恋のなやみに効くメディア

食べ方が汚いとドン引き!やってはいけない食事のNGマナー5選

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

隠す

1:食べ方が汚い女子はモテない!

食事というのは、毎日欠かせないことであり、コミュニケーションをするための大事な要素。だからこそ、食事をしているときに、心地よく過ごせる相手がいいと思うのは当然のことです。逆にいうと、どれだけ見た目が好みで、いい関係になっていても、食べ方が汚いだけで台無しになってしまいかねません。

「私は大丈夫」なんてタカをくくっていると、意外なところで幻滅されてしまうかも……。

では実際、どんな食べ方が汚いと思われがちなのか、チェックしておきましょう。

2:食べ方が汚い!ドン引きされる食事のNGマナー5つ

ドン引きされてしまう食事のNGマナーとは、具体的にどのようなものでしょうか。5つ挙げてみました。

(1)器に顔を近づける

和食では、手のひらより小さい器は手に持って食べるのがマナーです。
一般的家庭においても広く浸透しているマナーで、お茶碗やお椀、小鉢などは持って食事をします。

器を食卓に置いたまま顔を寄せるようにして食べることを、動物の食事の様子に例えて「犬食い」といい、マナー違反となります。

海外では、お皿を持って食べることはマナー違反となるのが常ですが、この場合であっても、器にあまり顔を寄せすぎると、姿勢が悪くなって美しさに欠けますので、注意しましょう。

(2)クチャクチャと音を立てて噛む

「クチャラー」という言葉が、一般的に広く聞かれるようになりましたね。クチャクチャと音を立てて食事をする人を指す言葉です。

咀嚼音が大きく外に漏れてしまう人は、口を開けて噛んでいるケースが多く見られます。どうしても音を立ててしまうという人は、顎の関節や歯列咬合に異常が隠れているかもしれないので、専門機関を受診してみるのもよいかもしれません。

(3)口に物を入れたまま喋る

食べている途中で話しかけられても、飲み込むまではしゃべらないのがマナーです。咀嚼音が響いてしまったり、口からこぼれたりすることもあります。他人が食べている途中の口の中を見たい人はほぼいませんよね。

相手に不快感を与えるだけでなく、食べながらだと会話も聞き取りにくく、会話を楽しむという視点が欠けているようにも感じられます。相手の心地よさに配慮をすることも、一緒に食事をする相手との時間を大切にすることにつながるでしょう。

(4)箸の持ち方

箸の持ち方も、食事のマナーの基本の「キ」です。幼いころから厳しくしつけられた人も多いでしょう。

お箸の機能というのは、正しく持ったときに最大限に発揮されます。正しく持てていないと効率よく力が伝わらず、すべって取り落としてしまったり、力加減がうまくできずに料理がお皿から飛び出したりすることも。

また、間違った持ち方だとお箸がクロスしてしまったり、手元の所作がうまくいかなかったりと、見た目の美しさにも欠けます。

(5)食べ終わった後の皿が汚い

焼き魚などによく見られますが、食後のお皿の上があまりに散らかっていたり、まばらに食べ残したような跡があるのは、食事のマナーとして褒められたものではありません。

子どものころ、「ごはん粒を残さずにきれいに食べなさい」と言われて育った人も多いのではないでしょうか。これは見た目の問題だけでなく「すべてに感謝を持ってありがたくいただきなさい」ということ。感謝していただくとはどういうことか、一考の価値がありそうです。

3:覚えておきたい!キレイな食べ方のコツ5

ここでは、覚えておくと役に立つ、キレイな食べ方のコツを、5つご紹介します。

(1)姿勢を正す

小学生のころ、「背筋を伸ばし、おなかと食卓の間は拳ひとつ分空けて座りましょう」と、習った記憶がある人も多いかもしれません。

この座り方だと、食卓の面から遠すぎず近すぎず、前かがみになる必要のない距離をつくることができます。器を手に取ったり、手に持たないお皿の料理を手元でいただく際にも、無理なく美しい所作で行うことができます。

「立ち居振る舞い」という言葉があるように、食事の際に限らず、正しい姿勢というのは大切で、それだけで凛と美しく見えるもの。まずは姿勢よくいることから意識すると良いでしょう。

(2)お箸を正しく持つ

先にも紹介したとおり、箸の機能と所作の美しさは、正しく持ってこそ発揮されます。ナイフやフォークにも同じことがいえます。

長年のクセで、正しい持ち方に矯正するのが難しい場合は、しつけ箸を使うのがおすすめです。しつけ箸というと、子ども向けのリング付きのものをイメージする人が多いかもしれませんが、一見普通のぬり箸と変わらないのに指を置くガイドのある、スマートなデザインのものも販売されています。

(3)器に手を添える

大きなお皿を持ち上げずにお料理をいただくときは、箸を持つほうと反対の手は、そっとお皿に沿えるようにしましょう。強く力をかけなくても、ふとした拍子にお皿が動いてしまうのを防ぐことができます。

和食では、手のひらより小さい器は持って食べるのがマナーといいました。そのため、基本的には食卓より上の位置に両手が出ているのが、食事中の基本的な姿勢。手を下りてしまい、椅子や畳につくことを防ぎ、美しい姿勢を保つ助けにもなります。

(4)音を立てていいものといけないものを区別する

「すする」という文化は日本独自のものです。海外では蕎麦やラーメンをすする音が下品だとして、「ヌーハラ(ヌードルハラスメント)」などと取り沙汰されたこともありました。海外には、すすって食べる文化がなく、お箸で麺を食べる習慣のある中国や韓国でも、これはマナー違反にあたります。

日本で食事をする際には「すする」文化がありますので、和食である蕎麦やうどん、国民食といえるラーメンなどの麺類は、音を立てて食べても問題ないでしょう。しかし、その他の料理については基本的には音を立てて食べることは、海外同様、品のない所作といえるでしょう。

(5)口を閉じて噛む

咀嚼するときには、口からこぼしたり、向かい側に座る人に口内が見えたりしないよう、口を閉じることを心がけましょう。食べている途中で話しかけられたら、飲み込むまで待ってもらうほか、うなずくことで合相槌を打つこともできます。相槌の際には、口元を片手で軽く覆うような仕草で、品の良い気遣いを表せます。

先にも述べたように、口を開けて咀嚼することは、衛生的にも振る舞いとしても美しいものではありません。一緒に食事をする人に不快感を与えないように意識するとよいでしょう。

4:まとめ

取引先や職場での会食はもちろん、友達同士の飲み会などでも、食事の所作が美しい人には、一目置いてしまいますよね。

国によってさまざまなマナーが存在しますが、今回は日本での一般的な食事のマナーをご紹介しました。この記事を参考に、キレイな食べ方を身につけて、食事をもっと楽しんでいきましょう。