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朗らかの意味とは?魅力的な特徴と朗らかな人になるための方法
月野 はるH.Tsukino
1:「朗らか」とは?
(1)朗らかの意味や類語
まずは正しい意味を辞書で調べてみました。
ほがら‐か【朗らか】 の解説
1 心にこだわりがなく、晴れ晴れとして明るいさま。
2 明るく光るさま。日ざしが明るく、空が晴れわたっているさま。
3 広く開けて明るいさま。
4 あいまいさがなく、はっきりしているさま。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
性格についての朗らかは、「1」の意味で使われます。「明朗」という言葉もありますよね。
また「朗らか」の類義語を調べてみると、「陽気」「快活」「ご機嫌」などがあります。どれも好印象な単語ですね。
(2)朗らかの英語
ちなみに英語では「cheerful」(陽気な)、「bright」(人の性格の表現として、明るい)、「merry」(愉快な、お祭り気分の)などの単語で表現します。これらはすべて、「朗らかな」を表現する単語です。
ただし「merry」には、「ほろ酔い機嫌で」といった意味もあるので、少しウェーイ系っぽさが入ります。
2:朗らかな人は魅力的!その特徴5つ
続いては、朗らかな人の特徴をご紹介します。
(1)いつも穏やかで人が集まる
朗らかといわれる人は、いつでもニコニコしていて、そして穏やか。いつ話しかけても、受け止めてくれそうなウェルカムな雰囲気があるので、周囲に人が寄ってきやすくなります。
(2)誰にでも優しい
人に対して平等に接し、誰に対しても優しいというのも特徴のひとつ。相手の地位や年齢に関係なく接してくれます。例えば飲食店などの店員さんにも、相手を思いやった優しい対応ができ、とってもスマートです。
(3)人のいい面を見ている
どんな角度から見るか、どのような基準で見るのかということで、同じ出来事や人物でも捉え方は大きく変わってくるもの。朗らかな人は、人が悪口を言う場面に遭遇しても、「こういういいところもあるけどね」と、否定をせずに、よいポイントを乗せる話し方をします。
(4)余裕がある
余裕があるからこそ、周囲を気遣いうことができて、結果として朗らかな雰囲気になるのでしょう。余裕というのは、心だけでなく、経済的な面も関わってくるケースも多いです。
(5)ネガティブな流れを避ける
ネガティブな流れに巻き込まれると、自分までイヤな気持ちになったり、ネガティブな思想にいつの間にか陥ってしまったりするものです。それをさりげなく、でも確実に避けられるというのも朗らかな人の特徴といえます。
3:朗らかな人になる方法3つ
朗らかな人になる方法を3つご紹介します。
(1)朗らかな人と一緒に過ごす
てっとり早いのは、朗らかな人と一緒に時間を過ごすことでしょう。朗らかさが魅力の人の特徴や考え方を、実感として理解できるようになります。
最初は単純に言動をマネしてみるというのもよいでしょう。また、朗らかな相手と話していると、つられるようにして自分も穏やかな気分になりやすいものです。
(2)ポジティブ思想に
物事に対して、常にポジティブにとらえるように訓練するという方法もあります。人は無意識を含め、一日のうちに、たくさんの思考を頭の中で繰り返しているそうです。そんな考え方をポジティブなものに変えることができれば、性格も変わってくるに違いありません。
(3)深く考えすぎない
起こってしまった悪いことを深く考えすぎると、どんどん落ち込んでいってしまいます。朗らかな人物を目指すなら、楽観的、楽天的な思考を目指しましょう。深く考えすぎない癖をつけることは、自分を労わってあげることにもつながります。
4:まとめ
朗らかな人と一緒にいれば、心が穏やかでいられます。また自分自身が朗らかな性格になることで、人間関係が円滑になったり、悩みが減ったりなどといったプラスのアクションにつながり、気分良く毎日が過ごせるでしょう。ご紹介した方法や、身近にいる朗らかな人を参考にしつつ、朗らかさを手に入れてみてください。