恋のなやみに効くメディア

疲れた時はどうしたらいい?おすすめの食べ物や飲み物、精神面の対処法

番長みるく

番長みるくM.Bancho

©gettyimages

目次

隠す

1:疲れた時はどうしますか?

仕事や人間関係などで精神的に疲れる……というのは、現代に生きる人間であれば、誰もが感じること。そんな時、みんなはどうしているのでしょうか。

そこで今回『MENJOY』では、20~40代の男女500名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「疲れた時のいちばんのエスケープ法は何ですか?」という質問をしてみました。回答の多かった上位5つをランキング形式でご紹介します。

第1位:たくさん寝る・・・239人(47.8%)

第2位:何もせずにゴロゴロする・・・73人(14.6%)

第3位:おいしいもの食べる・・・45人(9.0%)

第4位:スパやマッサージに行く・・・23人(4.6%)

第5位:ゆっくり音楽を聴く・・・19人(3.8%)

約半数の人が「寝る」と答えました。疲れているときには睡眠不足ということも多いですし、起きていると悩んでしまうから寝るという人、つらいことも寝たら忘れられるという楽観的なタイプもいるでしょう。

2:人は疲れすぎるとどうなる?

疲れすぎると朝スッキリと起きれず、休日も活動的になる気分になれずにいつもゴロゴロ……。それでも休んだ気にならず、だるさを感じることもあります。さらに慢性的な疲労がたまると、疲労感を自覚できなくなり、ひどい場合は、何もやる気になれないなどのうつ傾向になるケースも。

疲労感が1か月以上続く状態を「遷延性疲労」といいます。そして、6か月以上続く「慢性疲労」になると、日常生活に支障をきたす可能性もあります。早めに医療機関などで専門家に相談しましょう。

3:コンビニでも買える!疲れた時におすすめの食べ物3選

疲れた時にサクッと食べられる、コンビニでも買えるおすすめの食べ物を3つご紹介します。

(1)甘いもの

疲労感が高まっているときには、脳が甘いものを欲求します。そのため、チョコレートなどや菓子パンなど、甘いものが食べたくなります。

しかし最近では、糖質を取ると血糖値が急に上がり、それを抑制させようとインスリンが分泌されて急降下し、さらに疲れるともいわれています。また、糖質の摂りすぎは脳の老化を高めるという警鐘もあちこちでされています。

とはいえ、本当に体や心が疲れているときに、ガマンや禁止をすることがよいとは限りません。もちろん、ドカ食いはやめたほうがいいに決まっていますが、ソフトキャンディーやのど飴などをひとつ食べるだけでホッとできるということもあります。バッグにひとつ忍ばせておくだけで、お守り代わりにも。

(2)食べやすい形状のタンパク質食材

肉や魚、卵などに含まれる動物性たんぱく質は、ストレス症状を和らげる材料になります。良質なたんぱく質は筋肉などの肉体的な疲労回復だけでなく、精神的疲労にもいいとされています。

忙しすぎて毎食が丼ものやラーメンなど、さくっと食べられて満足感が高いという理由で、炭水化物ばかりになってしまっているという場合には、サラダチキンやゆで卵、スティックタイプのチーズなど、簡単に食べられるタンパク質食品にスイッチしてみると、いい効果が期待できます。

(2)緑黄色野菜やカットフルーツ

カボチャやニンジンなどの緑黄色野菜は、βカロテンやビタミンCが豊富で、ストレスなどによる精神的な疲労に効果的です。コンビニなら、カボチャのサラダやスティックサラダがよいでしょう。また、食べやすいパイナップルやリンゴのカットフルーツもおすすめ。最近ではコンビニで冷凍されたイチゴやブルーベリーなどがが売られていることも多いです。常備しておくと安心です。

(3)和定食メニュー

疲労をとるにはバランスのとれた食事がいちばんといわれています。外食やするときや、コンビニなどでお惣菜を選ぶときには、和定食をイメージするといいでしょう。

アジやさんま、サバなどの青魚には、不飽和脂肪酸など、頭が疲れているときや気分が落ち込んでいるときの回復の手助けになる栄養素が豊富です。

4:仕事で疲れた時や眠い時におすすめの飲み物3選

疲れた時や眠い時には、どんな飲み物がおすすめなのでしょうか?

