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嫌悪感とは?人に嫌悪感を抱かれる理由やサインと対処法を解説!

平松隆円R.Hiramatsu

目次

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1:嫌悪感とは?

(1)嫌悪感の意味

 

さっそくですが、嫌悪感の意味から確認しておきましょう。辞書で調べてみました。

けんお-かん【嫌悪感】

憎みきらうこと。強い不快感を持つこと。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

つまり、誰かを憎んだり嫌ったりして、不快な気分になることを嫌悪感というようです。

また、『ブリタニカ国際大百科事典』によると、

不快な刺激との接触によって生じる情動。不快感と同時に吐き気や刺激からの退避傾向が生じる。本来は,悪臭や異常な味に基づいて不適当な食物を見分けたり,誤って摂取したときに体外に排出する反応と直接結びついた情動と考えられるが,広く不快な対象全般について適用されることが多い。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典(ブリタニカ・オンライン・ジャパン)

本来は、人に対して使うような言葉ではないのかもしれません。ですが、吐き気が催すくらい、嫌な気持ちになることと考えると、嫌悪感の意味もわかりやすいかもしれませんね。

(2)嫌悪感の類語と対義語

なお、嫌悪感とよく似た意味の言葉には、「不快感」「敵意」「不愉快」「拒絶感」などがあります。対義語には「愛好感」があります。

(3)嫌悪感を英語でいうと?

嫌悪感を英語で表現するときは、「気分を悪くさせる」という動詞でもある「disgust」という言葉を使うようです。日常会話では「feeling of dislike」でもいいかもしれません。

2:人が嫌悪感を抱くメカニズムとは?その理由4つ

ところで、人はどうして嫌悪感を抱いてしまうのでしょうか。斉藤明子氏が『九州大学心理学研究』に投稿した論文「対人的嫌悪感情に対する社会心理学的研究」を中心に考えていきましょう。

(1)身体的に直接被害を受けていると感じてしまう

誰かから自分に対して向けられる、何か不快なものを感じ取ったときに、嫌悪感を抱くことが多いです。例えば、相手の気の強さを感じ取って自分が萎縮してしまったり、重苦しさを感じてしまったりすると、嫌悪感を抱きます。これは、精神的なものというよりも、実際に自分の体がそのように反応してしまうことだとされています。

(2)相手が自分より優れていると感じるとき

これは妬みに近いのですが、相手が自分より優れていると、それを認められず、相手を嫌いになり、嫌悪感につながります。これは、自分と似ているタイプであるにもかかわらず自分が負けていると感じることでも起こるとされています。

(3)相手が自分のことを嫌っている

感情には返報性の原理が働くため、相手が自分のことを嫌いだというオーラを出していると、こちらも「お返し」に、同じように嫌いな感情をもってしまいます。

(4)相手の外見が嫌い

これは相手に非があるわけではないのですが、自分が相手の外見を嫌いなだけでも、嫌悪感を抱くことがあります。相手からすると、好き好んでその外見で生まれてきたわけではありません。しかし相手の外見が気に入らないことを相手のせいにしてしまい、嫌悪感を抱いてしまうこともあるのです。

3:もしかして嫌われている?嫌悪感を抱かれているサイン3つ

他人から嫌悪感を抱かれているかどうか、見極めたいと思いますよね。ここからは、嫌悪感を抱かれているサインをご紹介します。

(1)目を合わせない

話しかけても目を合わせてもらえないとしたら、それは嫌悪感を抱かれているサインかもしれません。自分の行動を振り返ってみても、好きじゃない人にはなるべく関わりたくなくて、目を合わせないことがあるでしょう。それと同じことです。

(2)会話が短い

会話が短いと感じたら、それも嫌悪感を抱かれているサインである可能性があります。特に、返事が「うん」「ううん」だけであれば要注意です。また、世間話をしても、相手が乗ってこないことが続いたら、それも注意するべきサインです。

(3)無視される

もっとひどいのは、無視される状況です。話しかけても無視して席を立っていくようなときは、かなりの嫌悪感を抱かれていると思っていいでしょう。

4:嫌悪感を抱かれてしまった場合の対処法3つ

では、もし誰かに嫌悪感を抱かれてしまって、それを何とかしたいと思ったなら、どう解決すればいいのでしょうか。

(1)好意を示す

先ほど、感情には返報性があるといいました。相手に嫌悪感を抱かれたからといって、相手を「なんだ、あんなやつ」と思ったら、その気持ちが相手に伝わって、さらに嫌悪感を抱かれることになります。

自分から挨拶をしたり、笑顔で接するようにして好意を示せば、相手も好意を示してくれるようになるでしょう。単純なようですが、お土産を積極的に買ってきて渡すというのも効果的です。

(2)相手を受け入れる

例えば自分が上司である立場なら、努力をして話をいつでも聞くような態度を示すのが効果的です。相手を否定せず、相手を受け入れる姿勢でいるようにしましょう。

(3)身なりは清潔を心がける

外見からの嫌悪感の場合、日ごろのファッションで清潔感を出すようにしましょう。それは清潔であるというだけではなく、サイズが自分の体型にフィットしているか、TPOにあった服装をしているか、ということも大事です。

5:まとめ

ささいなことで、嫌悪感を抱いたり、抱かれたりすることがあります。きっかけは、ささいなことかもしれません。嫌悪感も大きくなると解消しにくいもの。早期の対策が大切です。

【参考】対人的嫌悪感情に対する社会心理学的研究-斉藤明子