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略奪愛の成功マニュアル!彼女持ちを振り向かせる方法

大船くじら

大船くじらK.Ofuna

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目次

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1:略奪愛とは?

略奪愛とは、すでに恋人や配偶者がいる相手に恋をして、自分のものにするために奪ってしまうこと。恋仲にあるカップルの関係を引き裂いて、自分のものにしてしまうのですから、本来は仁義にもとる行動です。すでにパートナーがいる人を好きになったとしても、諦めるのが常道でしょう。

しかし、実際に当事者になると、気持ちを割り切るのが難しいですよね。いけないことだとわかっていても、略奪愛に走ってしまう人は一定数います。

しかし、筆者はあくまで略奪愛はおすすめしません。誰かを傷つけてしまう以上、自己責任だけではすまない行動だからです。

2:まず考えて!略奪愛のデメリット

(1)人を傷つける

略奪愛は恋人がいる男性や、結婚している男性を奪うわけですから、そのパートナーは当然傷つきます。既婚者であれば子どもがいる場合もあるでしょう。それが原因で離婚……なんていうことになってしまったら、子どもまで傷つきます。

略奪愛を貫こうとすると、少なからず傷つく人が出てしまいます。そこが通常の恋愛と違うところ。人のパートナーを奪う罪悪感を抱えて、自分自身も傷つけることになりかねません。

(2)祝福されない

通常は彼氏ができたら、友人や知人は「良かったね」と祝福してくれるでしょう。しかし略奪愛となると、周囲の人も素直に祝福できないものです。祝ってもらえないだけならまだマシ。略奪愛だと知ったら嫌悪感を隠さない人もいるでしょう。軽蔑や非難の対象となって、今まで築いてきた人間関係が壊れてしまう可能性もあります。

(3)略奪することに燃えているだけ

誰かのものだと思うと欲しくなる、という心理を抱く人がいます。そのような人は、相手への愛情よりも略奪することに燃え上がっている状態。略奪愛に成功して目的を達成してしまったら、気持ちが冷めてしまう場合もあります。

さまざまなデメリットを抱えて略奪に成功しても、そこまでする価値がなかったということも……。略奪自体に夢中になっているのか、相手に夢中になっているのか、十分に考える必要があるでしょう。

3:それでも略奪したいと思ったなら…彼女持ちや既婚者を振り向かせる5ステップ

(1)意中の男性をよく知る

まずはその男性のことをよく知ることが大切。趣味や性格、食べ物の好み、好きな女性のタイプなど知っておいて損はありません。彼に関するデータを集めれば、振り向かせる戦略を立てやすくなります。女性に興味をもたれて、悪い気分になる男性はあまりいません。仲良くなるきっかけにもなるので、たくさん会話をしてリサーチしましょう。

(2)何でも話せる関係になる

ある程度親しくなったら、さらに距離を詰めていきましょう。彼に悩みや不満がないか気にかけて、「いつでも相談にのるよ」というように、胸の内を打ち明けやすい環境をつくるのです。

男性は必要とされたり頼られたりすると、満足感を得る傾向があります。相談にのるばかりではなく、自分からも積極的に悩みなど相談しましょう。他の誰にも話せないようなことも、お互い打ち明けられるという信頼関係を築いて「ほかの子とは違う」と彼に思わせるのです。

(3)ふたりきりの時間を作る

関係を深めるには、ふたりきりの時間を過ごすのが、手っ取り早い方法。とはいっても、休日に遊びにいくのはハードルが高いですよね。仕事が終わったあとに食事や、お酒を飲みにいくなどしましょう。

「ちょっと相談したいことがある」といって誘えば、ふたりきりになるのは、それほど難しくはないはず。ふたりきりで会う回数を増やして、普通の友人以上へ関係を深めていきましょう。

(4)好意があることを認識させる

ふたりきりで会う機会が増えてきたら「ひょっとして好きなのかな」くらいは、よほど鈍感な男性でないかぎり意識しているはず。ここからは好意をもっているということを、より強く認識させましょう。

彼が彼女や奥さんの話をしたときに、「彼女さんがうらやましいな」とか「奥さんにやきもち焼いちゃうな」など、嫉妬している姿を見せるのもひとつの手。好意を伝えるためにはおすすめの方法です。

(5)自分が必要だと思わせる

略奪愛はというのは、相手にとってみれば、今のパートナーを捨てて、乗りかえるということ。それは重大な決断なので、そう簡単には決められないものです。彼自身が新しい恋愛に進まなければならない理由づけが必要。

彼に「この子は自分じゃなくちゃダメなんだ」「守ってあげたい」と思わせましょう。自分が必要という理由が、新しい恋愛へ進む後押しとなるのです。

4:略奪愛成功の秘訣5つ

(1)彼女や奥さんにないものを提示する

略奪愛を成功させるには、彼に「今の相手よりいいかも」と思わせる必要があります。そのためには、彼女や奥さんに自分の印象を寄せていくよりも、彼女や奥さんがもっていない魅力でアピールしたほうが効果的。

略奪愛が成功するのは、彼が少なからず今のパートナーに不満があるとき。パートナーにない魅力をもった女性からのアプローチのほうが、彼の心は動きやすいでしょう。

(2)男性の都合を考える

好きになってしまうと、できる限り一緒にいたくなりますし、連絡も頻繁にとって、ずっとつながっていたい気持ちにもなりますよね。しかし彼には別の女性がいます。一緒にいられる時間はわずかですし、頻繁に連絡をとるのも難しいはず。

