がない人も多いのではないでしょうか。そこで、まずは簡単にまとめてみました。

(1)結婚式の服装は礼服じゃなきゃダメ?

本来、結婚式とは礼服(フォーマルスーツ)が基本となります。そのため、礼服を着ていけば間違いはありません。しかし、礼服は値段が張るため、すぐに用意はできないことも。

そこで、どんなスーツなら代用できるのでしょうか。最近は結婚式といってもある程度は自由度が増してきているので、色味の黒いダークスーツなら大丈夫でしょう。ライトグレーなどの明るい色はNGとなります。

結婚式は新郎新婦が主役なので、あくまでも引き立て役としての服装を心がけてください。

(2)結婚式スーツを青山などの量販店で購入すると値段は?

友人の結婚式がある、この際だから礼服を買ってしまおうと思う人もいるはず。そこで、「洋服の青山」で礼服を購入するのにどの程度の予算が必要なのかを調べてみました。

すると、いちばん安い夏用の礼服で 19,000円(税抜)となっていました(※2020年7月時点)。また「スーツセレクト」では 18,000円(税抜)。量販店なら、税抜きで2万を切るものもあるようですが、いいものを長く着たいなら、30,000円から50,000円くらいの予算を用意しておいたほうがいいかもしれません。

(3)結婚式スーツをレンタルすると値段は?

安くすませたい人は、レンタルという方法もあります。上述した「洋服の青山」でレンタルサービスも行っていました。タキシードは12,000円と15,000円。パーティースーツのレンタルもあり、15,000円(スーツのみ)と18,000円(シャツ、ネクタイ、チーフもコーディネート)の2プランがあります。

他にも礼服のレンタルはたくさんサービスがありましたが、安いものならば、5,000円くらいからレンタルすることができそうです。フォーマルスーツはかなり値段が張るので、一度しか着ないならレンタルを活用するのもいいかもしれません。

2:ストライプはNG?結婚式のメンズ向けおしゃれなスーツの選び方7つ

(1)礼服を選べば間違いない

基本的には、冠婚葬祭で着られる礼服を選んでおくのがおすすめです。ほどよい光沢があって色味の濃いブラックスーツになります。販売店に行って、店員さんに「礼服がほしい」といえば、適した一着を用意してくれるはずです。

ある程度の年齢なら、一着は持っておいたほうがいいかもしれません。

(2)スリーピーススーツ

礼服ではなく、少しおしゃれをして参加したいならスリーピースのスーツを選ぶことをおすすめします。

これはジャケット、スラックス、ベストの3つからなるスーツのこと。元々フォーマルな場ではスリーピーススーツを着ていくことが基本と考えられていました。そのため、ジャケットとスラックスだけのスーツよりも、格式高い印象になります。

(3)オッドベスト

少しおしゃれな着こなしをしたい場合は、スリーピースのベストだけを違う色にしてみるといいかもしれません。単独のベストのことをオッドベストといいます。

スーツは色味の濃いものを選ぶべきですが、ベストだけならライトグレーなどの明るめな色をチョイスしても大丈夫です。華やかな印象になるので、最近では高い人気があります。

(4)スラックスの裾はシングル

スラックスの裾は、折り返しのないシングルであることも大事。ダブルはビジネス感が出てしまうので、避けたほうがいいでしょう。シングルのほうが足元もスッキリ見えます。披露宴に出席するなら、足元も気をつけてください。

(5)スーツの柄は無地かシャドーストライプ

スーツの柄に関しては、基本的には無地がいいでしょう。しかし、光の加減でストライプの光沢が浮き上がるシャドーストライプ程度ならOKとされています。チェック柄などは基本的にはNGですが、最近は自由になっているのであまり派手なものでないのであれば大丈夫でしょう。

控えめな服装を心がけてください。

(6)シャツは白

シャツは、ブロード生地といわれるなめらかな光沢感のあるものがおすすめです。ボタンダウンシャツはカジュアルなためNG。また、原色のものやダーク色のもの、ギンガムチェックなどの柄ものも避けましょう。

白の無地を選んでおけば間違いありません。結婚式なら、カッタウェイカラーやウィングカラーシャツと蝶ネクタイなどで、おしゃれをするといいかもしれません。

(7)ネクタイと靴

ネクタイは白が基本ですが、最近はシルバーやパステルカラーの明るいカラーのものであれば、許容範囲とされているようです。

靴は内羽根の黒いストレートチップかプレーントゥを選ぶといいでしょう。茶色などの土系色は避けたほうが無難です。

3:結婚式スーツの人気ブランド5選

(1)洋服の青山

コスパを意識するなら「洋服の青山」がおすすめ。細身のシルエットが若い男性の体型にあっていてスタイリッシュに着こなせます。値段も手ごろですし、都会的な雰囲気を演出するのにピッタリなブランドといえます。

