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結婚2年目は離婚の危機?結婚2年目を円満に過ごす秘訣5つ

コマツ マヨ

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目次

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1:結婚2年目は離婚の危機?

厚生労働省が発表した「平成29年人口動態統計」によれば、平成29年の離婚件数が208,333件なのに対し、婚姻後2年以内に離婚した件数は26,947件。単純計算すると、全体の約13%が、結婚後2年以内に離婚していることになります。

結婚2年目といえば、まだまだ新婚気分が続くころ。ですが、たった2年で離婚を決断する夫婦も少なくないようです。

2:結婚2年目は離婚の危機?結婚2年目を円満に過ごす秘訣5つ

まだ確固たる夫婦の絆が芽生えていないことも多い結婚2年目。お互いの不満や考え方の違いを目の当たりにして、離婚を選択してしまう夫婦もいます。そんな危機を乗り越えるためには、どうすればいいのでしょうか。

(1)家庭のことを話し合う

お金のこと、住宅のこと、保険のことなど、こまごましたことをどちらか一方に押しつけ、片方はノータッチという家庭も少なくないでしょう。悪いことではないですが、家族のことはできるだけふたりで話し合いましょう。

例えば「預貯金が今どのくらいで、○年後までにあと◯万円貯める」などといった目標を夫婦で認識を共有しておくのです。ふたりともが当事者になることで、協力して生活できるようになりますし、「自分のほうが働いて稼いでるのに」「こっちがうまくやりくりしているから生活できているのに」などという不満を減らすことができます。

(2)子どものことを話し合う

子どものことも同じです。子どもも持つかどうかや、育児への考え方、接し方、教育方針について共有できていないと、それが大きなすれ違いや衝突につながることも。

例えば、妻が子どもに伝えている言いつけやルールを夫が簡単に破らせてしまったり言いつけを守らなくても叱らない……なんていうことが起こります。

また、子どもをいつ持ちたいかというタイミングが一致していない夫婦も、気持ちが離れてしまいがち。お互いの気持ちを確認し合っておくことも大切です。

(3)こまめに連絡を取る

結婚当初は毎日のようにしていたキスやハグの回数は減り、また「ありがとう」や「ごめんね」という言葉も疎かに……。毎日の連絡もそのひとつで、前はこまめにとっていた連絡が最近はなくなった……という人も多いもの。

共働きの場合は特にすれ違いやすいので、家で顔を合わせるからいいや……というきもで、おざなりにしないこと。こまめに連絡を取るように心がけましょう。

(4)健康・容姿に気をつかう

結婚生活に慣れが出てしまうと、パートナーに対する見た目の気遣いが薄れてしまいます。体型を維持するために健康に気を使うことがなくなったり、ボサボサ頭でも平気だったり……。

健康や容姿に気をつけることは、いつまでもパートナーの前では素敵でいたいという意思表示にもなります。

(5)夫婦で楽しめるものを見つける

結婚前は「好き」という気持ちだけで何時間でも一緒にいられましたが、結婚するとそうではなくなることも。次第に、ふたりの時間を楽しむことができなくなり、気持ちが離れてしまうのです。

食べることが好きなふたりなら、週末に新しいお店を開拓する、コーヒーが好きなら休みの日にカフェに訪れる、スポーツが好きならふたりでウォーキングをはじめてみるなど、夫婦ふたりで楽しめるものを見つけ、互いの時間を共有しましょう。

3:結婚2年目におすすめのプレゼント3つ

結婚の周年プレゼントというと、なんとなく夫から妻へとプレゼントをするようなイメージがありますよね。それも素敵ですが、どうせならお互いの思いをたしかめ合うために、プレゼントを贈り合うのはどうでしょう。ふたりで使えるものやペアのものを一緒に選ぶのもいいかも。

(1)藁や綿にちなんだプレゼント

パジャマやタオルなど、コットンでできた製品をプレゼントとして送るのはどうでしょう。品質のいいオーガニックコットンのものを選べば、プレゼントにも最適です。また藁製品なら、カゴバックなど、女性が使えるものが多そう。

(2)観葉植物

今のふたりの生活に、さらに心地よさをプラスするために、観葉植物はいかがでしょうか。ふたりで水やりをしながら、大切に丁寧に育てていくのもおすすめです。

シンプルな生活が好まれる今、オブジェなどのインテリアは置く場所に困ったりもしますが、植物ならいくつあってもいいですよね。

(3)スタッキングリング

手持ちの指輪に重ねられるスタッキングリング。今ある結婚指輪に重ねて、ふたりの絆を深めていくのもいいでしょう。結婚指輪を選んだときのようにふたりで選べば、結婚前や新婚のときの気持ちを忘れずにいられそうです。

4:結婚2年目の年賀状はどうする?

結婚1年目は「結婚しました」と写真付きの年賀状を送った人も多いでしょう。では2年目はどういった年賀状を送るのがふさわしいのでしょうか。

結婚や出産を機に、近況報告を兼ねて写真付き年賀状を送っている人もいますが、受け取る側の気持ちは正直微妙なことも……。最近では年賀状は不要だという考えも広まっていますし、年始の挨拶を兼ねてメールを送ることにしている人もいますよね。

こればかりは好みの問題です。なので、送りたいと思う人は送ればいいですし、結婚や出産など、特別な出来事があったときだけ送る程度に留めておいてもいいと思います。

5:できるなら離婚したくない!が本音のはず…

離婚に対して寛容になりつつある現代ですから、失敗しても何度でも再出発することができます。しかし、できることなら結婚相手とはいつまでも仲良くやっていきたいですよね。結婚生活に慣れた2年目は、気持ちも緩んで夫婦間のトラブルも起きやすいもの。工夫して協力しながら、仲良く過ごしていけるように頑張ってくださいね。

【参考】

厚生労働省 平成29年人口動態統計