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朝バナナダイエットで痩せる？朝バナナの美容・健康上の効果を解説
松田優Y.Matsuda
目次
隠す1：朝バナナダイエットで痩せる？
朝バナナダイエットとは、バナナを朝に食べるだけのダイエット方法。バナナは、栄養豊富で食べやすく、美容や健康にも良いといわれるメリットがたくさんあるフルーツのひとつ。
しかしバナナというのは、甘さもあっておいしいですし、カロリーもそれなりにあるようなイメージがあります。そんなバナナを食べるだけで痩せるというのには、どんな理由があるのでしょうか。
今回は、朝バナナダイエットについて、深堀りしていきましょう。
2：血糖値が上がりにくい？朝にバナナを食べる美容・健康上のメリット5つ
朝にバナナを食べることで、具体的にどのようなメリットがあるのかをご紹介します。
（1）低カロリーなのに腹持ちがいいのでお昼までおなかが空きにくい
バナナ販売で有名な「スミフル」のホームページによると、バナナの1本あたりのカロリーは約86カロリー。しかも、糖分が満腹中枢を刺激してくれるため、腹持ちもいいのです。朝1本食べるだけで昼までお腹が空きにくいので、午前中に空腹で集中できない……ということが避けられます。
（2）血糖値の急上昇を防いでくれる
肥満の人には、血糖値の急激な上昇を避ける食べ方が提唱されていますが、バナナは血糖値の急上昇を防ぐ効果もあります。また、ミネラルやビタミンB群、食物繊維などの栄養も豊富です。
（3）朝フルーツとして取り入れやすい
フルーツに含まれるブドウ糖が目覚めをよくしてくれるため、フルーツは朝に食べるのがいちばんいいとされています。バナナはスーパーやコンビニでも気軽に買えますし、常温で保存ができます。また、皮をむくだけで簡単に食べられるのも、忙しい朝に食べるフルーツとして、取り入れやすい理由のひとつといえるでしょう。
（4）むくみの解消
バナナに含まれてるカリウムは、むくみの原因である塩分を体外に排出してくれる働きがあります。カリウムは調理をすると失われやすいので、生で食べられるバナナならば、効率よく摂取することができます。
（5）お通じの改善
バナナは食物繊維が豊富なので、バナナを食べることでお通じの改善になります。2種類の食物繊維がバランスよく含まれており、そのうちひとつが、腸の中で水分を吸収して膨らむ性質をもっているそう。そのため、便の量が増えて、腸を刺激しお通じを促してくれます。
3：何本食べるのが正解？朝バナナダイエットの方法5つ
バナナを食べるだけの簡単な朝バナナダイエット。気を付けたいところを5つまとめました。
（1）朝バナナダイエットは何本食べるのが正解？
朝バナナダイエットは、バナナを何本食べるのが正解というのはありません。しかし、カロリーオーバーすれば、当然ダイエットにはなりません。バナナのカロリーは1本約86カロリーなので、1～2本程度がベターといえます。
（2）バナナと一緒に常温の水を飲む
朝にバナナを食べるとき、常温の水を一緒に飲みましょう。冷たい水は胃腸に負担をかけやすくなります。しょうが湯など体を温める飲み物でも大丈夫です。バナナの栄養素をしっかり吸収するため、味のする飲み物はバナナを食べてから15～30分以降に飲むのが良いとされています。
（3）昼食・夕食は軽めのいつもどおりでOK
朝バナナダイエットの目的のひとつは一日の摂取カロリーを減らすこと。加えて、腹持ちのよさで1日のカロリーをコントロールできるということです。ランチは、お腹の空き具合で調整すればOKですが、朝にバナナを食べれば、そこまでお腹は空いてないはず、ということも織り込み済みのダイエットだと覚えておきましょう。夜も当然、軽めがベター。
とはいえ、我慢はダイエットの大敵。痩せるのにいちばんの近道は無理をしないこと。ダイエット中ということを自覚して、バナナさえ食べておけば大丈夫といった考えを捨て、暴飲暴食にならないレベルで進めていきましょう。
（4）日付が変わる前に眠る
睡眠をしっかり取ることで痩せやすい体質になるといわれています。長く起きていて、ついつい食べてしまうということも避けられます。遅くとも日付が変わるまでに寝る習慣をつくってみましょう。ポイントは空腹で布団に入ること。夕食をいつもより少し早めにしてもいいですね。ちなみに、バナナには疲労を回復する栄養素もあります。
（5）バナナをスムージー状にする方法も
バナナをそのまま食べるのが苦手な人や、飽きてしまったという人は、朝バナナジュースダイエットという方法もあります。これはバナナと、牛乳や豆乳をミキサーにかけてスムージー状にし、朝食として飲むだけ。ジュースをつくる手間はかかりますが、牛乳をヨーグルトに変えてみたり、きなこを入れてみたりとアレンジしやすいので飽きにくくなります。
