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中折れとは?愛しているのに中折れしてしまう理由5つ

番長みるく

番長みるくM.Bancho

目次

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1:中折れとは?EDとは違う?

(1)中折れの意味

中折れの正しい意味から見ていきましょう。辞書で調べてみると、

なか‐おれ【中折れ】

1 中央が折れたり、くぼんでいたりすること。

2 「中折れ帽子」の略。

3 俗に、性交の途中で、男性器がしぼんで継続できなくなること。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

この「3」の意味ですね。ちゃんと辞書に載っているので、正式な言葉なのでしょう。この中折れは、しばしば「ED」と混同されることがあります。そこでついでに「ED」のの正しい意味も調べてみました。

イー‐ディー【ED】 の解説

《Erectile Dysfunction》⇒勃起 (ぼっき) 不全

出典:デジタル大辞泉(小学館)

「勃起不全」とは、陰茎の勃起が不十分でセックスができない状態のことです。性的不能の意味をあらわす「インポテンツ」という言葉が人格否定につながるニュアンスであることから、その代わりに使われるようになったのだそう。

(2)中折れとEDは何が違う?

中折れは、挿入前や最初のうちは勃起していても、挿入中に元気をなくしてしまうこと。お口エッチで元気になっても、また挿入中に男性器がしぼんでしまうこともあります。

一方、EDは完全に勃起できない状態というイメージがありますが、完全に勃起しないのはレアなケース。多くの場合は勃起しても硬くなりきらなかったり、中折れしてしまったりというところ。つまり、中折れはEDのメジャーな症状のひとつといえるのです。

2:どうして最後までできないの?中折れの症状5つ

まずは中折れに多く見られる症状から解説していきましょう。

(1)射精前に萎える

セックスをする前や前戯の段階では元気で、挿入したり多少ピストン運動したりすることには問題ないのに、いざ男性が果てようと射精する前になって、膣内で男性器が萎えてしまうというケースです。

(2)挿入中に小さくなる

セックス前は特に問題なくても、挿入中にするりと膣内から抜けてしまうくらいに、小さくなってしまうことも。セックス中の最も興奮するタイミングにアソコが小さくしぼんでしまうという状態なので、焦ってしまう男性も多いようです。

(3)コンドームがうまくつけられない

いよいよ挿入というときになって、コンドームをつけるタイミングで男性器の元気がなくなってしまうことも。コンドームをつけようとしても、男性器にはうまくハマらず、そこからどんどんやわらかくなってしまうのです。

(4)もう復活しない

挿入中に彼のアソコが萎えてしまい、そこからもう復活しないことも、中折れの症状のひとつです。口や手で刺激を与えても、元気をなくしたまま。その日はもう二度と勃起しないこともあります。

(5)萎えているのに射精はする

挿入中に徐々に男性器がやわらかく、小さくなっているのに、射精はできるという人もいます。ただ男性器がカチカチに硬いわけでないため、その状態も中折れといわれています。

3:旦那が立たなくてショック!中折れしてしまう理由5つ

中折れといっても、さまざまな症状が。このようなことが起こってしまう理由はどこにあるのでしょうか。

(1)心理的なストレス

過去に嫌な経験やセックスがうまくいかなかったことが心の傷になっていることもあります。

女性から「エッチ下手だね」や「アソコ小さいね」などの心ない言葉に傷ついたり、過去に中折れした恐怖が原因になっていたり。ほかにもアソコや体臭など、自分の体にコンプレックスを抱えている場合、それが原因になることもあります。また過去のセックスには問題はなくても、仕事や人間関係など日常的なストレスも原因になることも。

(2)体調が良くない

男性器の状態は、体調や健康状態に大きく影響します。風邪で熱があったり、お酒を飲みすぎていたり、疲れていたりするときには、いうことを聞かないこともあるでしょう。飲み会やデートでお酒を飲んで、結果として中折れするという話はよく聞きますよ。また仕事が忙しく、働き詰めの男性が中折れすることもあります。

(3)相手との関係性の変化

エッチな動画や漫画では興奮するのに、長年付き合っている彼女や妻とエッチするときは中折れするという男性も。また他の女性なら大丈夫というケースも多いです。毎回同じようなセックスをしていたり、相手のことを性的な対象として見ることができなかったり。エッチな刺激が足りないと中折れの原因に。この場合、大人のおもちゃを使うなど、新たな刺激を得ることで治ることもあります。

(4)加齢によるもの

若いころは中折れとは無縁だったのに、40代以降に中折れするケースもあります。歳を重ねて筋力が低下したり、男性としての機能が弱くなったり、勃起を維持する力が弱くなったりすることも、原因のひとつです。

(5)病気

セックス中の中折れが、実は高血圧や糖尿病、痛風などの病気が原因ということも。この場合、病気の治療が必要です。病気が回復することで中折れも改善するかもしれません。

心あたりのある人はすぐに専門家に相談しましょう。

4:地道な努力がカギ!中折れ対策3つ

中折れを対策するには、どうすればいいのでしょうか。

(1)筋トレをする

中折れ対策としていわれてのが、骨盤底筋群という筋肉を鍛えること。勃起をするためには深く関わっている部分です。骨盤底筋群と太ももの内側の筋肉である内転筋はつながっているため、鍛えるにはスクワットが効果的といわれています。

またその他、中折れ対策の筋トレとしてよく挙げられるのが、肛門を締めるトレーニング。5秒間お尻の穴をキュッと締めて、5秒間緩めるというエクササイズです。10回を1セットにして、こまめに行うことをおすすめします。

(2)サプリメントを飲む

栄養バランスの良い食事から、必要な栄養をすべて摂ることがベストですが、現実的には難しいですよね。足りない栄養素はサプリメントでカバーしましょう。特にシトルリンと亜鉛がおすすめです。

シトルリンを摂取することで血流が改善し、血行不良が予防される効果が期待できます。亜鉛は前立腺や性腺に高濃度に含まれていて、精子を作るのに必要とされる栄養分です。

(3)生活習慣を改善する

中折れするほとんどの原因は生活習慣の乱れです。生活習慣を見直することで中折れの解消や予防につながります。

食事内容の改善や睡眠時間を確保し、睡眠の質を向上させましょう。そのためには、禁煙をしたり、夕方以降のカフェイン摂取を控えたりするのが有効。また眠る1時間前はスマホやPC、テレビなどのブルーライトを浴びないようにしましょう。

5:中折れは治せるかも!

中折れは男性自身にとっても、またセックスする相手にとってもショッキングな出来事です。しかし食事や睡眠などの生活習慣に気をつけることで、改善できるかもしれません。

そして思うように改善しない場合には、EDの可能性もありますので、専門家の力を借りましょう。