そんな彼の状況を考えて行動することが必要です。あまり自分の感情を押しつけると「面倒な子」と悪印象をもたれて、避けられてしまう可能性もあるでしょう。

(3)癒やせる存在になる

意中の彼が彼女や奥さんとラブラブで、何も不満がないときは、他の女性に目が向くことはまずないでしょう。一見すると円満に見えても、何かしらの不満や物足りなさを覚えているときに、略奪愛は成功するもの。

気持ちが満たされていないと感じるときに、自分に癒やしを与えてくれる女性がいると、気持ちが揺らぐことがあります。意中の彼を癒やしてあげられる存在になりましょう。

(4)匂わせな行動はしない

彼は自分のものだとアピールしたい心理や、彼のパートナーに対するライバル心などから、SNSなどに彼の存在を感じさせる、「匂わせ」投稿をする女性がいます。このような行動は、しないほうが得策です。彼としては匂わせをされても迷惑なだけ。匂わせる女性というのは、「なんだか怖い」という印象を男性に抱かせがちです。

(5)焦らない

略奪愛はすでに彼にパートナーがいるぶん、通常の恋愛よりも成就させるのは難しいもの。意中の彼も好意に気づくまでは、悪気なく彼女や奥さんの話をすることでしょう。

そのような状態から焦りやいら立ちを感じることもあると思います。しかし、ここで彼に対して理不尽に怒ってみても、彼には意味がわかりません。思うようにいかなくても焦らないことです。

5:幸せになれた?略奪愛から結婚した有名人5選

ここからは、芸能界における「略奪愛」のサンプルを見ていきましょう。あくまで報道などによる情報であり、ご本人たちが「略奪愛です」と公言したわけではないので、推測の域を出ないものであることを理解しつつ、ご覧ください。

(1)岡田准一、宮崎あおい

女優の宮崎あおいさんは、2007年に俳優の高岡奏輔さんと結婚し、2011年12月に離婚をされています。その離婚成立直前、アイドルグループ「V6」の岡田准一さんと、混浴温泉旅行に行っていたという報道がなされました。このことから、離婚が成立する前に、岡田准一さんと宮崎あおいさんは既に交際関係にあったのではないかという憶測記事が多く出ました。

その後、ふたりは2017年に結婚。2018年に男の子を出産し、2020年現在まで結婚生活は続いています。

(2)愛川欽也、うつみ宮土理

芸能界きってのおしどり夫婦とよばれた愛川欽也さんとうつみ宮土理さんも、始まりは略奪愛であったといわれています。ふたりはテレビ番組での共演をきっかけにお互い惹かれ合う関係になりましたが、当時愛川欽也さんには20年連れ添った奥さんがいました。

当時夫婦仲は順調だったようですが、うつみ宮土理さんに惹かれた愛川欽也さんは離婚を決意。1978年に前妻と離婚が成立し、翌日にうつみ宮土理さんと超スピード再婚をしました。

ふたりは、2015年に愛川さんが亡くなるまで結婚生活が続きましたが、度重なる愛川さんの浮気に、うつみさんが悩まされていたといわれています。幸せだったのかは本人たちのみぞ知る、といったところでしょう。

(3)布袋寅泰、今井美樹

ミュージシャンの布袋寅泰さんと今井美樹さんも略奪愛から結婚したカップルとして知られています。布袋寅泰さんは1986年に歌手の山下久美子さんと結婚していましたが、今井美樹さんと不倫関係に。

今井美樹さんは山下久美子さんとも友人関係で、布袋寅泰さんの不倫に気づいた山下久美子さんが、不倫相手が今井美樹さんだと知らずに相談するなどの複雑な関係があったようです。布袋寅泰さんと今井美樹さんは、1999年に結婚。2020年現在まで結婚生活は継続しています。

(4)内村光良、徳永有美

お笑い芸人の内村光良さんと、元アナウンサーの徳永有美さんはテレビ番組での共演がきっかけで2002年に交際がスタートしたそうですが、当時、徳永有美さんは自分が勤める局の社員と結婚している状態でした。

結婚生活の悩みなどを内村光良さんに相談するうちに、距離が縮まっていったそうです。2003年に徳永有美さんの離婚が成立、2005年にふたりは結婚しました。現在はふたりのお子さんに恵まれ、幸せな結婚生活を送っているようです。

(5)TERU、大貫亜美

ロックバンドGLAYのTERUさんと女性ボーカルデュオPUFFYの大貫亜美さんも、略奪愛の末に結ばれたふたりといわれています。

ふたりのなれそめは1998年にPUFFYが司会を務めるテレビ番組にTERUさんが出演したことがきっかけ。しかしその時点でTERUさんには妻子がいたため、熱愛が判明したときは不倫愛と報道されました。

TERUさんは2000年に前妻と離婚、2002年に大貫亜美さんと再婚。当時はバッシングなどもあったそうですが、2020年現在まで仲睦まじく生活しているようです。

6:奪略愛はおすすめしないけど…

略奪愛をしてしまうと、元の彼女や奥さんを傷つけますし、周囲からの非難で自分自身も傷ついてしまう場合もあるので、筆者はおすすめしません。しかし恋愛感情は割り切れないもの。諦めろというのも、難しいかもしれませんね。