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楽しみがない…みんなはどう?何をしても楽しくない原因と解決策

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

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1:何をしても楽しくないのはなぜ?

「最近なぜか何をやっても楽しいと感じられない……」そんな思いを抱えて過ごしていませんか? 毎日に楽しさが見出せないと、人生損している気になってきますよね。どのくらい人が「毎日が楽しくない」と感じているのでしょうか。

そこで今回『MENJOY』では、20~30代の男女500名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「何をしても楽しくないと思うことはありますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

ある・・・348人(70%)

ない・・・152人(30%)

全体の7割の人が、日常に楽しみが見つけらないと悩んでいるようです。しかし、何をしても楽しくないのには、それなりの理由と、解決法があるのです。それを学んで、つまらない毎日とオサラバしましょう。

2:仕事もプライベートも楽しくない…何をしても楽しくない原因5つ

何をしても楽しいと思えない時は、日常に何かしらの原因が隠れているもの。まずはその原因を見つけてみましょう。

(1)毎日に変化が感じられない

社会人になると、毎日の生活リズムが一定になり、変化がないシステマティックな毎日を過ごしていることも多いもの。

毎日会う人も仕事内容も同じ、休みの日は疲れを取ることに専念しているうちに一日が終わる……。気が付けば同じローテーションばかりを繰り返す日々。特に新しい発見や感動もなく、あまりの刺激や変化のなさから、毎日が楽しいと思えなくなってしまうのです。

(2)心身ともに疲労が溜まっている

心身ともに疲れてくると、毎日を楽しむ余裕が持てなくなります。仕事が忙しく十分な睡眠時間が確保できていなかったり、体調不良を感じるけど休めないといった状況が続いていると、何かを楽しむための余力を作ることもできません。

また、遊びたいのに遊べず不満が募ったり、仕事先の人間関係でストレスを抱えているなど精神的にも疲労していると、心の余裕がなくなり何かを楽しもうという気持ちさえ削がれてしまいます。

毎日が楽しくないのは、単純に時間に余裕がないからではなく、心身に余裕がないからかも……。

(3)仕事を「楽しい」と思えない

社会人の多くが、一日のほどんどの時間を仕事に費やしています。その仕事に楽しみを見出せないとなると、多くの時間を重たい気持ちで過ごすことになり、必然的に毎日が楽しいと思えなくなってしまいます。

もちろん仕事は楽しいことばかりではありません。しかし、仕事にやりがいや喜びが感じられない、仕事のせいで毎日辛い思いをしているといった場合は、現在の仕事を見直してみることも必要でしょう。

(4)燃え尽き症候群になっている

毎日を楽しもうと頑張っていたはずなのに、今はやる気も出ないし楽しくない……。そう感じるなら、「燃え尽き症候群」になっている可能性も。仕事や身の回りの人間関係づくりに頑張ってきた人ほど陥りやすい症状で、「自分ならもっとできる、もっと頑張らないと」と奮起するほど燃え尽きた時の反動が大きくなります。

燃え尽き症候群を自分の力で脱却するのはなかなか難しいですが、「目に見える結果だけがすべてではない」と教えてくれる人が身近にいれば、次第に解消されていくでしょう。

(5)楽しいことを共有できる人がいない

日常にある「楽しい」という気持ちを共有できる人は身近にいますか? もちろんひとりでもいろいろなことを楽しむことはできますが、恋人や友達と同じことをして同じ気持ちを共有することで、新しい体験となり、「楽しい」という気持ちも増幅しやすくなります。

職場に行っても業務的な話ばかり、休日もひとりで過ごす時間が多いといった生活が続くと、「楽しい」と思える瞬間が少なく、やがて楽しいと思えること自体が減っていくこともあるでしょう。

3:楽しみがないと感じるのは病んでるとき?元気になる方法5つ

楽しみがない日々が続くとどんどん気が病んでいき、負の連鎖になりがち……。しかし気持ちや行動で自分を元気づければ、毎日を楽しいものに変えていくことも十分可能です。元気になる方法を見つけて、病み気分を卒業しましょう。

(1)新しい趣味を見つける

社会人になると、前から気になっていたことや習い事があっても、時間の余裕のなさから「今度でいいや」と後回しにしがち。マンネリ化した毎日に飽き飽きしている人は、これを機に新しい趣味を見つけてみてはいかがでしょうか。

刺激のない毎日には、新しい風を取り入れるのがいちばん。実際に趣味や習いごとを始めてみるのはどうでしょうか。お金や時間に余裕がないという人は、情報や資料を集めて調べてみるだけでも、新鮮な楽しみや刺激が見つかりますよ。

