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グリム童話は実はエロい?知られざる「エロいグリム童話」3選

水野 文也F.Mizuno

目次

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1:『グリム童話』は実はエロい?

有名なグリム童話ですが、知らないという人のために、まずは少し解説を。ちょうど辞書にも載っていたので、見てみましょう。

グリム‐どうわ【グリム童話】 の解説

ドイツのグリム兄弟が、ドイツや周辺地域の民話を収集し、再編した童話集。初版は1812年、第7版は1857年刊。「シンデレラ」「赤頭巾」「白雪姫」などを収録する。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

いわば童話におけるマスターピース的な「グリム童話」が改めて注目されたのは、1998年に『本当は恐ろしいグリム童話』(桐生操著)が出版されたときです。

子どものころから親しんだ「白雪姫」や「シンデレラ」。しかしオリジナルはというと、残酷で猟奇的な描写のオンパレードだったのです。

グリム童話を編纂したのはグリム兄弟ですが、彼らは民間に伝承された昔話の研究者であり、童話作家ではありません。つまり、もともとは子ども向けに書かれたものではなかったのですね。

2:実はエロいグリム童話3選

そんなグリム童話ですが、怖いだけでなく、実はエロい要素もあるようで……。詳しく見ていきましょう。

(1)白雪姫

誰でも知っている「白雪姫」。継母である王妃が「この世でいちばん美しいのは誰?」と鏡に聞いて「白雪姫です」と鏡が答えたために激昂し、毒リンゴを食べて白雪姫が死んでしまう。7人のこびとたちが悲嘆に暮れているところに王子様が通りかかり……と、おなじみのシーンが目に浮かびます。

ですが、実際には、王妃が激昂したのは、白雪姫の美しさではなく、なんと実の父親である王と近親相姦の関係にあったためだという、おぞましい理由だったから。しかも、王妃は継母ではなく、実の母親!

『大人のためのエロティック童話13篇』(ナンシー・マドア著)では、白雪姫というのは実はトンでも女性! お城を追放されたあと、7人のこびとと暮らすのですが、こびとたちは魔女に呪いをかけられた王子さまたち。白雪姫と順にキスを交わして本来のイケメン王子の姿に戻り、8人でプレイにいそしむという……。え、マジ?と思うような展開が綴られています。

(2)ラプンツェル

グリム童話の「ラプンツェル」。ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」の原作としておなじみですね。

この「ラプンツェル」、初版では主人公が夜な夜な王子を部屋に招き入れて逢瀬を重ね、結果として妊娠。それがバレるまでのプロセスが詳細に書かれているんですが、版を重ねるたびに逢瀬のシーンが少なくなり、性的描写がカットされたのです。

もっとも、子ども向けの話としては、筋がしっかりしていればいいので、なくても話が通じるエロい描写はないほうがいいでしょう。でも、大人としては、エッチな場面が気になりますよね!

(3)シンデレラ

「シンデレラ」は「白雪姫」と並ぶ、ロマンチックなハッピーエンドの物語ですが、伝承となる元の話については、世界的にたくさんのバリエーションがあるのです。

ただ、ハッピーエンドはハッピーエンドなんですが、シンデレラをいじめた姉たちが、失明したり、足を切り落とされたりといった残虐な描写も。まさに「本当は恐ろしいグリム童話」そのものなんです。

ところで、このハッピーエンドには、後日談があるのだそう。知られざるその後のストーリーは、王子さまのエッチがヘタで、シンデレラはその幼稚な遊戯に幻滅するのです。そこへ再び、あの魔法使いのおばあさんが登場し、シンデレラにもう一度魔法をかけるのです。そしてシンデレラは営みで王子をリードする「実力」を発揮するように。ふたりはハッピーになるのでした……めでたし、めでたし。

もし、あなたが今、玉の輿に乗ったとして、相手のエッチがヘタクソだったら、どうでしょうか? ビンボーでもエッチがうまいほうがいいのか、それとも夜はガマンして、セレブの生活を送るのか……。現実には、魔法使いのおばあさんはいないので、究極の選択を迫れらそうですね。

3:まとめ

グリム物語だけではなく、日本の著名な昔話にも、実は原作がエロいものが多いようです。子ども向けとして扱われると、性的描写はカットするもの。我々はそれを当たり前の話と思っているだけで、本当のところで原作が多少エロくても、驚きでも何でもないのかもしれません。