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少ないもので暮らすには?ミニマリストの特徴と少ないもので暮らすコツ
コマツ マヨM.komatsu
目次
隠す1:少ないもので生活するメリットとは?
必要最低限のものだけで生活をすることのメリットは、とにかく何もないので、部屋が散らかることがないということ。当然、片付けの時間も減ります。その都度、ものをどかして掃除をする必要もなければ、探しものをすることも少なくなります。
部屋がものであふれかえっていると、なんだかイライラしたり、落ち着かなくなったりしますが、何もなければ気持ちもスッキリ。すがすがしい生活を送ることができるでしょう。
2:少ないもので暮らすコツ5つ
ものに囲まれているのが当たり前という生活を送ってきた人にとって、所有物を少なくするということはハードルが高いものです。どんなプロセスで進めていけばいいでしょうか。
(1)使わないものは処分する
まず、使っていないものや不要なものをどんどん処分しましょう。これが少ないもので暮らすための重要なポイントです。「いつか使うかも」「何かに使えるかも」という考えは一切捨てましょう。
処分することに慣れていない人は、「1年以上使っていないものは捨てる」などルールを決めて、必要なものと、そうでないものを選別してみましょう。ルールに沿っていけば、「必要になったらどうしよう」などという不安も減らすことができます。
(2)収納を増やさない
収納が多いと、そのスペースを埋めたくなるものです。反対に収納が少ないと、それなりに工夫するようになります。収納をできるだけ少なくし、余白を作らないこと。これも少ないもので生活するためのポイントです。
(3)なくなったら買う
調味料や乾物などの日持ちする商品や、靴下やTシャツ、ハンカチなどの衣類は、あるのについつい買ってしまうという人も多いのではないでしょうか。必要な数をあらかじめ決めて、使い切ったあとに買い足すようにしましょう。
(4)定位置と容量を決める
あらかじめ置き場所が決めておくと、片付けるところがなくて、ものがその辺に置いたままになったり、散らかったりすることが少なくなります。また、定位置を決めたら、そこに入る分だけしか買わない(持たない)ように意識をしましょう。
(5)着回しの効くシンプルな服を揃える
流行の服は、少し着ただけですぐに着られなくなってしまいますよね。でも1シーズンで処分するのは忍びないため、出番がないままクローゼットの中に置いておく……。これも物があふれる原因です。
手持ちの服は、着回しの効くシンプルなシャツやカットソー数枚と、デニムやチノパンなど合わせやすいものを数枚に絞り込んでしまいましょう。そうすれば、「クローゼットにたくさん服があるのに何を着るか決められない!」ということもなくなり、朝の身支度の時短にもつながります。
3:同居の場合、家族みんなが快適に暮らすには?3つのアイディア
家族で暮らしている場合は、ひとりだけの努力では、ミニマムな生活は成立しません。どうすればいいのでしょうか。
(1)ものの定位置を家族共有する
家族みんなが、ものの定位置を知っておけば、その辺に置き去りにされるということが少なくなります。どれをどこに収納するか、家族みんなで共有しましょう。
口頭で「これはこの場所に置いてね」と伝えるだけでなく、棚や引き出しにラベリングをするなどして、ひと目で置き場所がわかるようにしておきましょう。
(2)家族みんなが片付けやすい導線を心がける
片付けやすい導線をつくることも大切です。片付ける場所がわかっていても、使う場所と片付ける場所が遠かったり、手が届きにくい場所だったりすると、ついついその辺に置いたままにしてしまいます。
(3)自分のものを徹底的に片付ける
家中を片付けるのはとても大変なこと。まずは自分のものだけを徹底的に片付けるという習慣を家族みんなにもってもらいましょう。家の中の一箇所がすっきりと片付けば、家族もそれに気づき、散らかさないように協力してくれるかもしれません。
4:「少ないものですっきり暮らす」やまさんのブログとは?
ライフオーガナイザー®1級、整理収納アドバイザー1級の資格を持つ片付けのプロフェッショナルでもあり、ミニマリストとして数々の著書も出している、やまぐちせいこさんのブログ『少ないものですっきり暮らす』は、少ないもので生活する究極の暮らしのコツが詰まっています。
まるでWEBメディアのような読みやすい内容と美しい画像がたくさんあり、ブログですら、すっきりとミニマムな印象。ミニマリストとして愛用しているものや買って良かったもの、インテリアなども紹介されているので、アイテム選びの参考にもなります。
5:すっきりとした暮らしに憧れる!
ごちゃごちゃと散らかった家での窮屈な暮らしと無縁になれる、すっきりとした暮らしは、生活や気持ちにゆとりを与えてくれます。コツをつかめば実践できることも多いので、憧れている人はできることから試してみてはいかがでしょうか。
【参考】