恋のなやみに効くメディア

喉が臭い…原因は「臭い玉」なの?なぜか喉が臭う原因とその治療法

月島もんもんM.Tsukishima

目次

隠す

1:喉の奥に臭いや違和感があるのは臭い玉(膿栓)が原因かも

口の臭いというのはとても厄介なもの。自分では気が付きにくいため、知らないあいだにほかの人に迷惑をかけている場合もあります。

そしてその臭いの原因のひとつとされるのが、喉の奥に発生した「臭い玉」。これは、扁桃に侵入した細菌やウイルスと戦った扁桃組織の死骸や食物のカスが、白くなって溜まってしまったもの。

「臭い玉」が原因の口臭だと、歯磨きをしても臭いはおさまらないといいます。

2:臭い玉が見えないのに臭い…臭い玉はどこにできる?

臭いの原因となる臭い玉の正体はいったい何なのか。医師の小田切ヨシカズ先生に原因や治療法を伺っていきましょう。

小田切:「臭い玉とは、いわゆる“膿栓”のこと。喉の奥には扁桃といわれる部分があり、特のその両脇にある口蓋扁桃といわれる部分に発生するものです。

白や黄色、乳白色といった色をしていて、小さいものなら1mm、大きいものだと5~6mmほどになります。口が臭いことを、“ドブのような臭い”と例えたりしますが、まさにこういった臭いを発するのが、臭い玉です」

3:臭い玉が自然に取れるタイミングはいつ?

臭い玉は、食事をしているときなどに自然に取れることも多く、気が付いたらなくなっていた……という場合も多いようです。

飲み込んでも大丈夫なのか……という心配もあると思いますが、一般的には問題はないと考えられているようです。また、飲み込んでしまったからといって、内臓から悪臭を発するということもありません。

4:喉にできた臭い玉の取り方

臭い玉ができてしまったら、なるべく早く除去したいと思うはず。では、どうしたら取れるのでしょうか。引き続き、小田切先生に伺いました。

(1)自分で取るには

小田切:「膿栓を自分で取るというのは、おすすめできません。まれに、耳かきや綿棒を使って取ろうとする人もいるようですが、失敗して潰してしまうと余計臭くなりますし、さらにできやすくなる可能性もあります。

もしも自力で取りたいのであれば、うがいをすることでしょう。確立はそれほど高いとはいえませんが、うがいをして自然に取れたという人もいるので試してみる価値はあるでしょう。また、うがいをすることで口内が清潔に保たれ、再発の予防にもなります」

(2)食事で自然に

小田切:「食事をしているときに自然に取れたという例は多いので、普通に生活をして取れるのを待つのもいいでしょう。ただし、膿栓によって喉に違和感を覚える、臭いがして食欲が減退するといった理由から、食事が楽しめないという場合もあるようです」

(3)耳鼻咽喉科へ

小田切:「自分でどうにかしようとするよりも、やはり専門家に任せるべき。行くべき病院としては、耳鼻咽喉科か、もしくは口腔外科のある歯医者さんです。除去の方法にもいくつかあるので、専門家である医師の指示を仰いで、適切な処置を受けてください」

5:臭い玉の病院での治療法

臭い玉ができてしまったら、自分で処置しようとするのではなく、病院で医師に診てもらうのがいちばん。では、病院での除去の方法にはどういった種類があるのでしょうか。

(1)吸引

小田切:「膿栓を治療するための、専用の吸引機を使うという方法があります。器具を直接膿栓にあてて吸引し、除去します。喉の奥の治療なので、器具が喉に触れげ、一瞬オエッという嘔吐反射を起こす可能性はあります」

(2)摘出手術

小田切:「膿栓は口蓋扁桃にできるので、その部分を手術して取って解決させるという方法もあります。扁桃炎を繰り返すような人も、こういった手術と基本的には同じです。

ただし摘出手術には、入院が必要だったり、麻酔をかけなければならなかったりなど、負担も大きいので、しっかり医師や家族と相談のうえ進めるべきでしょう」

5:臭い玉予防にはうがいやリステリンも効果ある?臭い玉の対策方法

臭い玉ができやすい体質の人もいるようです。予防するためにはどうしたらいいのでしょう。経験のある方々に、どんな対策をとっているのか話を伺ってみました。

(1)うがいを欠かさない

「何度か臭い玉ができて病院で治療してもらったことがありました。そこで、予防策として言われたのが、うがいです。

水のみのうがいでもいいですが、うがい薬を使うとより効果があると言われ、実行しています。時間があるとき、こまめにうがいしているので、今のところは問題ないようです」(Jさん・34歳男性)

(2)鼻呼吸を心がける

「口で呼吸をしていると、口の中が乾燥して雑菌が繁殖しやすくなり、膿栓もできやすくなるという話を聞きました。

私は慢性鼻炎のため、鼻が詰まって口で呼吸することが多く、そのせいか何度か膿栓ができたことがありました。そこで、まずは鼻炎を治療して、鼻の通りを良くし、口呼吸を心がけるようにしました」(Iさん・38歳男性)

(3)唾液腺をマッサージ

「臭い玉ができてしまい、治療した経験があります。予防策として、口の中をなるべく乾燥させないように言われました。そのためには、唾液をたくさん出す必要があります。そのために、よく唾液腺をマッサージしています。

耳の下あたりや、そこから顎へ向かう部分、顎の先の裏側あたりなど。こういった部分をマッサージして唾液の出をよくしています。今のところ再発はありません」(Rさん・29歳女性)

6:ニオイケアは基本!

口の臭いは自分では気が付きにくいもの。そのため、知らない間に、周りに迷惑をかけている場合もあります。もちろんそれは恋愛においても大きなマイナスに。

ニオイケアというのは、基本的なマナー。いい香りをまとうのも良いですが、まずは自分から放たれる悪臭を気にしてみましょう。

【取材協力】

小田切ヨシカズ・・・湘南育ちのサーファー医師。ワークライフバランス重視。現在、横浜の内科クリニックに勤務中。