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彼氏にうんざり…!がまんの限界を超える彼氏の行動と上手な対処法

大山奏

大山奏K.Ohyama

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目次

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1:彼氏にうんざり…何とかならないの?

彼氏と一緒にいて幸せを感じられれば良いですが、彼氏にうんざりしてしまうことだってありますよね。

『MENJOY』では20~30代の彼氏持ちの女性39人を対象に独自アンケート調査を実施。「彼氏にうんざりしたことがありますか?」と質問してみました。

結果は以下のとおりです。

ある・・・29人(74%)

ない・・・10人(26%)

かなり多くの人がうんざりした経験があるようです。それでも相手に魅力があれば付き合い続けられます。しかし、それすら見つけられないときには、遠からずの別れを迎えることに……。

2:女性が彼氏にうんざりする瞬間5つ

(1)自分勝手な行動が多い

恋人ならば彼氏の多少のワガママはかわいいと感じるかもしれません。ですがそれがあまりにも多いと、うんざりしてしまいます。デートの日程を直前で変えられたり、気分で態度がコロコロ変わったりするのには、ついていけないと感じる女性も多いでしょう。

(2)束縛する

多少の束縛には愛を感じるという女性もいます。ですが、束縛が激しすぎる彼氏はイヤという女性が多いでしょう。ほかの男性と話すことを禁止されたり、遊びに行くときにいちいち場所や相手を確認されたりすると、「もう大人なんだから放っておいてよ」と言いたくなってしまいます。

また、束縛する男性は自分に自信がないことが多いため、その器の小ささに辟易してしまうこともあるかもしれませんね。

(3)ケンカが多い

彼氏側だけが悪いわけではありませんが、ふたりでのケンカが多すぎるのもうんざりする原因のひとつです。顔を見るたびにケンカしているようでは、会う意味すら感じられなくなりますよね。

多少のケンカであれば、仲直りするたびに絆が深まることもあります。ですが毎日のようにケンカをしていると、ほぼ冷戦状態です。

(4)突然連絡が取れなくなる

彼氏が気分屋で、急に連絡できなくなる時期があるのもうんざりしてしまいます。

前の日までLINEでやり取りしていたのに、ある日突然未読スルー。彼女としては、彼に何かあったのではないかと心配になります。そんなやきもきした気持ちも知らんぷりで、また突然LINEで連絡が……。こんなことを繰り返されると、自分のことを軽く見られていいる気持ちになります。

(5)上から目線

上から目線でモノを言ってくる彼氏にもうんざりしがち。何か失敗したら「だから○○はダメなんだ」と説教が始まったり、親や教師のように「~しないからいけないんだ」と言ってきたり。これがエスカレートすると、モラハラやDVに繋がってしまうこともあるので要注意です。

3:彼氏にうんざりした時の対処法4つ

(1)直接言う

付き合っている対等な相手なのですから、直接相手に「そういう行動うんざりする」と言えるといちばんスッキリしますよね。相手はこっちがうんざりしているなんてまったく気付いていない可能性が高いので、はっきり言えば直るかもしれません。

ただし、直接言うことでケンカになったり、「じゃあもう別れよう」と言われてしまったりすることもあり得ます。

(2)同じことをし返す

「目には目を歯には歯を」という言葉の通り、相手にも同じ気持ちを味わわせて、わからせるという方法もあります。例えば、急に彼への連絡をなくしてみるなど、自分がされて嫌だった行動をすることで、「こんなに不安な気持ちになるのか」と気づいてもらうのです。

ただし、これは信頼関係が築けていない相手にすると、キレられて終了する危険性があります。

(3)友達から話してもらう

自分から直接言うより、周囲の人から言ってもらったほうが角が立ちにくいです。彼氏の友達を知っているのなら、こっそり連絡をして相談してみるのが良いでしょう。彼の友達に味方になってもらうことで、彼も自分の行動を見直さざるを得なくなります。

(4)無視する・距離を置く

うんざりした気持ちのまま、我慢をして付き合い続けるのってストレスが溜まりますよね。なので、一度離れてみたり、しばらく放置してみるというのもひとつの手です。こちらの愛情に胡坐をかいているような彼氏であれば、距離を置かれたことで、相手が冷めていることに気づいて改心してくれるかも。

4:もう限界かも…それでも別れない方がいいケース5つ

うんざりしすぎて、「もう付き合い続けるのは難しいかな」と思うこともあると思います。それでも付き合い続ける価値があるのはどんなケースなのでしょうか。

(1)うるさいけど本当に自分の事を考えてくれている

口うるさく言ってくる彼氏だったとしても、あなたのために言ってくれているなら、捨ててしまうのはもったいないです。人のためを考えてわざわざ嫌われるような行動までとれる人は、そうそういません。愛しているがこその態度なので、そこは愛情と受け取りましょう。

