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ささくれの原因はストレス?ささくれができる原因と正しい対処法
月島もんもんM.Tsukishima
目次
隠す1:ささくれの原因は?ストレスも関係している?
冬場や乾燥する季節になるとできやすくなるささくれ。
ストレスが関係しているともいわれていて、体調不良に気づくためのサインと考えることもできます。
一見すると大したことがなくても、何かに引っかかっけてしまうと痛いですし、お皿洗いなどしているときにしみてしまうこともあるので、どうにかしたいものです。
2:ささくれができる原因5つ
ささくれができてしまう原因はいったい何なのでしょうか。看護師の大木アンヌさんにお話を伺いました。
(1)手指の乾燥
大木:原因のひとつと考えられるのが、手の乾燥です。肌の表面は水分が失われないように皮脂の分泌で保湿されていますが、指先は洗剤にふれたり、シャンプーや石鹸による手洗いなどで皮脂が失われやすい場所。そのため、気付かないうちに乾燥が進んでしまって、皮膚の薄い爪の付け根あたりから剥けてきてしまうのです。
(2)除光液での乾燥
大木:ネイルによっても指先が乾燥することがあります。ネイル自体は問題ないのですが、ネイルを落とすときに除光液を使いますよね。これにはアルコールなどといった、手指の乾燥を誘発させる成分が含まれているケースが多いのです。甘皮に入り込んでしまうこともあるので、除去したあとは、しっかりとふき取りましょう。
(3)栄養不足
大木:栄養不足によってささくれが引き起こされてしまうことがあります。タンパク質やビタミン、ミネラルなどが不足すると皮膚の再生や修復が正常に行われないため、それがささくれの原因となってしまう可能性も。
(4)ストレス
大木:ストレスも原因のひとつと考えられます。例えば、仕事が忙しく、いつも終電で帰宅しなくてはいけないような生活をしていると、睡眠不足になって肌荒れの原因に。
また、ストレスが溜まっていると、ささくれをむしってしまったりして、余計悪化させてしまうこともあります。
(5)血行不良
大木:冷え性の人もささくれを引き起こしやすいといわれています。食事を通して摂取した栄養は血液に乗って全身に運ばれますが、冷え性の人や血行不良の人は、指先まできちんと栄養が届かないことも。そのために、ささくれができてしまうのです。
3:化膿を防ぐには抜くより塗り薬?ささくれができたときの対処法3つ
ささくれができたらどのような対処をすればいいのでしょうか。引き続き大木アンヌさんにお話を聞いてきました。
(1)ささくれを切る
大木:ささくれを放置していると、何かの拍子に引っ掛けてしまい、ささくれを悪化させてしまうことがあります。ささくれができていると思ったら、キューティクルニッパーなどを使ってカットすることをおすすめします。無理やり引っ張ったり、割いたりしないように、気をつけて除去するようにしてください。
(2)保湿する
大木:ささくれを除去したら、保湿しましょう。ささくれの主な原因は指先の乾燥。ハンドクリームやネイルオイルなどを使って、しっかりと指先をケアしてください。
(3)保護する
大木:保湿を行ったら、悪化しないように、患部を絆創膏などで保護するといいでしょう。せっかく保湿をしても、手洗いや洗い物をしたときにクリームを洗い流してしまうことがあります。また、ささくれ部分に雑菌が入ると炎症を起こしてしまうので、しっかりと守ってあげることが大事です。
4:子供の親不孝が原因?ささくれのスピリチュアルな意味
ささくれができると「親不孝」と言われることがあります。本当にそうなのでしょうか。ささくれに隠されたスピリチュアル的な意味を、占い師の草薙つむぐさんに聞いてみました。
草薙:一般的に考えれば、怪我というのは不注意などが原因であり、病気は生活習慣の乱れや遺伝、ストレスなどによるもの。なので前提として、不調を感じたら、占いやスピリチュアル的な意味を求める前に病院へ行ってください。
しっかりとした医学的な処置を行ったうえで、それでもささくれができてしまい、何か違和感を受けるようなときは、これからいうことに気をつけてみるといいかもしれません。スピリチュアル的な意味と対処法を箇条書きしておきます。
・細かいことにこだわりすぎている→寛容的になるように意識しましょう
・何かに抵抗している→受け入れると気持ちが楽になります
・身勝手な行いが多い→感謝する心を忘れないように
・色々なことに手を出しすぎている→手を出す時期をしっかりと見極めましょう
・他人からの親切をネガティブに受け取っている→素直に受け取るように気をつけて
・目の前のことに意識が向いていない→自分自身の身を引き締めるように
もし当てはまるようなことがあるなら、自分なりに改善してみてください。
5:まとめ
ささくれの原因は指先の乾燥にあるようです。自分の日常生活を振り返ってみて、何が原因かを考えてみるといいかもしれません。そこにささくれを改善するヒントが隠されているかもしれませんよ。
【取材協力】
大木アンヌ・・・ルーマニア人ハーフの看護師。家庭や恋人同士で使える簡単な医療の知識を少しでも伝えていくため、ライターとしても活動中。
草薙つむぐ・・・書店員の経験から今までに触れた映画や小説などは1000タイトル以上。またスポーツ選手から芸能人まで幅広い人脈を持ち、恋愛コラムニストからも恋愛相談を受けた経験を持つ。手相占い師としても活躍中。