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免許証の写真で失敗しない！免許証の写真を撮る際の注意とキレイに撮るコツ
大山奏K.Ohyama
目次
隠す1：免許証の写真サイズの規定は？
運転免許証の写真のサイズはカラーで、縦3.0㎝×横2.4㎝が規定となっています。国際免許証の場合は、縦5㎝×横4㎝です。
免許証の写真は、申請の6か月以内に撮影したものでなければならず、それ以外にも細かい規定がたくさんあります。
2：笑顔やカラコンはあり？免許証の写真を撮る際の注意点5
免許の写真というのは、更新の際などは特に、流れ作業のように撮られてしまうもの。しかし、ちゃんと写るためには、そのルールを把握しておく必要があります。そこで、免許写真の注意点を5つご紹介します。
（1）カラコンはNG
カラコンは、目の大きさや色が変わってしまうため使用NGとなっています。また、顔の印象が変わってしまうので、目を細める行為も禁止されています。
（2）笑顔（歯が見えている）はNG
免許証に満面の笑みで写っている写真って見たことがないのではないでしょうか。実は、歯を見せるくらいに笑っている写真というのは、免許の申請写真としては認められません。
免許の更新に行かくときに、度胸のある人は、ぜひ写真撮影のときに笑顔になってみてください。きっと注意されますよ。
（3）正面を向いていないのはNG
正面を向いていなかったり、視線が真正面を向いていない写真もダメ。顔が真ん中に写っていない写真もNGなど、かなり厳密に決められています。
（4）上三分身でなければならない
頭から胸の上くらいまでが上三分身です。頭の上が切れていたり、顔がどアップになっていて、肩まで写っていない写真も認められません。
（5）露出が激しすぎるのはNG
写真に服が映らず、裸に見えるような場合もNGとなっています。オフショルダーなどの服を好んで着ているという人は、注意が必要かもしれません。
これ以外にも、明るすぎたり暗すぎるのもダメですし、背景も単色で都道府県別に定められた色があります。
3：酷い写真は使いたくない！免許証の写真をきれいに撮るコツ6つ
免許証の写真を撮られるのに失敗してしまって、人に見せるのが恥ずかしいという悩みを抱えている人は全国に何万人もいることでしょう。数年に1回のチャンスなので、できればきれいに写りたいですよね。そのコツをご紹介します。
（1）メイクはナチュラルに
免許写真は比較的画質も綺麗ですし、丁度いいくらいの照明も当たっています。なのであまりチークやアイメイクなどを濃くない、ナチュラルメイクがおすすめです。また、メイクには流行りもあるため、今気に入っている旬なメイクにしてしまうと、後悔するかもしれませんよ。
（2）青系の服は避けて
免許を持っている人ならご存じだと思いますが、免許の更新時に撮ってもらう写真の背景は薄い青色です。なので、それと同じような色の服を着てしまうと、背景と同化してしまいがち。
薄い青色に合う色という観点で服を選んでみてはいかがでしょうか？ 青の反対色は黄色なので、黄色っぽい色やクリーム色などのトップスが、背景によく映えます。
（3）レフ板効果を使う
膝に白いハンカチや紙などを広げることで、レフ版効果を作り出すことができます。顔をワントーン明るく見せられます。
（4）口角を少し上げる
笑顔は禁止と言いましたが、真顔で撮ってしまうとどうしても怒っていたり、睨んでいるような顔になってしまいます。
顔はなるべくリラックスさせ、歯は見せないにしても、口角を気持ち持ち上げるくらいにすると自然な表情に仕上がります。事前に鏡を見ながら練習しておくと良いかもしれません。
（5）髪型はスッキリと
髪型はスッキリしたものをおすすめします。前髪が顔にかかっているとダメだと言われますし、顔の輪郭があまりにもぼやけるような髪も注意される可能性が高いです。
免許証では首を細く見せたほうが全体にスッキリした印象に見えるので、髪は後ろに流すほうが見た目が良くなります。
（6）あごを引く
写真を撮られる際には、姿勢を正してあごを少しだけ引くようにしましょう。あごが上がっている写真は、相手を見下したような表情に見えるからです。ただし、あごを引きすぎると不自然になったり、人によっては二重あごに見えてしまうのでご注意を。
4：写真の撮り直しや変更はできるの？免許証撮影の豆知識2つ
（1）写真の持ち込み基準は各都道府県で異なる
免許証の写真って、免許の更新時に必ず撮らなければなりません。ですが、列に並んで慌ただしく撮られる写真だと、いつも写りが悪いという人もいるでしょう。そんな場合には、写真の持ち込みを検討しましょう。
写真の持ち込みの基準は各都道府県で異なります。東京都の場合は、運転免許試験場（府中、鮫洲、江東）で免許を更新する場合のみ持ち込みが可能です。
ただし持ち込みの場合は、普通より手続きに時間がかかったり、その日のうちに交付してもらえない場合もあるので、お住まいの都道府県の免許センターなどに確認してください。
（2）免許証の再交付で写真の変更が可能に
2019年に改正した道路交通法により、それまでは紛失、盗難などの場合のみに限られていた免許証の再交付が、「写真を変更したい」という理由でも可能になりました。
免許証の写真って、長いと5年間も本人確認書類として使うことがあるので、そのたびにキレイに写っていない写真を提示して恥ずかしい思いをするのは嫌だという人も、これで安心ですね。
5：免許証の写真があまりにも……だったら再交付を！
免許証の写真については、悩みを抱えている人が多かったせいか、再交付ができるというのは嬉しい変更ですよね。
毎回免許証を見るたびに気が滅入るというくらいあまりにも酷い出来栄えになってしまっているなら、自分が住んでいる警察のホームページなどで再交付の条件などを確認して、再交付をしてもらうのもひとつの手ですよ。
【参考】
「各申請用写真のご案内」 – 警視庁HP