(2)生活環境を変えてみる

安定した生活リズムがマンネリ化した毎日の原因であれば、思い切って新しい環境へ飛び込んでみるのもひとつの手です。引越しをしたり、新しい職場へ転職することで、仕事や日常生活によるストレスをなくすことができます。

とはいえ、引越しや転職は簡単に判断ができるものではなく、すぐに変えるのは厳しいという人も多いはず。そんな人は日常空間をアレンジしてみるのも良いでしょう。例えば、室内のレイアウトやインテリアを変えてみるだけでもOK。

また、散らかった部屋の中で生活をしていると、精神的に不安定になりやすくなります。部屋の掃除をしたりいらないものを処分して、気分もスッキリさせてみましょう。

(3)ストレスに感じていることをやめる

毎日が楽しくないということは、毎日の生活の中で何かに対してストレスを感じている可能性が高いです。まずは毎日の生活から、自分が今、何にストレスを感じているのか……その原因を探ってみましょう。

例えば職場の飲み会が苦手であれば、断る日を作ってみる。プライベートの時間が足りないと感じるなら、生活リズムを見直す。お金の不安があれば生活費や貯蓄計画を見直してみる、など……。できる範囲からストレスに感じている原因を解消していきましょう。

(4)旅行に行く

普段の生活空間では、どうしても仕事のことを考えてしまって、悩みやストレスから逃げることも難しいでしょう。しかし旅行に行けば、仕事や日常生活を忘れて時間を過ごすことができ、心身ともに元気になれます。

旅行先で、普段生活している場所と違う景色や人、食事、文化に触れることで、さまざまな体験や刺激を得ることができます。旅行で得たものを持ち帰ることで、毎日の生活や仕事への向き合い方が変わることもよくある話です。

(5)出会いの場に出かける

ひとりで味わえる楽しみはもう十分……という人は、楽しみを共有できる友人や恋人を見つけに、出会いの場に出かけてみませんか?

サークルや習いごと、イベントに参加することで、自分と同じ趣味や関心を持つ人たちと出会うことができます。共通点があれば会話も盛り上がりやすく、距離も縮めやすいでしょう。

何気ないやり取りから距離が縮まれば、飲み仲間や週末に一緒に遊ぶ関係に発展することも。ひとりの時間が減ることで、毎日が楽しくなることもありますよ。

4:楽しみがある人ってこういう人!キラキラしている人の特徴3つ

毎日を楽しんで生きている人は、なんとなくキラキラして見えるような気がしませんか? 楽しみがある人もそうでない人も、実は目に見えてわかってしまうもの。楽しみがある人の特徴から、自分との違いを比較してみましょう。

(1)ポジティブ思考

キラキラと輝いて見える人に、ネガティブ思考の人は少ないですよね。同じ出来事に対して、ポジティブに受け取るかネガティブに受け取るかで、行動は大きく異なります。何事も前向きに考えることで、厳しい場面に直面した時の立ち向かう力となり、逆にマイナスからプラスに転じさせることも可能です。

人生楽しいことばかりが続くわけではありませんが、なるべく楽しいと思える場面を増やせるよう、何事にもポジティブに挑むことは大切です。

(2)健康的な生活を送っている

健康的な生活には、精神を安定させる効果があります。特に早寝早起きは重要で、朝日を浴びて体内時計がリセットすることで、清々しい一日がスタートできます。

夜はしっかりと睡眠時間を確保することで、心身の休息を取ることができるだけでなく、余計な不安を感じる時間を強制的に少なくすることも可能です。

また、きちんとした食事や睡眠、運動は、健康面も美容面にも良いことづくし。体の調子が良ければ、自然と気持ちも前向きとなり、何事にも楽しむためのパワーも漲ってくるでしょう。

(3)他人の目を気にせず自分を貫いている

毎日に楽しみがある人は、他の人の目を気にせず、自分らしさを貫いている人が多いです。毎日幸せそうな人や何かに成功している人を見ると、ついつい自分と比較して落ち込んでしまうこともありますよね。

しかし、本当に大切なのは、他の人ではなく自分がどうであるかということ。自分がどうすれば毎日を楽しく過ごせるのかを、他人の目線ではなく自分の目線で考えることこそが、毎日を楽しむコツです。自立した精神を持ち、自分が自分を楽しませる努力をしましょう。

5:まとめ

楽しみが見つけられないのは、いつもの生活ルーティーンや自分のできる範囲のことに、どこか飽きてしまっているから。楽しみを見つけるためには、「いつもと同じ」を変えることを心がけてみましょう。

毎日の限られた時間の中で目いっぱい楽しむためには、心身の余裕が必要です。何から手をつけたら良いかわからないという人は、ひとまず規則正しい生活からスタートしてみてはいかがでしょうか。