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禁欲とは?メリットや理想的な期間、禁欲主義の由来を解説

青木 エイミーA.Aoki

目次

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1:「禁欲」とは?

(1)禁欲の意味

まずは辞書で、その正しい意味を確認してみましょう。

きん‐よく【禁欲/禁×慾】

本能的な欲望、特に性欲を抑えること。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

「禁欲」とは、肉体的な欲望を抑えること。主に性欲について指していることが多いようですが、ダイエットなどを目的にして食欲を徹底的に抑え込むことも禁欲です。

(2)禁欲の類語と対義語

「禁欲」の類語には、性欲を自制する意味の「節制」や、性的な関係を慎む「不犯」などがあげられます。対義語は酒や女遊びばかりする「放蕩」や官能上の楽しみの限りを尽くす「享楽」などが該当します。

(3)禁欲を英語でいうと?

英語では、禁欲主義や苦行を意味する「asceticism」で表現できます。特に性欲の禁欲をあらわす場合は「continence」。同じく制欲の禁欲では「sexual abstinence」という表現も存在します。

2:欲望は悪なの?禁欲主義の由来

禁欲主義の意味を辞書で調べてみると、下記のとおりでした。

きんよく-しゅぎ【禁欲主義】

肉体的また世俗的欲望を抑え、道徳・宗教上の理想を実現しようとする立場。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

この禁欲主義は、性欲や食欲など人間の動物的な本能を悪として否定することがベースになっています。その起源はキリスト教、ユダヤ教、仏教と世界各地で古くからさまざまな宗教においてみられてきたものとされています。そして、その形が現在の仏教の僧院やキリスト教における修道院という形で引き継がれています。

3:禁欲する意味は?その大きなメリット5つ

(1)依存から抜けられる

お酒やタバコなど、欲望は依存症を生み出すこともあります。性欲についてもセックス依存症が近年話題にあがることも。禁欲生活をすることで、これらの依存から抜け出すことができるようになるでしょう。

(2)精神が強くなる

好きなことを我慢することで、自制心がつきます。精神的にタフになり自己をうまくコントロールできるようになることもメリットのひとつ。自分のためになる行動を積極的に取ることができるようになり、今以上に充実した生活を送れるようになるでしょう。

(3)時間の効率化

人にもよりますが、あらゆる欲を我慢することで、その欲にまつわる時間を有効活用することができるようになります。ひとりエッチや、セックスや、それについて悶々と考えている時間……。禁欲は欲を抑えるところにあるので、それに翻弄されることがなくなると考えたら、生活がスマートになるのではないでしょうか。

(4)性欲が高まる

程よく性にまつわることを控えると、性欲が高まるとされています。すぐに興奮し、いつも以上にセックスに満足感を覚える人も多いでしょう。恋人とのセックスがなんとなく乗り気になれない、マンネリ化しているという人は、適度に禁欲してみると盛り上がるかもしれません。

(5)願掛けになる

「断ち物」といって、自分の好きな食べ物やタバコの嗜好品といったものを絶つことで、神様により強固な願掛けができるという考えが古来より存在します。受験や身内の入院など、ここぞという場面で試してみてはいかがでしょうか。

4:禁欲のデメリット5つ

(1)人間味がない

欲望に従って行動することはある意味人間らしいともいえます。あまりに禁欲的な生活を送りすぎると、人間味の部分が欠けてしまいがち。言動なども変わってくることが予想されます。それによって、友人関係など周囲の人間関係に影響が出てしまうことも考えられるでしょう。

(2)過剰なストレス

「〇〇してはいけない」と抑圧され、過剰にストレスが溜まる場合があります。その結果、心身を害し、せっかく向上心を高めるために行ったにもかかわらず、行う前よりも良くない結末を迎える場合もあるでしょう。

(3)集中できない

人によっては好きなことができないイライラや、「(禁欲なんて)やりたくないのに」という否定的な感情に支配されて、まったく集中できないという場合も。結局は、禁欲した意味がなくなってしまう場合があります。

(4)より大きな欲求につながる

例えば子供のときに「ゲームはしてはダメだ」と抑圧されていた場合、自分でゲームを買えるようになったり、自由に時間を使えるようになったときに、ゲームにのめり込むようになることが多いです。

今まで我慢させられたことによるフラストレーションが、より大きな欲求につながってしまう危険性は視野に入れておいたほうがいいでしょう。

(5)性機能の低下

諸説ありますが、男性がひとりエッチを我慢しすぎた場合、外に出せずにいるままの精子が古くなり、それが体に悪いという説も。具体的には不妊や勃起不全とも関連しているとされています。何事もやりすぎは良くないということですね。

5:理想的な禁欲期間とは?

先ほどの話にもあったように男性の場合、精子が体内に生存できるのが3日間といわれています。そのため、3日に1回は射精したほうがいいというのが一般的な見解です。なので、それを考えると、禁欲といっても3日以内がベストなのではないでしょうか。

そのほか禁欲については、個人のストレス耐性や禁欲する内容などによっても異なるもの。「目標を達成したら」など、出口を見つけた上で期間を設けてみてはいかがでしょうか。

6:まとめ

「オナ禁」と呼ばれるひとりエッチの我慢は、やりすぎは健康を害するリスクが高まります。何事もやりすぎは体に良くありません。禁欲はやりすぎず、適度に行うのがいいといえるでしょう。