4：コーヒーがおすすめ？朝バナナと相性のいい食品5つ
バナナと一緒に食べると相性のいい食べ物をご紹介します。
（1）コーヒー
甘いバナナに苦いコーヒーは味の相性がバツグンです。コーヒーにはたくさんのポリフェノールが含まれており、バナナと同じく血圧を下げる効果があります。高血圧の改善、予防にはうってつけです。
また、コーヒーに含まれているカフェインはバナナと一緒に取ることで体調不良を防いでくれる効果も期待できます。バナナを食べた15分後くらいに飲むのがポイントです。
（2）ヨーグルト
ヨーグルトにひと口大に切ったバナナを入れて食べてみてください。バナナだけでは物足りないという人でも、満足感が増すのでおすすめ。また、ヨーグルトの酸味をバナナの自然な甘みが和らげてくれます。さらにヨーグルトの乳酸菌効果でお通じ改善もより促されます。
（3）豆乳
豆乳はダイエットにピッタリの飲み物。豆乳に含まれる大豆たんぱく質は体内への吸収がゆっくりなので、満足感を得やすいのです。バナナと合わせることで、さらに腹持ちがよくなります。豆乳を使って、バナナスムージーにしてもよいですね。
（4）ココア
ココアパウダーをバナナに振りかけて食べると、簡単に味変ができます。毎日バナナで味に飽きてきた人、スイーツ感が欲しい人におすすめ。さらに、ココアに含まれるカカオポリフェノールは冷え性の改善や動脈硬化の予防、ストレスの緩和、エイジングケア効果が期待できる成分です。
（5）キウイ
朝バナナダイエットではなく、朝キウイダイエットも有名ですよね。バナナとキウイをセットで食べると、バナナのアミノ酸とキウイのクエン酸を一緒に取れるので、ストレスに強い体をつくることができます。
5：朝バナナダイエット実践者のブログ5選
朝バナナダイエットでどれくらいの期間でどれくらい痩せられるのか、実践者のブログをご紹介します。
（1）みーママの子育てお助けblog
個人サイトを運営している「みーママ」さんの美容・ダイエットカテゴリーの1記事に、「朝バナナダイエット体験談！半年で-8kg成功！やせすぎて結婚式でハプニング!?やり方や効果レビュー！」があり、朝バナナダイエットの体験談が紹介されています。お通じが改善されたり、朝すっきり目覚められるようになったり、お肌の調子もよくなったりしたそうです。
急いではいないけどきれいになりたい、時間がかかってもいいから痩せたい、そんな人にとっては、参考になるのではないでしょうか。
（2）あやパンダはまっすーLOVE♥
「あやパンダ」さんのブログ記事「朝バナナダイエット★1ヶ月挑戦した結果」では、ふたりのお子さんと一緒に1か月、朝ご飯にバナナ2本とヨーグルトを食べ、慣れてきたら1本半、1本と徐々に食べる量を減らした経緯が綴られています。
試行錯誤する様子がわかり、ダイエットを試してみては失敗し諦めてしまい、結局痩せられないということを繰り返している人でも、ブログを読めば、再び頑張る気持ちになれそうです。
（3）RoboMaru Blog
「ロボ丸」さんは1か月、朝バナナダイエットに毎朝20分ほどストレッチと軽めの筋トレをプラスして、3.5kg痩せたそうです。その方法を「バナナダイエット・1ヶ月で-3.5kg痩せる方法」として、記事でまとめています。
昼食や間食は野菜やナッツ類を多めに食べて、夕食は好きなものを食べるという、メリハリを効かせた食事とセットで続けています。1か月でしっかり効果を出したいという人におすすめです。
（4）マンガ家高橋陽子の「頑張りましたねタカハシさん」
高橋陽子さんは朝バナナダイエットを4週間実施、毎日体重を測ってグラフにしていました。「朝バナナダイエット4週間の体重変化折れ線グラフ！泣きの解説付き！」記事でグラフ付きでその経緯をまとめています。
その時々の出来事なども一緒に記録し、ダイエットの効果を見えやすくする工夫をしています。「どうしてここで体重が増えたのか」など理由がわかって、納得しながらダイエットを進めていけるでしょう。
（5）アラサーのダイエット実験記録 体脂肪率7%
「goal」さんは最後のダイエットとしてバナナダイエットにチャレンジし、目標体重を達成したとのこと。バナナダイエット10日間で、54kgから48kgに体重が減少したそうです。
これまでにチャレンジしてきたさまざまなダイエットに関しても、詳しく掲載してくれていますので、自分に適したダイエットがわからないという悩みを解決してくれるかもしれません。
6：まとめ
バナナダイエットのよいところは、バランスの良い食生活の助けになるところ。明日からでもすぐ始められるので、まずは1週間続けるところから始めてみませんか。
【参考】
