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強い人ほど幸せをつかむ!メンタルが強い人の特徴と鍛え方

深海雪

深海雪Y.Shinkai

目次

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1:メンタルが強い人とは?英語で言うと?

どんなことがあっても自分を貫く「メンタルが強い人」。仕事でも恋愛でも、心が強い人は無敵感を発揮し、周りから一目置かれる存在でしょう。

それでは世の中のどのくらいの人が「メンタルが強い」と感じているのでしょうか。今回『MENJOY』では、20〜40代の男女500名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「自分のことを、メンタルが強いと思いますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

強いと思う・・・132人(26%)

弱いと思う・・・368人(74%)

7割以上の人が、自分は「メンタルが弱い」と感じているという結果になりました。

ちなみにこの「メンタルが強い」を英語で表現するなら、「She is mentally strong.(彼女は精神的に強い)」や「She has a strong mind.(彼女は強い心を持っている)」といった文章で言い表すことができます。

2:本当に強い人は孤独?優しい?その特徴7つ

では「メンタルが強い人」とは、いったいどんな人なのでしょうか。

(1)いつでも前向き

人間は心が弱気になると、体にも影響して、体調を崩すことがあります。メンタルが強い人は、仕事でトラブルが起こったり恋愛でピンチになったりしても、「常に前を向いて対応すれば、よい結果が待っている」と信じて、常にポジティブに物事をとらえます。前向きな姿勢が、心も体も元気にさせるのです。

(2)最後まで諦めない

メンタルが強い人は、一度決めたことは、何があっても投げ出したり、諦めたりしません。仕事や恋愛でどんなに難しい状況になっても、自分が思い描いた結果を引き寄せるための努力を惜しまないのです。その、コツコツとやり遂げる強さはときに孤独に思われがちですが、周りの声などを気にすることなく、自分の意思を貫きます。

(3)失敗を怖がらない

失敗するのは誰でもイヤなもの。でも失敗したときのことばかり考えて、ネガティブな言動ばかりしても、何も始まりません。どんなことでも失敗はつきものです。メンタルが強い人は、チャレンジ精神が旺盛で、失敗から学ぶ姿勢をもっています。何もしないで後悔するより、とにかくトライすることが大事なのです。

(4)新しいことを楽しむ

進学や就職などで環境が変わると、その新しい環境にうまく対応できなくて落ち込んだり、新しい人との出会いに緊張してしまったりすることも多いでしょう。ところがメンタルが強い人は、新しいことをとことん楽しむことができます。新しい環境にワクワクし、新しい人との出会いが楽しみに感じられるのです。

(5)無理せず大らか

誰にでも気分が乗らない日や体調が悪い日はあります。だからといって、仕事も締め切りも待ってはくれないし、周りの環境が自分の都合よく変わるということもはありません。そういうとき、メンタルの強い人は無理をすることなく、「まあいいか」の精神で行動できます。その日の気分や体調に合わせて、大らかに対処しているのです。

(6)人の幸せや成功を喜べる

仕事でも勉強でも、頑張った自分を正当に評価してほしいと思うのは当然の心理。しかし、メンタルが強い人は、どんなことも自分との戦いだと思っています。自分の意思で行動するので、他人の評価は関係ないし、自分と他人を比べることもしません。「人は人、自分は自分」なのです。だからこそ、人の幸せも成功も心から喜べるのでしょう。

(7)心にゆとりがある

メンタルが強い人は、物事を客観的に捉えることができ、周りがよく見えています。それは心にゆとりがあるから。仕事や友達のグループの中では、自分が求められる立ち位置が直感でわかり、何事も円滑に進めていける人でしょう。人の気持ちに寄り添う心の余裕もあるので、人にも優しくできます。

3:メンタルが強い女に学ぶ!強いメンタルの作り方3つ

(1)すばやく気持ちを切りかえる

「友達から私の彼が浮気していると聞き、彼を問いつめたんです。そしたら実は彼は既婚者で、私が不倫相手だったことが判明。でも私とも付き合い続けたいとか、ワケのわからないことを言ったので、ビンタして別れを告げました。

でもやっぱり彼のことが好きで、家で夜ずっと泣いちゃって……。翌朝自分の顔を見たら、目が腫れた妖怪みたい。大笑いしたら気分もすっきりして、もういっかって思えました」(Yさん・28歳女性/医療)

(2)冷静に人に伝える勇気を持つ

「異動した部署に、急に無茶振りをしたり、自分の意見を押しつけたりするモラハラ&パワハラ上司がいたんです。その上司の言動は道理にかなっていなくて、今後の自分の仕事に影響すると思ったので、私は冷静にひとつひとつ順を追って上司に話しました。

いつもは誰の意見も聞かないような上司だったけど、私の話は耳が痛かったみたく、黙り込んでしまいましたね。やっぱり人って、言わないとわからないですもんね」(Mさん・34歳女性/会社員)

(3)自分を信じて行動する

「学生時代から一緒にトイレに行くとかお弁当を食べるとか、女子がつるむ状況がめんどうくさくて……。ある程度は付き合っていたんですけど、いじめみたいなことが起こってしまったんです。

自分の意思に関係なく、私も加害者みたいになったのが本当にイヤで、ちゃんと自分の思ったとおりに行動しようと決めました。そうしたら自分もラクになったし、本当の親友もできたし、いいことだらけです」(Eさん・24歳女性/観光)

4:メンタルを強くする本3選

最後に、近年の話題書の中から、メンタルを強くするのに役立つ本を3冊、ご紹介します。

(1)『ネガティブが人を強くする! 修造流 脳内変換術』松岡修造

「日本でいちばん熱い男」という異名をもつ松岡修造さんが、雑誌『BAILA』での「松岡修造、指南!燃やせ!君のモチベーション」の7年半分の連載が1冊の本に。超ネガティブから超ポジティブに変換した自身の体験からの本気メッセージが熱い!

(2)『ストレスを操るメンタル強化術』DaiGo

テレビなどでおなじみ、メンタリストDaiGoさんの本。心理学や脳科学などの最新知見をもとにしたメンタル強化のためのメソッドとエクササイズが紹介されています。自分らしい強さを身に付けられるでしょう。

(3)『この世を生き切る醍醐味』樹木希林

樹木希林さんのロングインタビュー本。あらゆる出会いや運命に感謝、病や死すらおもしろがり、「人生、上出来でございました」と言い切った樹木さん。その言葉ひとつひとつが心を強くしてくれ、生きる勇気になるでしょう。

5:まとめ

メンタルが強い人は、実は自分の弱さをよく知っています。弱さを知っているからこそ、失敗した自分をありのままに受け入れ、いつでも前向きに努力できるし、人にも優しくなれる。まずは自分を見つめることが大切です。