(2)うんざりされていることに彼氏が全く気付いていない

うんざりしていることに彼氏側がまったく気付いていない状態で別れるのも、やめたほうが良いでしょう。なぜなら、まだまだ改善の余地があるためです。まずはうんざりしている気持ちを伝えて、彼と話し合いの機会をもってみてはいかがでしょうか。そのあとで「やっぱりダメだから別れる」と決めても、遅くはありませんよ。

(3)ケンカが多いけど自分にも非がある

どんなにケンカが多いカップルでも、いつもどちらか一方だけが悪いということはそうそうありません。客観的に見ても確実に相手だけが悪いのなら、別れてスッキリしたほうが良いでしょうが、そうでないなら自分の非も認める必要があります。

ケンカをしなくなれば付き合っていられるのですから、なぜケンカになってしまうのか、どうすればケンカを減らせるのかなど対策を練ってみましょう。

(4)彼のことがまだ好き

うんざりした気持ちもあるけれど、まだ彼氏のことが好きな場合も、別れを選ぶのは早計です。こんな風に一時的な感情で別れてしまうと、後悔して泣くのはあなた自身。

こういうときには彼氏とのお付き合いの方法を少し変えてみるのがおすすめです。例えば会う頻度や連絡頻度を減らしてみたり、彼と一緒にいる以外の時間を充実させてみたり。そうすることで、ふたりにとって良い距離が作れて、うんざりしなくなるかもしれませんよ。

(5)まだ付き合ったばかり

まだ付き合ったばかりで別れてしまうのももったいないです。もちろん告白して付き合ったはいいけれど、思っていた人とまったく違ったというのなら別れても悔いは残らないでしょう。

ですが、付き合い始めによくある衝突の結果別れてしまうと、ふたりで築けたかもしれない将来を潰してしまうことになります。「とりあえず、あと1か月は付き合ってみよう」など期限を決めると、ストレスなく付き合えて、案外良い関係になれるかもしれませんよ。

5:うんざりしていることを彼氏にうまく伝える方法5つ

「あなたには本当にうんざりしてる」と率直に言ってしまうと、相手を怒らせるだけ、という結果になりやすいです。上手に気持ちを伝えるにはどうすれば良いのでしょうか。

(1)自分が直せるところを先に言う

相手に自分の考えを受けいれてもらうには、まずは自分が直せる部分を伝えるのが効果的です。こうやって自分も変わるよという意志を伝えてからなら、彼氏も「じゃあ、俺も変わらなきゃな」と素直な気持ちになってくれやすくなります。

(2)彼ばかりを責めない

相手に対してうんざりした気持ちが強すぎると、ついつい彼氏ばかりを責めるような口調になってしまいがちです。ですが、彼氏にとってこれはとても不快なこと。そのためあなたの気持ちを理解するのが難しくなります。彼を責める言葉は最小限にとどめておくのが正解です。

(3)一緒に解決策を考えたいと言う

自分の意見だけを一方的に伝えても、ふたりの関係は改善しにくいです。ですので、「一緒に解決策を考えてほしい」というお願い口調で話すのがおすすめ。この言い方なら、彼のほうも「仕方がないから考えてみるか」と前向きな気持ちになってくれます。

(4)この先も一緒にいることを前提にして話す

うんざりしているという気持ちを話すときには、「このままだったら別れるよ」なんて気持ちはないものとしましょう。そうしないと、彼氏が自暴自棄になって「じゃあもういいよ」と言ってしまうかもしれません。

そうではなくて、今後も一緒にいるのが当たり前という前提で話を進めてください。たとえ口には出さなくても、この気持ちがあるのとないのでは、話し方や言葉の端々に含まれるニュアンスにかなりの差が生まれます。

(5)建設的な話し方をする

ただ相手のイヤな部分をあげつらうだけとか、自分の不満を相手にぶつけるだけというのなら、女友達に愚痴を言っているほうがはるかにマシです。うんざりした気持ちになってしまった原因を解消し、今後のふたりにとって有益になるような話になるように、最初から方向性を決めておくのが良いでしょう。

男性はこういう論理的思考で組み立てられた話し合いなら、すんなりと受け入れてくれやすいですよ。

6:うんざりしたら一呼吸!

正直「あぁ、もううんざり! 付き合ってられない」とヤケになってしまうこともありますよね。ですが、そのままの気持ちを伝えてスッキリするのは一瞬だけです。

うんざりしてしまったら、まずは一回深呼吸をして自分を落ち着かせてみてください。そのあと、少し彼氏と距離を置いて八つ当たりしないようにするのも得策です。同時に、本当の気持ちとしてはどうしたいのかを考えて、悔いのない結論を出してくださいね。