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コロナ禍で夫婦間のセックスの頻度は変わった?みんなのセックス事情を調査

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

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1:コロナ影響で夫婦間のセックスの頻度は増えた?減った?

世界ではコロナによるロックダウンや外出禁止令の影響で、ラブホテルやコンドームの売り上げも大きく減少しているというニュースがありました。また、ひとつ屋根の下で暮らしている夫婦間においても、セックスの回数が減少しているというデータもあるようです。

では、ここ日本でも、コロナによるセックス激減現象は起きているのでしょうか。

そこで今回『MENJOY』では、20~40代の既婚女性230名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「外出自粛などの影響で、パートナーとセックスをする頻度は変わりましたか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

増えた・・・18人(8%)

変わらない・・・192 人(83%)

減った・・・20人(9%)

コロナの影響でセックスの頻度が大きく変動したという人は少ないものの、多少なりとも変化を感じている様子。パートナーと一緒にいる時間が増えた今、親密になる夫婦がいる一方で、コロナに対する不安が拭えず、セックスを控える夫婦もいるようです。

2:コロナ禍におけるみんなのセックス事情

コロナ禍でセックスの頻度が変わったという夫婦から、リアルなセックス事情を語ってもらいました。

(1)子どもとの時間が増えて、するチャンスが減った

「うちには子どもがふたりいて、自粛期間中は家に家族がそろう時間も多くなりました。もちろん夫婦ふたりだけの時間はなく、子どもは学校がないことを良いことに夜更かしをするので、寝ている間にこっそりする……というのも厳しい状態。なので、チャンスが単純に減りましたね」(Mさん・35歳女性/主婦)

(2)「エッチしたい」という気分になれない

「緊急事態宣言以降、夫とはしてませんね。夫婦ともに連日のコロナ関連のニュースに気が滅入ってしまって、とてもじゃないけど“したい”という気分になれないです。お互いに性欲が旺盛なほうではないので、関係が悪化したとかはありません。それに今、妊娠したら、それこそ困りますし……」(Kさん・28歳女性/歯科衛生士)

(3)不倫相手と会えないので久々に旦那と…

「実は不倫しているんですけど、コロナの影響で相手と会えないので、性欲は溜まる一方。旦那とはずっとセックスしなかったんですけど、欲求不満になってきたので、旦那に迫っちゃいました。久々に旦那としたら思いのほか良くて、不倫相手に会いたい気持ちがなくなってきたかも」(Oさん・30歳女性/アパレル販売)

(4)セックスレスが解消されました

「旦那とはずっとセックスレスで、どう解消すればいいか悩んでいました。でもコロナで家でふたりで過ごす時間が増えて、自然とセックスする流れになって、見事セックスレス解消。関係が冷え切っている気がしてずっとつらかったけど、今ではとても幸せ。自粛期間は大変だけど、いいこともありました」(Aさん・38歳女性/事務職)

(5)夫婦間でも濃厚接触は避けてます

「セックスって濃厚接触ですよね? 世界中でたくさんの死者が出ている中、“コロナに感染したくない”というのが本音。特に、新型コロナウイルスは性感染する可能性もあると聞いてからは、1ミリも性欲が湧かないです。旦那にも“しばらくはしません”と宣言しました。残念そうでしたが、こればっかりは仕方がない……」(Yさん・30歳女性/デザイナー)

3:そもそもセックスでコロナに感染するの?

新型コロナウィルス感染防止のためにセックスを控えるという夫婦も多々いますが、そもそもセックスでコロナ感染は起こり得るのでしょうか?

新型コロナウィルスは唾液が主な感染源とされているため、咳やくしゃみだけでなく、唾液が体内に入るキスも注意が必要です。一方、精子や腟分泌液からは新型コロナウイルスは検出されていないといわれているため、セックスから新型コロナに感染する可能性は低いと考えられますが、あくまでセックスは濃厚接触にあたる行為。接触感染はコロナの感染経路のひとつなので、コロナに感染するリスクは高いといえるでしょう。

セックスをしたらそれだけでコロナに感染するとはいえませんが、少なくとも「感染する可能性はある」ということは覚えておきましょう。特に微熱がある、咳があるなど体調がすぐれないときは、控えておいたほうが賢明です。

4:セックス以外にもある!コロナ禍の今できる5つのこと

まだまだ油断できない今、セックスが濃厚接触のひとつと考えると、しばらくは控えたいと考える夫婦もいるはず。コロナ禍の今、セックスをしない代わりに、夫婦でできることをご紹介します。

(1)コロナ終息後の予定を一緒に考える

毎日ニュースを見ながら、感染者数に一喜一憂していると気が重くなってきますよね。そんな今だからこそ、コロナが終息した後のことを考えるのはいいこと。温泉旅行を計画したり、買いたいものリストを作ったりと、コロナ終息後の予定を一緒に考えることで、夫婦ともに前向きな気持ちになれますよ。

(2)会話を楽しむ時間を設ける

結婚すると会話を楽しむ時間が減って、結婚前や新婚時よりもコミュニケーションが減ったという夫婦も少なくないでしょう。体で距離を縮めるのも良いですが、会話をする時間を増やして、心の距離を縮めてみませんか。じっくりパートナーと話してみることで、思わぬ新しい発見があったり、より愛が深まったりすることもあります。

(3)ダイエットに励んでみる

あまり出歩かないように……と思うと、運動不足になって体がたるみがち。これではセックスどころか、男性・女性としての魅力が半減してしまいます。セックスは控えていても、パートナーには異性として魅力を感じていてもらいたいもの。コロナ明けに体をまじまじと見られても良いように、今のうちにダイエットに励んでみましょう。夫婦ふたりでダイエットに取り組めば、より一層、結果にコミットできそうです。

(4)筋トレして体力低下を防止

コロナ禍で自粛が続くと、体のたるみと同時に筋力も低下しやすくなります。セックスは意外と体力を使う行為なので、コロナ明けに再び楽しいセックスライフを送るためにも、今は筋トレで体力低下を防止しておきましょう。また、筋力があるほうが、感じやすい体になるという噂も!

(5)感謝や愛を伝え合う

普段の生活ではついパートナーの大切さや、一緒にいてくれることのありがたさを忘れがち。しかし長いコロナ禍の中、パートナーがいるから不安に押しつぶされずに生活ができているところもあるのではないでしょうか。

そう思うと、パートナーへ感謝の気持ちや愛情が沸いてくるはず。お互い支え合ってこの難局を乗り越えるためにも、普段は言いそびれてしまう日ごろの感謝や愛を改めて伝え合ってみましょう。

5:まとめ

夫婦の愛を深める方法として、セックスはとても大切な行為。しかし今は、コロナの感染をこれ以上拡大しないためにも、ひとりひとりが濃厚接触を避け、コロナに感染する可能性を少しでも抑えることが先決です。

セックスでなくとも、愛を伝え合うことはできます。今だからこそ夫婦の関係を見つめ直し、ふたりでできることに注力してみる良い機会かも知れませんね。