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恋とはつまり何？恋と愛の違いや名言、男女が恋に落ちるタイミングの違いを解説
毒島 サチコS.Busujima
目次
隠す1：恋とは…恋に落ちると人はどうなるのか？
恋に落ちる瞬間、どんな感覚になりますか？ 一瞬にして、世界が輝いて見える……なんて言いますが、そんなロマンチックなものではなく、気がついたら落ちているために無感覚だったり、どうしようもなくつらく切ない感覚を覚えることだってありますよね。
長く人類の歴史が紡がれ、科学技術がどんなに進化しても、そのメカニズムが解明されないのが「恋」。だからこそ、恋はいつだって人々を夢中にさせ、振り回し、生きる活力にも変わるのでしょう。
2：恋と愛の違い
……と、その前に「恋」と「愛」の違いについてみていきましょう。辞書では以下のように説明されています。
（1）恋とは
恋に関して下記のふたつの例が紹介されています。
こい【恋】
１ 特定の人に強くひかれること。また、切ないまでに深く思いを寄せること。恋愛。「恋に落ちる」「恋に破れる」
２ 土地・植物・季節などに思いを寄せること。
出典：デジタル大辞泉（小学館）
（2）愛とは
愛に関しては、下記の6つの例が紹介されています。
あい【愛】
１ 親子・兄弟などがいつくしみ合う気持ち。また、生あるものをかわいがり大事にする気持ち。「愛を注ぐ」
２ （性愛の対象として）特定の人をいとしいと思う心。互いに相手を慕う情。恋。「愛が芽生える」
３ ある物事を好み、大切に思う気持ち。「芸術に対する愛」
４ 個人的な感情を超越した、幸せを願う深く温かい心。「人類への愛」
５ キリスト教で、神が人類をいつくしみ、幸福を与えること。また、他者を自分と同じようにいつくしむこと。→アガペー
６ 仏教で、主として貪愛 （とんあい） のこと。自我の欲望に根ざし解脱 （げだつ） を妨げるもの。
出典：デジタル大辞泉（小学館）
（3）恋と愛の違い
上記を見てみると、愛について説明している2番目の中には、「互いに相手を慕う情。恋。」と記載があります。つまり辞書では、愛の中の感情のひとつに恋がある……と解釈することができます。そして、愛は「何かを大切にする気持ち全般」のことと言えますが、恋は、特定の人やものに強く惹かれることだといえそうです。
3：恋に落ちるとどうなる？恋をする男性の特徴3つ
では、恋に落ちると、人はどうなるのでしょうか。まずは男性の傾向から見ていきましょう。
（1）連絡頻度が増える
「マメな男性は少ない」と一般的にいわれていますが、恋に落ちたときだけはマメになるという人は少なくありません。好きな人に対しては、無意識のうちに前のめりになってしまうのでしょう。
（2）目で追う
マメになるという積極的なことはできずとも、いつの間にか好きな人の事を目で追ってしまう……というシャイなタイプもいます。友人から「〇〇さんのこと、好きでしょ？」とつっこまれて、自分の気持ちに気付くというタイプも。
（3）見栄を張る
カッコよく見られたいという気持ちから、デートをリードしようとしたり、余裕のある姿を見せようとしたり……。でもそんなときに限って失敗したりして、ひどく落ち込んだときに「あぁ、すごく好きなんだな」と自分の気持ちを再認識するという鈍感さんもいます。
4：男性との違いは？恋に落ちた女性の特徴3つ
続いては女性の特徴をチェックしていきましょう。
（1）おしゃれをする
女性が恋に落ちたとき、いちばん思うのは「かわいくなりたい！」ということ。鏡を見る頻度も増え、ダイエットしたり、ヘアやメイクを変えてみたり。新しい服を買ったりして、バージョンアップに精を出します。
（2）友達に話す
「ヤバい、私好きな人できた」とすぐに友人にシェアしたくなるのも女性あるある。恋の話をするのも聞くのも大好きという女子は多く、とにかく誰かに言いたくなっちゃうというタイプが圧倒的です。不倫など、好きになってはいけない相手を好きになったときでも、黙っていられない……という人も。
（3）スマホを見る時間が増える
彼はSNSに投稿してる？ 彼からLINEの返信がこないかな……など、気になってスマホを見る時間が増えるのも、あるあるです。
5：哲学的にみる本当の恋とは？恋とは何かがわかる名言3選
偉人たちは、恋について、こんな言葉を残しています。
（1）恋愛は、チャンスではないと思う。私はそれを意志だと思う。
作家、太宰治の言葉です。恋多き作家として知られている彼にとって、恋愛は目の前にきた偶然ではなく、自ら選び取ったものだったのかもしれません。そこには、ある種の覚悟と潔さが感じられもします。
（2）ほどほどに愛しなさい。長続きする恋はそういう恋だよ。
シェイクスピアの言葉です。長続きするカップルを見ていると、お互いが恋焦がれるというよりも、お互いを思いやっているように見たりもしますよね。ほどほどに愛すること、それこそが本当の恋を生む行為なのかもしれません。
（3）大恋愛も、耐え忍ぶことが大切です。
ココ・シャネルの言葉です。恋愛で味わうのは、幸せな気持ちばかりではありません。苦しい状況をいかに耐え忍ぶか……。つらくても苦しくても、一緒にいたいと思える相手とするのが大恋愛と言えるかもしれませんね。
6：恋とはつまり…
「恋」はすごくロマンチックな言葉です。でも、ほとんどの恋は、「好きになってもらいたい」「愛されたい」という自己中心的な感情から始まり、相手を傷つけ、ときに傷つけられ、最終的には終わってしまうもの。
そして、それでも何度落ちてしまうものです。恋が自然と愛に昇華されるよう、自分の自己中心的な気持ちを認めつつも、相手と一緒にいられるように、思いやりの心を持てたらいいですね。