(1)オレンジジュース

仕事で疲れた時や眠い時は、クエン酸やビタミンCが手軽に補給でき、しかもフレッシュな味わいで気分も晴れるオレンジジュースがおすすめです。オレンジに含まれる「αリモネン」という香りは、気持ちを前向きにしてくれるリラックス効果もあります。

(2)豆乳・プロテイン

飲み物でも疲労回復に必要な栄養素であるタンパク質を補っていきましょう。手元にプロテインのサプリメントがあるならそれがベスト。なければ豆乳でもよいでしょう。プロテインを水に溶かして飲むことに飽きたら、アイスコーヒーやアイスティーと混ぜてシェイクして、ラテのように飲むのもおすすめです。

(3)緑茶

温かい緑茶を時間をかけて少しずつ飲むと、気持ちが落ち着きますよね。それは、日本人に根付いた心理的なものというだけでなく、緑茶そのものに、神経系の疲労回復や代謝の活動を進める効果があるからなのです。

ボディビルダーの中にも、筋トレをした疲労感がのこらないように、トレーニングあとに緑茶を飲むということをルーティーンにしている人が多いです。

5:人生に疲れた…精神的にも辛いときの対処法は?

まずは、精神的に辛いと感じる原因を探ることが大事。そして、解決法を精査していきますしょう。場合によっては、ストレスが大きすぎる仕事から離れたり、人間関係を断ち切る必要も出てくるかもしれません。

そんなことは無理、という場合、誰か信頼できる人に相談してみてください。自分を苦しめない解決法を考えてくれるかもしれませんし、話してみることで、やはり、決断をするべきだと自分で思えるかもしれません。

また、自分の心の奥に封じ込めていた気持ちを吐露するだけで意外とスッキリできるということもあります。

6:心が疲れた時に読む本3選

心が疲れた時におすすめの書籍をピックアップしました。

(1)『仕事も人間関係もうまくいく 「気遣い」のキホン』三上ナナエ (すばる舎)

人間関係で疲れる理由として、よかれと思った気遣いが裏目で出たり、他人の気持ちに気がつくのが遅れたりして生じるトラブルなどがありますよ。正しい気遣いというのは難しいもの。この本は、気遣いのスペシャリストともいえるキャビンアテンドだった著者が、学校や職場ではなかな教えてくれない気遣いのコツを教えてくれるもの。

わかりやすく具体的なので、読んだその日から自分を変えられます。マナーの域を超え、良好なコミュニケーションを積極的に行う勇気をくれる1冊です。

(2)『母という病』岡田尊司 (ポプラ社)

実際に母親との関係に悩んでいる人だけでなく、なぜ自分が辛いのか、理由がわからないという人にもおすすめ。それは、心のバランスを取るのが難しい人の中には、母親が原因である場合が多いとされているからです。専門的な話ですが、誰にでもわかるようにていねいに書いてあり、するすると読めます。

(3)『考えない練習』小池龍之介(小学館)

筆者自身が考えすぎて辛くなったときに、何度も繰り返し読んでいた本です。仕事や人間関係に疲弊しているときは、たとえ嫌なことや相手が目の前にいなくても、意識から離れず、繰り返し思い出してしまいます。そしてそのことを考えてしまうのです。

この本は、「気持ちをらくにするには、五感を大切にする生活を意識することが大切」という視点から、仏道にからめて実践しやすい方法を説いています。

7:心の疲労は頑張りすぎているサイン

精神的に疲れた時はストレスの原因になっていることから離れ、心を休めることが大事です。心を病気は、体以上に回復までの時間がかかります。こまめに心を休めて、のんびりする時間を確保してくださいね。