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ネカマとは?Twitterで見かけるネカマの見分け方や心理を解説
桃倉ももM.Momokura
1:ツイッターやネトゲにいるいる!「ネカマ」とは?
(1)ネカマの意味
まずは辞書で正しい意味を確認してみましょう。ちゃんと載っているのです。
ネ‐かま【ネ釜】 の解説
《「ネットおかま」の略。多く「ネカマ」と書く》
俗に、インターネット上のBBS(掲示板)やチャットなどで、女のふりをする男。ネカマとは「ネットおかま」の略称。SNSなどのネットワーク上で性別を偽る(主に男性が女性として)行為、またはそのような人物のことを言います。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ネカマは、20年以上前から存在しています。つまり、顔が見えないインターネットの中で性別を偽り、女性として振る舞っている男性のことです。
(2)ネカマの反対語は?
男性が女性と性別を偽ることを「ネカマ」と言うのに対し、女性が男性の性別を偽ることを「ネットおなべ」、「ネナベ」と言います。
ネット上には、性別を偽っている人がたくさんいます。確かにインターネット上では、現実社会とは異なる人格になるという人も多いでしょうし、そこに魅力を感じている人もいるはず。しかし、ネットで知り合った人と実際に交流をもちたいと思うのであれば、注意は必要でしょう。
2:名前にも特徴がある!ネカマの見分け方5つ
ネカマかどうかを見分けるのは容易ではありませんが、ある程度の特徴はあります。
(1)女性らしい言葉使い
ネカマはネット上で女性になりきろうとしているので、発言がやたら女っぽかったりします。語尾に「~だわ」「~かしら」などを頻繁に使うようなら要注意。実際、ホンモノの女性でも、あまり使わない言葉ですよね。
(2)恋愛の達人
ネカマは恋愛相談に長けています。中身は男性ですから、男性の考えていることは簡単にわかります。女性からの恋愛の悩みに的確に答えたり、恋愛に関するアドバイスを普通の女性とは違う視点から答えてくれたりすることもあるでしょう。
しかしそこに、女性だからこその視点が欠けているとすれば、それはもう男性そのものかもしれません。
(3)やたらと絡んでくる
どうしてネカマになるのかの理由のひとつに、女性とお近づきになりたいからという心理があり、警戒されないように、女性のフリをしているんです。「同性だからいいよね~」と言わんばかりに馴れ馴れしくしてきたら、それはネカマかもしれません。
(4)ふたりになると途端に下ネタ
好みの女性に近づいたときに、その本心が見えてくることも。例えば、仲良くなって、ふたりだけの会話やDM、チャットルームに入ると途端にエッチな話題を振ってきたりする場合も……。不快に感じたなら、容赦なく退出・ブロックしましょうね。
(5)男性には金目当てで近づく
ネカマの目的にはひとつに、女性であることを利用して、男性アカウントや男性プレイヤーを騙すというものがあります。このタイプのネカマは、ネット上で仲良くなって、お金を要求したり、ゲームなどでの課金アイテムを狙うのが目的。なので、やたらと女性らしさをアピールして男性に近づくアカウントも怪しいですね。
3:ネカマをする心理5つ
どうしてネット上で性別を偽わりたいのか? ネカマの心理を見ていきましょう。
(1)女性に対する憧れ
ネカマをする心理のひとつとして、女性に対する憧れから、せめてネット上だけでも女性になってみたいというものがあります。現実世界で女性になりたいとは思わないけれど、もし自分が女性だったら……と考えることがあり、それを行動に移しているのです。
(2)女性に近づくため
女性のふりをすれば、同性だと考えるので、女性の警戒心は薄れます。そのことを利用しているのです。やたらオフで会おうと言ってきたり、下ネタを連発したりするアカウントやプレイヤーは、こうした心理につけこんでいるので、怪しんだほうがいいでいいでょう。
(3)男性をこき使うため
男性アカウントやプレイヤーに色目を使って、いいように利用するためにネカマになる人も。ネット上には女性に慣れてない男性も多く、騙されて被害にあっている人もいるようです。
(4)構ってほしいから
構ってほしいがためにネカマになる人も。ネトゲなどの世界では、まだまだ女性のほうが少数派であり、チヤホヤされるのは確か。現実世界で友達が少ない人や、コミュ障の人に多く見られる特徴です。
(5)理想の女性を生み出すため
自分の理想の女性像があり、現実世界ではなかなか出会えないためにネット上でその女性を演じて満足しているという人も存在します。「こんな女性と付き合いたい」という理想や願望をネット上で作り上げ、彼女を自分の好きなように動かすことで自分を満たしているのです。
4:まとめ
ネット上での性別は安易に信用しないほうがいいでしょう。ネット上だけなら問題ないですが、現実で会うことになった際に、怖い思いをする可能性も。
また、性別だけでなく、年齢や外見なども簡単に偽ることができます。自分が理想とする自分を作り上げられるため、そのような感覚が楽しくて、自分が騙される側ではなく、騙す側になってしまうことだってあり得ます。
自分を偽ったり、架空の存在になり切ることもでできてしまうネットの世界だからこそ、より一層の強いモラルやマナーが求められるのではないでしょうか。