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会社を休む理由は家庭の事情でいいの?詳しく聞かれたら何といえばいいかを解説

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

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1:会社を欠勤するときの報告が気まずい…

会社を欠勤するときって気をつかいますよね。どのように連絡を入れるにしても、どこか気まずさを感じるものです。

本来は有給休暇というのは、労働者に与えられた権利。最近では「働き方改革」の名の下に、有給取得が奨励されているという会社もありますが、すべての会社がそうであるとはいえませんし、実際、職場の雰囲気として、休むことを悪いように考えるところもありますよね。

そんなとき、妥当性のある理由であれば、いくぶん休みやすくなるかもしれません。では実際に、どんな理由なら納得してもらいやすいのでしょうか。

2:会社を休む理由、なんて言ってる?欠勤理由トップ3

会社を休むとき、みなさんはどのような理由を会社に伝えているのでしょうか。『MENJOY』では20代~30代の有職男女360名を対象に会社を休むときの理由についてアンケートを実施。回答が多かった3つをランキング形式でご紹介します。

第3位:家族の体調不良・・・26人(7.2%)

「私の場合、離婚しているので母子家庭なんです。だから、子供が熱を出したりしたら会社を休ませてもらうことがあります。そのことは上司も知っているので、“すみません。子供を病院につれていきます”と伝えれば分かってくれます」(Hさん・34歳女性/会社員)

「母親が入院したときに、会社を休ませてもらいました。上司には“しっかり看病してやれよ”って言われたことを覚えています。理解のある人で本当に良かったなと思います」(Wさん・32歳男性/会社員)

第2位:インフルエンザ・・・57人(15.8%)

「インフルエンザにかかったときは、絶対に会社を休まないといけないじゃないですか。特に冬場は、熱が出たら、“発熱したため病院に行きます”って連絡して、インフルエンザかどうかを確認してまた会社に報告をいれるって感じです。

インフルエンザじゃなかったら、自分の場合は点滴をうってもらって、次の日には出勤しちゃいますね」(Dさん・34歳男性/会社員)

第1位:発熱・・・120人(33.3%)

「発熱したら会社を休みますね。会社にもそのまま“熱が出ました”って言います。それで分かってくれるので、有給取得にしてもらってって感じです。打ち明けると、20代のころは、朝寝坊して遅刻確定になったときに発熱したってことにして休んだことも何回かあります」(Nさん・35歳男性/会社員)

3:家庭の事情って?欠勤理由として納得されやすい5つ

続いては、家庭の事情で欠勤するときの納得してもらいやすい理由についてご紹介します。

(1)子供が熱を出した

「共働きなので、子供が熱を出したりしたら、お互いに連絡し合ってどちらかが仕事を休まないといけないんです。旦那も休んで面倒を見てくれますけど、何度も頼むわけにはいかないので、私が仕事を休むこともあります。

だから、“子供が熱を出してしまって病院へ連れて行くので今日は休ませていただきます”って感じで連絡して、有給扱いにさせてもらっています」(Dさん・35歳女性/会社員)

(2)親が危篤

「父親ががんになって入院したときは流石に仕事を休みましたね。手術をして回復したんですけど、再発したのでまた入院して。事情が事情なだけに、流石に会社も“ダメ”とはいえないですよね。上司も親を亡くしているから、理解してくれました」(Mさん・48歳男性/会社員)

(3)自宅の破損

「台風が来たときに、自宅の壁が突風で剥げ落ちたことがあって、その修繕のために会社を休んだことがあります。そんなことめったに無いだけに自分でも驚きましたよ。上司も“大丈夫なのか?”って心配してくれました。一応の応急処置をして、業者呼んで見積もりとってって大変でしたね」(Yさん・36歳男性/会社員)

(4)電気系統のトラブル

「若いころ、ひとり暮らしをしていたときに“アパートで電気系統のトラブルが起きてしまってたので、業者を呼ばなくてはならず、今日は仕事を休みます”って言ってズル休みしたことがあります。

でも、実際にそういうトラブルがあったんですよね。古いアパートに住んでいたときに、電気系統のトラブルで家電製品が壊れてしまったことがあって。その時、大家さんが加入していた保険会社の対応が悪くて、補償条件がなかなか決まらなかったんです」(Iさん・33歳男性/会社員)

(5)ガス漏れ

「“ガス臭いから点検の人が来ることになった”っていって会社を休んだことがあります。点検って立ち会いが必要だし、ガス漏れを放っておいたら大変なことになるから、怪しまれるようなことってないですよね。

実際、本当にその理由で休みましたが、後日会社に行っても“本当はズル休みだったんじゃないの?”なんて誰にも言われませんでした」(Hさん・26歳男性/会社員)

4:体調が悪い…会社が納得してくれる欠勤理由は?

体調が悪くてどうしても会社に行くことができないことってありますよね。そんなとき、納得してもらいやすい理由をご紹介します。

(1)嘔吐と下痢

「嘔吐と下痢がひどくて会社を休んだことがあります。ノロウィルスとか大腸菌が原因ってこともあるから、無理に出勤して、他の人に感染ったら困りますよね。だから、病院に行って医師の判断を仰ぐのは当たり前のことだと思います。

なので、“下痢と嘔吐がひどいため、ノロウィルスなどの感染症の可能性を鑑みて病院に行ってきます。そのため、会社をお休みさせてください”って連絡を入れました」(Mさん・33歳男性/会社員)

(2)二日酔い

「二日酔いで会社を休むのはかなり気まずいですよね。そのまま、“二日酔いなので”とも言いづらい。だから、“頭痛がひどく、吐き気もあるため病院に行ってきます。そのため、本日は会社を休ませてください”って連絡を入れました。

もしかすると上司は“二日酔いだろう”って思っているかもしませんけど、そうじゃない可能性もあるし。だからこれで押し通しました」(Rさん・24歳男性/会社員)

(3)熱がある

「発熱があったら、今やもう即会社に報告ですよね。コロナの可能性があるわけですから。まあ、すぐには検査してもらえないかもしれないけど、とにかく放っておくのもよくないので。

昔から、忙しくなるとよく熱が出ていて、昔は気にせず出社していたんですけど、このご時世、そうはいかなくなりましたね」(Rさん・38歳男性/会社員)

(4)失恋したなど、心の病

「失恋しましたっていって仕事を休むわけにはいかないですけど、出勤するのが無理っていうくらいショックを受けたときに、休んだことがあります。そのときは、体調不良を言い訳にしました。

幸い、私が勤めているところは女性が多いから、生理痛を理由にした欠勤にも寛大なんです。だから、そのときは生理痛を言い訳にしました」(Aさん・28歳女性/会社員)

(5)とにかく行きたくない

「どうしても会社に行きたくなくて、会社を休んでしまったことがあります。“出勤したくない”なんて言えませんから、何か理由をつけて休むんですけど、基本的には体調不良か、アパートの点検とか工事を言い訳に使います。

でも、有給休暇取得は権利なので、周りの人に迷惑かけなければ別にいいと思いますけどね」(Wさん・34歳男性/会社員)

5:有給休暇取得は権利

今回は欠勤理由についてご紹介しました。日本では家庭よりも仕事を優先することが当たり前といった価値観のある職場も多いことでしょう。

しかし、有給休暇の取得は権利です。でも人に迷惑をかけるのはよくないので、取得するときは周りの人に迷惑がかからないかどうかを気をつけてくださいね。