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「不倫をやめてください」は妻の心の叫び?やめさせる方法5つ
並木まきM.Namiki
目次
隠す1:不倫されたこと、したことある?
不倫をしたり、あるいはされたりしている人は、現実にどのくらいいるのでしょうか。オープンに話すことではないので、リアルな数字はあまり見えてきにくいもの。
そこで今回『MENJOY』では独自のアンケート調査を実施。20~40代の独身男女500名に「結婚していて家庭のある人と交際した経験がありますか?」という質問を、また既婚男女500名に「不倫をしたことや、配偶者から不倫をされた経験がありますか?」と質問をしてみました。
結果は以下のとおりです。
【独身】
ある・・・78人(15.6%)
ない・・・422人(84.4%)
【既婚】
ある・・・125人(25%)
ない・・・375人(75%)
多数ではないものの、不倫経験者は意外と多い結果となりました。映画やドラマの中だけでなく、現実にも不倫をしている男女が決して少なくはないという実情が窺えます。
では、実際にパートナーが不倫をしたとき、どうすれば不倫をやめさせることができるのでしょうか。
2:不倫をやめさせる方法5つ
(1)寂しさを感じさせないようにする
不倫をする人の多くは「寂しかったから」というような、身勝手な理由を口にすることが多いもの。パートナーに不倫をやめさせるには、相手に寂しさを感じさせないように意識するのも、ひとつの方法といえるでしょう。
(2)相手の欲求を満たす
性的な欲求をはじめ、不倫をする人が正式なパートナーとの間に「満たされない」と感じているものがあるなら、そこを満たしてあげることはひとつの抑止力に。
(3)楽しい時間を増やす
不倫というのは心の隙間でするもの。一緒にいて楽しい時間を増やすと、不倫をするのがバカバカしく感じてしまい、あっさりと足を洗う人も。
(4)諭す
不倫をすれば社会的信用を失いますし、妊娠などが伴った場合は、経済的にも大きなトラブルへのと発展するもの。そういった行為の裏側にあるリスクを冷静に伝え、本人に気づきを与えるのもひとつの手。
(5)社会的な制裁をくだす
最終手段ではありますが、弁護士を通じて慰謝料を請求するなど、社会的な制裁をくだすことで不倫をやめさせることも。ただしこの場合、相手に突きつけるだけの証拠を集める必要があります。
3:不倫を認めないクズに対抗するために…押さえておきたい証拠5つ
(1)ふたりが肉体関係にあることが推測できる写真
ラブホテルや相手の自宅に出入りしている写真など、ふたりが肉体関係にあることが容易に推測できる写真は、浮気を認めさせるためには強力な証拠になります。自分で撮影するのが難しい場合には、探偵などのプロに依頼することもできます。
(2)ふたりに肉体関係があることがわかるやりとり
LINEやメールなどで、ふたりが肉体関係にあるであろうやりとり、つまり「交際」している事実がわかるやりとりがあれば、これも証拠として使えます。
(3)クレジットカードの明細
利用したホテルや旅館、レストランなどの履歴がわかるクレジットカードの明細があれば、これも浮気の証拠として活用できます。また、相手の自宅近くのスーパーマーケットやコンビニでの利用履歴も、ふたりが特別な関係にあったと裏付ける証拠にできるでしょう。
(4)SNSでのやりとり
SNSで思わせぶりなやりとりをしていたり、デートの様子を投稿していたりするポストがあれば、これも証拠として集めておくと有利です。単体では証拠になりにくいものでも、他の証拠と組み合わせることにより、相手の浮気の事実を主張しやすくなるでしょう。
(5)電子マネーの履歴
相手の家に通っている履歴がわかるような電子マネーの履歴が入手できれば、これも浮気の証拠として活用できます。毎週、決まった曜日に自宅ではない方面の電車に乗っているという履歴は、浮気相手の家に通っていた証拠になりやすいでしょう。
4:不倫相手、配偶者からとれる慰謝料の相場は?
浮気をしている事実が判明すれば、不倫相手や配偶者に慰謝料を請求できます。心の傷はお金で癒えることはないものの、相手に対して制裁をくだすという意味では、慰謝料を請求することで、心の整理をする人も少なくありません。
相場としては、数十万円から数百万円の範囲内です。たとえ相手が資産家だったり高収入だったりしても、慰謝料の相場が高くなることはありません。また、その浮気が原因で夫婦関係が破綻しているほど、慰謝料は高額になります。ただし、高額な慰謝料請求に相手が合意すれば、相場を超えた慰謝料を受け取ることも可能です。
ただし、相手にお金がない場合には、慰謝料を請求することはできても、実際に支払われるかはまた別の話……となるのが現実です。
5:「不倫をやめてください」と言ってもやめない人も多い
パートナーの不倫を知り「やめてください」と話をしても、やめない、あるいは繰り返す人も多いのが現実です。「浮気は病気」とも言われるだけに、浮気性な性格は治りにくいもの。
「やめる」と約束したのに、いっこうにやめる気配がないパートナーに対しては、どこかのタイミングでしかるべき制裁をくわえるのも、有効かもしれません。