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ガングロは不滅?100均でも買えるガングロギャルメイクに必須なアイテム

並木まき

並木まきM.Namiki

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目次

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1:ガングロとは?

「ガングロ」と聞くと、ひと昔前に大流行したギャル系の日焼け顔をイメージする人も多いのではないでしょうか。せっかくなので、この機会に辞書で意味を調べてみました。

がんぐろ(読み)ガングロ

《顔黒の》真っ黒く日焼けした顔、または日焼けしたようにこげ茶色に化粧した顔。平成11年(1999)ごろ、主に女子高生の間で、茶髪・ミニスカート・ルーズソックスなどとともに流行した。

出典:デジタル大辞泉/小学館

必ずしも実際に日焼けしている必要はなく「こげ茶色」にメイクした顔も含めて「ガングロ」と呼ぶようです。

2:100均でも買える!ガングロギャルメイクに必須なアイテム5つ

(1)健康的な肌色になるファンデーション

ガングロメイクに欠かせないのは、こげ茶色の肌。濃いめのブラウンに近い発色で、健康的な肌色に仕上げるファンデーションは、ガングロメイクには絶対に欠かせないコスメです。下地も色を濃いめにすることで、よりガングロ感を出しやすくなるでしょう。

(2)超ボリュームのあるつけまつ毛

ガングロメイクでは、明らかに「つけまつ毛」だとわかる、超ボリュームのあるつけまつ毛も象徴的。上下にガッツリと、束感の強いつけまつ毛を装着し、目もとに強いインパクトを出します。ボリューム感のあるつけまつ毛は100円ショップでも手に入ります。

(3)真っ白のアイライナー

ガングロメイクでは、白アイライナーも必須アイテム。オフホワイトやパール系ではなく、修正液のような「THE・ホワイト」なアイライナーで、目頭を強調します。

(4)白系ハイライト

健康的に仕上げた肌に立体感やツヤ感を加えるために、白系のハイライトを用いるのもガングロメイクの特徴。ただ黒いだけでなく、健康的に日焼けした風の自然な凹凸感を、ハイライトとのコントラストによって演出します。

(5)ラインが太めのブラックアイライナー

ガングロメイクは、とにかく目もとのインパクトが強め。アイラインもガッツリ太めに入れて、目まわりを強調します。ペン先が太めなクレヨンタイプなど、ひと塗りで太いラインが描けるブラックアイライナーは、ガングロメイクによく使われるアイテムです。

3:ガングロが似合いそうな芸能人3選

(1)ローラ

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パーツひとつひとつの主張が強く、顔の彫りが深いローラさんは、健康的なガングロ肌にしても、間違いなく美人が際立つ顔立ちでしょう。マンバメイクにしても、さほどギャルっぽくならず、むしろその美しい顔立ちが引き立つかもしれません。

(2)筧美和子

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清楚な雰囲気もある筧さんですが、過去にはギャル時代の写真が流出していて、実際にマンバ系のギャルだった事実も……。目鼻立ちがはっきりしているので、ガングロにしても、美人が引き立ちそうですよね。

(3)押切もえ

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過去には雑誌「Popteen」のカリスマとしてガングロギャルのリーダー的な存在だった押切もえさん。実際にギャル系のスタイルも好んでいただけに、イメージがつきやすいですね。現在はすっかり落ち着いて、上品な大人の女性になりましたが、今、ガングロメイクに挑戦しても、まだまだ似合いそうですよね。

4:ガングロカフェとは?

「ガングロカフェ」とは、ガングロなスタッフが接客してくれる東京・渋谷にあるカフェ。数々のメディアにも登場し、観光スポットになっていました。

しかし遡ること2年前の2018年7月に、惜しまれつつも閉店。とはいってもその後、2019年にガングロギャルたちが渋谷を案内する「ガングロツアーズ」をスタートさせるなど、まだまだガングロギャルたちの火が途絶えたわけではありません。

5:ガングロたまごちゃんというキャラも…

続いてガングロの関する小ネタをもうひとつ。「ガングロたまごちゃん」ってご存じですか?

これは、今や俳優としても大活躍するリリー・フランキーさんが手がけた絵本「おでんくん」内に出てくるキャラクター。文字どおり、ガングロのこげ茶系肌で、往年のギャルのような佇まいが特徴です。

ヒロインであるたまごちゃんが白いゆで卵なのに対して、ガングロたまごちゃんは煮込みすぎたたまごがモチーフ。とはいえ、おでんならば、このくらいガングロのほうが、味がしみていておいしいですけどね。

6:ガングロには「マンバメイク」がよく似合う!

ガングロ人種には、当時「マンバメイク」と呼ばれるヤマンバのような装いのメイクをする人たちも大勢いました。髪の毛を白っぽくし、ガングロとのコントラストを強調するスタイルが印象的でした。

肌を焼いて黒くして、髪の毛も派手にして、メイクも派手で……この進化系が「ヤマンバメイク」とされていて、ガングロはヤマンバメイクとほぼイコールとして考えられていたことも。

今ではすっかり絶滅危惧種ですが、歴史は繰り返すといわれていますし、いつの日にかまたブームが再燃することもありえるのかもしれませんね。