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倦怠期の意味は?原因と乗り越え方・おすすめデートスポット

コマツ マヨ

コマツ マヨM.komatsu

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目次

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1:倦怠期の意味は?

倦怠期とは、付き合いはじめの新鮮な気持ちが落ち着き、パートナーに対して飽きたり、その関係性に慣れ切ってしまったり、さらには愛情よりも嫌悪感が増してしまったりするような時期のこと。

長く一緒にいることによって、好きという気持ちが薄れてしまい、お互い想いが通じ合わなくなるタイミングを指します。

2:倦怠期って経験したことある?倦怠期の原因3つ

では実際にどのくらいの人が、倦怠期を迎えたことがあるのでしょう。そこで今回『MENJOY』では、20〜40代の男女340名を対象に独自のアンケート調査を実施。「長く一緒にいるパートナーとの間に、倦怠期を感じたことがありますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

ある・・・198人(58%)

ない・・・142人(42%)

半数以上の人が、倦怠期であるという自覚をもっていたことがわかりました。決して珍しいことではなく、普通に起こりえることだと考えられますね。

ではなぜ倦怠期は訪れるのでしょうか。その理由を考えてみましょう。

(1)特別感がなくなる

付き合い始めは何もかもが新鮮で、パートナーとの関係を特別なものと思いがちです。しかし、日が経って一緒にいることに慣れてくると、新鮮味が薄れて、ふたりの関係を特別なものと思えなくなります。

デートのレパートリーが少なく、いつも同じところで同じようなことをするだけで、一緒にいる時間を楽しめなくなることも、倦怠期の原因と考えられます。

(2)安定しすぎている

付き合ってすぐのころは、自分に気持ちを向け続けてほしいという思いから、必死になるもの。ですが、ある程度付き合いが長くなり、そう簡単に相手が自分から離れていかないという安心感が生まれると、次第に恋愛感情が冷めてきてしまいます。

安定した関係は素敵ですが、安定しすぎると倦怠期が訪れてしまうので注意が必要です。

(3)本性が出る

付き合いが長くなるにつれて、お互いの存在に慣れ、徐々に本音を出すようになりますよね。わがままを言ったり、意見が衝突したりすることが増えることも。そんな中で、これまで見たことのないような相手の態度にがっかりして、恋愛感情が薄れていくケースもあります。

3:倦怠期におすすめのデートスポット3選

普段のデートとは違ったことをすると、新鮮味が感じられて倦怠期を上手に乗りこえられるかも? 倦怠期におすすめのデートスポットをご紹介します。

(1)スポーツデート

テーマパークやショッピングモールなど、いつもどこかに出かけているというカップルは、視点を変えてスポーツデートはいかがでしょうか。近所の公園や広場でキャッチボールをするだけでもいいですし、自粛生活の運動不足解消のためにふたりでジョギングをするのもおすすめ。

運動経験のあるふたりなら、テニスコートをレンタルしてテニスをする、また山登りやサーフィンなどに挑戦するのもいいかもしれません。雨の日でもOKなボルダリング施設やラウンドワンの「スポッチャ」なら、気軽にスポーツが楽しめます。

(2)スパや岩盤浴

日ごろの疲れをとってリラックスできる、スーパー温泉や岩盤浴での癒しデートもおすすめ。お風呂でリフレッシュしたり、ゆっくりと岩盤浴に入ったりすることで、言葉はなくても時間を共有できる素敵な関係を築けていると感じられるはずです。

(3)海外旅行

海外へ旅をすると、国内旅行や普段のデートとは違った新鮮さを味わえます。日本語の通じない場所での相手の振る舞いを見て、新しい感情を沸き上がるかもしれませんし、異文化に触れることが、ふたりの関係に大きな刺激を与えてくれるかもしれません。

4:別れると後悔するかも…倦怠期の対処法3つ

倦怠期が訪れると、このまま付き合っていくべきかと悩んでしまいますよね。でも、別れを決意する前にできることはあります。別れてから後悔しないよう、倦怠期の対処法を考えてみました。

(1)気持ちの温度差を認識させない

相手の気持ちが冷めかけているのにもかかわらず、こちらがグイグイと愛情表現を行うのはよくありません。ふたりの気持ちの温度差に引かれてしまって、気持ちがさらに冷めてしまうからです。

顔色をうかがったり過剰に反応する必要はありませんが、ひとりで空回りしないよう、相手の様子を見ながら関係を維持していきましょう。

(2)それぞれの時間を楽しむ

何をするにも相手のことが最優先になってしまっていると、あなたの存在が重荷になってしまうことも。そのことで、ふたりの関係そのものにまで亀裂が生じてしまうかもしれません。

相手と過ごす以外にも楽しみを見つけ、それぞれの時間を充実させるようにしましょう。

(3)新しいことをはじめる

デートもありきたり、ふたりで過ごしていてもやることはいつも同じでマンネリ化しているカップルは、ふたりで一緒に打ち込める新しいものを見つけましょう。

いつもと同じことをしてばかりだと新鮮さがなくなり、一緒にいることを楽しめなくなるばかりか、相手への気持ちが冷めてしまったのだと勘違いしてしまいます。

5:倦怠期がないカップル・夫婦の特徴3つ

コミュニケーションを積極的にとっているなど、倦怠期がないカップルの特徴はたくさんあります。その中から、倦怠期が訪れないようにしたり、倦怠期をうまく乗り越えたりするために大切なことを3つご紹介します。

(1)気持ちを伝え合っている

倦怠期がないカップルの多くは、常にお互いの気持ちを言葉で表し、伝える努力をしています。普段から気持ちを伝えているので、相手の気持ちがわからず不安になったり、苛立ったり、誤解したりすることがありません。

ときにはケンカになることもあるでしょう。しかし、コミュニケーションがとれていれば、それも乗り越えていけるのです。

(2)フットワークが軽い

何をするにも腰が重く行動が遅い、なかなかデートプランが決まらない、準備が遅く出発に時間がかかる。どちらか片方のフットワークが重いのは、もめごとの原因になりやすいもの。ガッカリする機会も増えて、愛情が冷めてしまいやすくなります。

「今日何する?」「〇〇行ってみない?」「いいね!」というように、話が早くフットワークが軽いカップルは、些細なやり取りで揉めることが少ないため、いつも仲良しでいられます。

(3)建設的な話し合いをしている

意見が衝突したとき、どんな行動をとるかで、この先のふたりの関係性は大きく変わるもの。

ケンカをしても時間が解決してくれると思っていたり、理由や原因をうやむやにしたりするのはよくありません。同じことで何度もぶつかり、モヤモヤしたまま時間が経ってしまい、相手への尊敬や愛情が失われ取り返しのつかない状態になることも考えられるからです。

仲良しのカップルは、意見の衝突やケンカをしたあと、なぜ意見が衝突したのか、今後どうすれば同じようなことでケンカになるのを防げるのかなどをふたりで話し合います。

6:倦怠期を乗り切るポイントは3つ!

倦怠期を乗り切るための方法をご紹介してきましたが、あえて重要なポイントを3つに絞るとすれば、「すぐに別れを決意しないこと」「気持ちの温度差を広げないようにすること」「いつもと違ったデートで新鮮味を失わないようにすること」です。

焦ってあれこれ行動をせず、冷静にふたりの関係を見つめていきましょう。