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イエダニに刺されたときの対処法は?退治法やイエダニとツメダニの違い

水野 文也F.Mizuno

目次

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1:イエダニに刺されたことある?

ダニに刺されると、とてもかゆいだけではなく、赤く腫れてしまいます。そんな不快な思いをした経験がある人が少なくないのではないでしょうか。

そこで、『MENJOY』では、20代~40代の男女500人に対し、「イエダニに刺されたことがありますか?」とアンケートで聞いたところ、結果は以下の通りになりました。

ある・・・146人(29%)

ない・・・354人(71%)

およそ、10人のうち3人が刺されたことがあることがわかりました。ダニに刺されるというのは、それほど珍しいことではないようです。

イエダニに刺されやすいのは、汗で湿ったやわらかい部分……へそ周辺の腹部や脇の下、そのほか、陰部などが被害に遭うことが多いため「エロダニ」などと呼ばれることがあります。男性より女性のほうが刺されることが多いと言われていて、3~4日かゆみが続き赤くはれます。

2:イエダニ・ツメダニ・マダニ…ダニに刺されたときの対処法3つ

ダニには、イエダニのほか、ツメダニ、マダニ、ヒョウヒダニ、コナダニなどの種類がありますが、このうち人を刺すのは、イエダニ、ツメダニ、マダニの3種類です。

ダニが刺す場所は、わき腹や下腹部、ふとももの内側などが多く、かゆみの強い赤いブツブツができるのが特徴。蚊とは違って、顔や手足はほとんど刺しません。ただし、マダニに関しては露出した腕や足も刺すよう。もしもダニに刺されたらどうしたら良いか、刺されたときの対処法を紹介しましょう。

(1)ステロイド系の塗り薬で対処

軽症であれば市販のかゆみ止め外用薬でも十分ですが、赤みやかゆみが強い場合はステロイド外用薬で治療します。ただ、一般的に副作用が強いとされている、ステロイド系薬品。効果は期待できますが、塗りすぎに注意しましょう。

また市販のステロイド外用薬を購入する際には、店頭の薬剤師や登録販売者に相談しアドバイスを受けることで、部位や症状に合った適切なお薬を選びましょう。

(2)赤い腫れが引かなければ専門医に

市販の塗り薬では症状が治まらないという場合には、皮膚科など専門医から治療を受けましょう。症状が強い場合は、抗ヒスタミン薬やステロイドの内服薬が有効です。アレルギーを引き起こしたり、虫は時に重大な病気を媒介するケースもあるので、症状が重い場合は、たかが虫刺されなどと侮ってはいけません。

(3)退治だけではなく死骸なども完全除去する

就寝中に刺されたかも……そう思った場合、実は“ダニ被害の序章”になる可能性があるので、要注意なのです。実は、被害のレベルで考えると生きているダニに刺されるよりも、死骸や糞、抜け殻などダニアレルゲンのほうが、アレルギーや喘息を引き起こすなど厄介だからです。

退治をするだけでは足りません。布団をこまめに干す、掃除機で死骸や抜け殻まで完全に除去するようにしましょう。

3:大きさは?違いは?イエダニ・マダニ・ツメダニの特徴

(1)イエダニ

イエダニは主にネズミや鳥に寄生し、ネズミの巣なども生息場所です。大きさは0.6~1.0mmで、肉眼でやっと見える程度。寄生したネズミが死んだ場合などに、ヒトに移動して吸血します。暗い場所を好み、通常は夜間に血を吸います。6~9月の夏場に発生し、蚊と同じく人への被害もこの時期に集中します。

(2)ツメダニ

梅雨時、秋口に増殖するダニ。イエダニと生態は大きく異なり、他のダニやチャタテムシ等を捕食します。動物の血は主食ではないのですが、まれに間違って人を刺して体液を吸うため、刺咬症の原因になることも。カーペットや畳などを生息場所とするので、これらを清潔にしておくのが防除の基本となります。

(3)マダニ

マダニは肉眼でも確認できる大型のダニで、成虫の大きさは3~10mmに達します。活動時期は春から秋で、10~11月が本格的な活動時期で、山、公園、河川敷、草地、庭など身近な場所で存在しています。

マダニは最も怖い存在で、刺されると日本紅斑熱やライム病などの感染症や、致死率が6~30%と高い「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症するケースも。治療法として有効な薬剤やワクチンは現状ありません。マダニの危険性については重々知っておく必要があるでしょう。

4:イエダニの退治法3つ

(1)まずはネズミ退治から

イエダニは、普通のダニと違って、主にネズミに寄生し、ネズミが死亡して他の寄生先を探すことで人間にたどり着く……これが被害に遭うメカニズム。なので対策としてはまず、ネズミ駆除を行うことが重要になります。

(2)湿度を低くする工夫をする

ダニは湿ったところを好む一方、乾燥した場所では生育しないため、湿度を低くする工夫をしましょう。

さらに熱にも弱いので、例えば、布団で発見した場合、布団乾燥機を使用するのが効果的です。またダニが嫌がる環境を作るために、布団をしっかり干し、フケや髪の毛もしっかり除去しましょう。

(3)ダニ駆除用の燻煙剤を使用

ダニがいるとわかったら、ダニ駆除用の燻煙剤で死滅させることも効果的です。駆除した後は、掃除機などでこまめに掃除して、予防することを意識するようにしましょう。

5:まとめ

しつこい人を「ダニのようなヤツ」……などといいますが、ダニは一度食いついたらなかなか離れません。また、イエダニはネズミに寄生し、病原菌を媒介することもあるので、刺されたら軽く見ないようにしたほうがいいでしょう。