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人格者が備えている特徴とは?尊敬されるような人格になる方法も

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

目次

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1:人格者とは?

まずは、人格者とはどんな人なのかを確認しておきましょう。

(1)人格者の意味

辞書で調べてみると、人格者の意味が次のように載っています。

じんかく‐しゃ【人格者】

すぐれた人格の持ち主。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

続いて、「人格」の意味も調べてみましょう。

じん‐かく【人格】

1 独立した個人としてのその人の人間性。その人固有の、人間としてのありかた。「相手の人格を尊重する」「人格を疑われるような行為」

すぐれた人間性。また、人間性がすぐれていること。「能力・人格ともに備わった人物」

2 心理学で、個人に独自の行動傾向をあらわす統一的全体。性格とほぼ同義だが、知能的面を含んだ広義の概念。パーソナリティー。「人格形成」「二重人格」

3 倫理学で、自律的行為の主体として、自由意志を持った個人。

4 法律上の行為をなす主体。権利を有し、義務を負う資格のある者。権利能力。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

今回のテーマで関係する意味は、「1」と「2」です。つまり人格とは、その人の性格や個性や行動といったものを意味します。そう考えると、人格者とは、性格や個性や行動が優れている人ということになります。簡単にいってしまえば、道徳的に優れているということですね。

(2)人格者を英語でいうと?

では、人格者は英語でなんというのでしょうか。いろいろと調べてみましたが、日本的な表現であるため、なかなか「これだ!」という表現はないようです。

例えば、人格のことを「personality」といいますが、それを使って「You have a great personality!(とても性格がいい)」など表現したりするようです。また「character」も使えます。

2:人格者診断!人格者が備えている特徴5つ

では、本題に入りましょう。人格者といわれる人たちには、一体どんな特徴があるのでしょうか。

(1)誰に対しても公平に接する

人格者とは、道徳的に優れている人。そのため、年齢や性別、人種といったことを気にせず、誰に対しても公平(平等)に接します。間違っても、上司にこびを売って、部下にはつらく当たるなんてことはしません。

(2)偏見がない

「最近の若者は……」とか「やっぱり女は……」という言葉は、ネット上でも現実社会でもよく見かけます。しかし、人格者はそんな偏見をもちません。自分の目で見て、接した相手の言動だけを頼りに、相手を評価します。色眼鏡で人を見るようなことをしません。

(3)うわさ話を信用しない

偏見がないのと同じで、うわさ話を信用したりしません。うわさ話は尾ひれがついて、誇張されることも多いもの。また、ときには人を陥れようとする悪意のあるうわさ話が広がっていることもあります。人格者は、実際に自分で聞いたり見たりしたことで、相手を評価する傾向があります。

(4)人の悪口を言わない

人の悪口を言わないのも特徴です。その場のノリで、その場にいない人の悪口を言う人も多いでしょう。ですが、人格者は黙って聞いていたとしても、自分も悪ふざけで他人の悪口を言ったりすることはありません。

(5)いつも穏やか

人間ですから、何かをきっかけにイライラしたりすることもありますよね。思わず八つ当たりをしてしまうこともあるでしょう。ですが、人格者はいつも穏やか。まさに、神さま・仏さまといわんばかりに、いつもニコニコしていて穏やかに人に接することができるのです。

3:人格者になるには?人格を磨く方法5つ

人格者になるのは容易ではありません。ではどうすれば、人格者に近づけるのでしょうか。

(1)心に余裕をもつ

簡単なところでいえば、まずはストレスをためず、心の余裕をもつこと。イライラしていると、どうしても人に厳しく当たり、自分を優先してしまいます。リラックスして、穏やかな心でいられるようにしましょう。

(2)他人を優先する

自分よりも困っている人がいたら、その人がどんな人でも助けてあげられるようになりましょう。そのときは、決して見返りを求めてはいけませんよ。

(3)相手の立場で考えるにする

相手が何を考えているのか、相手が何を求めているのか、常に相手の立場になって考える習慣を身につけましょう。簡単なところでいえば、自分がされて嫌なことは人にしないとか、自分がその人だったらどう感じるかなどを考えるようにするといいかもしれません。

(4)約束やルールを守る

社会のルールはもちろんのこと、友達や恋人とした約束は必ず守るようにしましょう。仕事が忙しいなんていう言い訳は、もってのほかです。

(5)向上心をもつ

まずは、自分のためからスタートしてもかまいません。自分自身のため、そして将来的には人の役に立つために、知識や技術を身につけるようにしましょう。

4:まとめ

人格者になることは簡単なことではありません。この記事を書いている筆者自身も、人格者かというと、もちろんそんなことはありません。しかし、人格者を目指すことは誰でもできます。そのために、この記事をお役立ていただければと思います。