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「ががばば」で検索するとどうなるの?検索NGと言われていた真相
月島もんもんM.Tsukishima
1:「ががばば」とは?
「ががばば」は、2015年と2017年に、オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系列)のプロモーション施策のひとつとして登場した検索ワードのこと。
これは、物語の中で行方不明になったとされる女子高生が最後に検索していたのが「ががばば」だったことに由来しています。
では、実際にはどんな内容だったのでしょうか。
2:「ががばば」と検索すると…
当時、「ががばば」と検索したことのある人は多いでしょう。実は筆者も、このワードで検索したひとりであります。当時のやり方をご紹介します。
(1)一部のデバイスのみ
2015年のときはPCでも怖い映像を見ることができましたが、2017年のときはAndroidのスマートフォンからしか見ることができなくなっていました。
(2)検索サービスは「Yahoo! JAPAN」で
検索サービスは「Yahoo! JAPAN」を使うことが絶対条件でした。やりかたはシンプルで、「Yahoo! JAPAN」のトップページを開いたら、その検索窓に「ががばば」と入力し、検索ボタンをタップするだけです。
(3)続ける?と聞かれたら…
「Yahoo! JAPAN」の検索エンジンで「ががばば」と検索すると、「意味不明な音声やあり得ない世界が見えるなど、予期せぬことが報告されています。そして、「本当に続けますか?」と警告文が表示されます。
2017年のときは「スマホの動きにより、ありえない現象や奇妙な音声が報告されています。本当に続けますか?」と表示されました。「続ける」か「無音で続ける」をタップすると、怪奇現象を目撃することができました。
3:ただし「ががばば」キャンペーンは終了
この奇妙な現象を目撃するには、このキャンペーンの実施期間内に行う必要がありました。現在は検索しても、普通の検索結果が表示されるだけなので、怪奇現象を目撃することはできません。
どうしても内容が見たい人はYouTubeを利用するといいでしょう。一部のYouTuberが当時の体験動画を残しているので、それを通して見ることができます。ただし、とても怖いですよ……。
4:ほかにもある!「ががばば」みたいな怖い遊び5つ
ほかにもスマホを使った怖い遊びをご紹介します。
(1)ジョルダンの乗換案内サービス
ジョルダンの乗換案内サービスを使った怖い遊びもご紹介します。
このサイトは出発地と到着地を入力して、出発時刻や到着時刻などを入力すると乗換案内を教えてくれるというもの。その出発地も到着地も入力せずに、日時を6月6日6時6分に設定して検索すると、怪奇現象を目撃することができました。
ただしこちらも、現在は終了しています。
(2)死幣
「ががばば」に引き続き、「Yahoo! JAPAN」の検索エンジンを使った怖い遊びをご紹介します。それが「死幣」です。
実際、このワードを検索してみると検索結果に「手にした者は不可解な死を遂げるという呪われたお金“死幣”をさらに調べますか?」と聞かれます。
「調べる」か「無音で調べる」をクリックすると、突然着信がかかってきます。こちらも現在では終了しています。
(3)狂怖の館
こちらも「Yahoo! JAPAN」の検索エンジンで「狂怖の館」と検索してみると、ゲーム内の世界観を再現したゲームを遊びことができました。『バイオハザード7 レジデント イービル』の発売に合わせた、カプコンと連携したキャンペーンだったわけです。
(4)一回転
今度は「Google」の検索エンジンを使った遊びをご紹介します。
「Google」の検索エンジンで「一回転」と入力してみてください。そうすると、検索結果の画面がとんでもないことになります。どうなるかは検索してみてのお楽しみ。友人に披露してみると驚かれるはずです。
(5)斜め
こちらも「Google」の検索エンジンを使った遊びです。「Google」のトップ画面を開いたら、検索窓に「斜め」と入力してみてください。そうすると、ちょっと見づらい画面になります。
そのまま検索を続けることもできますが……試してみてください。
5:まとめ
「ががばば」のようなWEB検索を使った広告手法が用いられたのは2015年から2018年ごろまでが多かったようで、最近ではこういったものは見かけなくなりました。
でもこれはあくまで広告プロモーションの話。本当の恐怖体験が、まったくないとは言い切れません。興味本位で恐怖のキーワードを検索するときは、自己責任でお願いします。