(2)ザ・スーツカンパニー

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若者向けのブランドとしてご紹介したいのが「ザ・スーツカンパニー」です。「洋服の青山」と同じく、青山商事が手掛ける若者向けのスーツブランドなので、シルエットもスッキリとしていてデザインも素敵。機能性にこだわっている点にも注目です。

(3)五大陸

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30代や40代向けのスーツブランドなら「五大陸」がおすすめ。日本のブランドなので、日本人の体型にあったシルエットのスーツが用意されています。少し値段はお高めですが、しっかりとしたスーツを期待する人におすすめといえます。

(4)ダーバン

予算が10万円前後なら「ダーバン」のスーツを見てみるといいかもしれません。気品のあるエレガントなスーツを追求しているブランドなので、おしゃれでかっこいいスーツが見つかるはず。ハイクオリティのスーツを着こなしたい人向けといえます。

(5)Kiton(キートン)

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スーツの値段に糸目はつけないという人は「Kiton」のスーツがいいかもしれません。価格帯は70万円以上とかなり高めですが、それだけ、しっかりとしたスーツを手に入れることができます。最高級のスーツがほしいという人は、ぜひチェックしてみてください。

4:20代、30代で違う?女性向け結婚式スーツの選び方5選

今度は、女性向けの結婚式用スーツの選び方をご紹介します。20代や30代など年齢によって選び方も変わってくるでしょう。上手に選ぶコツをお届けします。

(1)全身白や黒はNG

女性の場合、全身白いスーツや黒いスーツは基本的にNGとなっています。特に白は新婦の色なので、避けたほうがいいでしょう。

また、黒は喪服を連想させるので、結婚式では全身黒は避けるべき。もし黒いスーツを身につけるなら、バッグやジャケットの下に着るブラウスなどを明るい色にして、全身真っ黒にならないように気をつけてください。

最近はパステルカラーのスーツもありますが、こういったものも避けたほうがいいでしょう。集合写真を撮ったときに、新郎新婦以上に目立ってしまうことがあるので、マナー違反となります。

(2)過度な露出はNG

スーツに限らず女性のフォーマルな装いは、過度な露出はNGとなります。ノースリーブや胸の谷間が見えるようなもの、太ももまでスリットが入っているようなドレスはNG。

スーツを選ぶ場合も、スカート丈があまり短いものは控えたほうがいいでしょう。膝上5cm~膝下丈のものを選ぶのが無難。ジャケットの中に着るものも襟回りが広すぎないものを選ぶようにしてください。

(3)バッグも大事

バッグを選ぶときは、革製品やファー付きのもの、紙袋などは避けてください。革製品は殺生をイメージさせるため結婚式や披露宴には適さないと考えられています。同じ理由でファーも同様。

布地のバッグや紙袋、キャラクター柄などの派手なバッグは、カジュアルな印象になるので、こちらも避けたほうがいいでしょう。

バッグは小さめのものを選び、サブバッグをもつようにします。フォーマル向けのサブバッグをひとつ持っておくといいかもしれません。

(4)アクセサリーも注意

アクセサリーを身につけるときも注意が必要です。生花を髪飾りとして使うと、新婦とかぶってしまう可能性があるので避けましょう。また、結婚式で時間を気にするのはNGとなっているので、腕時計を身につけるのも控えたほうがいいでしょう。

定番は白のパールのネックレスやコサージュ。コサージュは大きすぎないもので、生花は避けるのがルールです。

(5)足元にも気をつけて

素足にヒールやカラータイツなどはマナー違反。ブーツやサンダルもカジュアルすぎるという理由から控えたほうがいいでしょう。黒タイツも喪服をイメージさせてしまうのでNGですが、模様の入ったものであれば許容範囲内とされています。つま先やかかとの見えるミュールなども控えてください。

基本的にはベージュのストッキングに、5cm以上の高さのあるパンプスがフォーマルな場ではふさわしいとされています。

ちなみに、女性のパンツスーツは男性っぽい印象を与えるためカジュアルな雰囲気が強くなり、基本のドレスコードではフォーマルには適さないと考えられます。ホテルや神社などで結婚式や披露宴をする場合は避けたほうがいいでしょう。

5:まとめ

男性の場合、礼服を選んでおけば問題ありません。中に着るベストは明るいグレーなどを選ぶと華やかな印象になります。

女性の場合はとにかく花嫁よりも目立たないよう気を使うのがマナーです。最近は結婚式のスタイルも多様化してきましたが、基本に忠実であるほうが間違いがないといえるでしょう。