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夫婦とはいったい何?夫婦が仲良しでいるためのやっていることとやめたこと

コマツ マヨ

コマツ マヨM.komatsu

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目次

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1:夫婦とは?

夫婦とは……辞書で調べると「婚姻関係にある男女の一組」(小学館デジタル大辞泉)とありますが、籍を入れただけで夫婦になれるわけでも、式を挙げただけで夫婦になれるわけでもありません。

また、「夫婦とはこうあるべき」……そんな固定概念にとらわれている人が、多いように思います。でも、人間がひとりひとり違うように、夫婦の形もひとつとして同じものはありません。

「みんなこうしているから」「周りがこうだから」というような考えは持たず、それぞれの夫婦の最適な形を見つけることが大切です。

2:リアル仲良し夫婦にコツを聞いた!夫婦関係が良好にするために「やっていること」5つ

夫婦になったのだから、できれば末長く仲良くやっていきたいものですよね。仲良しな夫婦に共通する「実際にやっていること」を5つご紹介します。

(1)「ありがとう」と言う

当たり前のことですが、夫婦間では意外と後回しになりがちです。毎日顔を合わせることや馴れ合いの関係になりすぎてしまうこと、気持ちが通じ合って結婚したふたりだから何もしなくてもいつまでも気持ちが通じるはず……と思い込んでいることも原因かもしれません。

言わなくてもわかりそうなことを、あえて声に出して伝える。このひと手間こそが仲良し夫婦に欠かせないものです。

(2)手をつなぐ

キスやセックスなどのコミュニケーションはとっていても、日常生活の中で何気なく手をつなぐということがなくなった……という夫婦も多いはず。手をつなぐという何気ない行動を続けることは、いつまでもお互いを思いやり仲良く過ごす秘訣です。

(3)こまめに連絡を取る

日中は必要最低限の連絡しか取らないという夫婦もいるでしょう。仲良しな夫婦は、恋人同士のときほどではなくとも普段からこまめに連絡を取り合っています。仕事後「今日は○時に帰るよ」というような些細な連絡でも、相手を思いやっていることが伝わりますよね。

お互いの帰宅時間が把握できるので、仕事が忙しくすれ違いやすい夫婦も良好な関係を築きやすくなります。「せっかく晩ごはんをつくったのに!」「いつ帰ってくるの?」といった揉めごとも回避できますね。

(4)「パパ」「ママ」と呼ばず名前で呼ぶ

子どもがいる夫婦の場合、いつのまにかお互いを「パパ」や「ママ」と呼び合ってしまっているという人たちもいます。子どもができると、パートナーのことを「パパ」「ママ」と呼び合うべきだという固定概念がある人もいるゆうです。

子どもの親であるのと同時に、夫と妻であり、男と女です。名前やニックネームなどで呼び合い、お互いを「父親」「母親」にカテゴライズしてしまわないことが仲良し夫婦でいる秘訣です。

(5)趣味を尊重する

結婚してるんだから、親なんだからと、お互いの行動に制限をかけたり我慢をしようとする人も多いものです。しかし、窮屈な環境ではやがて逃げ出したくなったり離れたくなったりするものです。

結婚しても子どもがいても、趣味や好きなことをしリラックスできる環境を持つべき。お互いの趣味に理解を示すことで、相手を尊重し、思いやりを持って接していることが伝わりますし、窮屈でなくなります。

3:仲良し夫婦でいるために「やめたこと」5つ

夫婦仲良しでいるために、仲良し夫婦がやっていないことをご紹介します。

(1)気持ちを溜め込まない

一緒に暮らしていれば、良いことも悪いことも含めて、思うことがあるのは当然。仲良し夫婦は、意見の違いや不満など相手への思いを溜め込まず、話し合って解決します。

もめごとが嫌で気持ちを溜め込む人もいますが、それではお互いの気持ちがすれ違ってしまうもとです。夫婦の問題は夫婦ふたりで解決すべき。言いにくいこともあるでしょうが、普段から思いを溜め込まず話し合って解決していくことが大切です。

(2)発展性のない喧嘩はしない

喧嘩は感情的に不満をぶつけるだけ。一時的に気持ちはスッキリしても解決とは程遠い場合も。

夫婦仲がいいカップルは発展性のない喧嘩をしません。たとえ意見がぶつかっても、ただ不満を言い合うだけでなく、今後どうすれば同じことで喧嘩にならないかを考え、双方が納得のいく落としどころを話し合うことができます。

(3)嘘をつかない

どんな些細なことでも嘘は絶対につかないこと。誰しもバレないように嘘をつきますが、嘘がバレたときには、嘘の内容と嘘をついたという事実に信用を失ってしまいます。

お互いの信頼し、仲の良い夫婦関係を継続していくためには、どんな些細な嘘もつかないよう徹底することが大切です。

(4)不規則な生活習慣をしない

セルフコントロールができないと、病気になったり、太ったり、イライラして怒りっぽくなったりします。こうしたことは良好な夫婦関係に亀裂をもたらします。健康な体を維持することや安定したメンタルを保つことは、夫婦関係を良好に保つことにもつながるのです。

お互いの健康を気遣ったり、一緒に運動をしたりして、ストレスを溜めないように、生活習慣に気を配って暮らしていくのがベスト。

(5)怪しい行動はしない

たとえ浮気ではなくても、パートナーに言えないことや、パートナーが怪しむような行動はしないのが仲良し夫婦のポイント。浮気をしたかしていないか、という事実ではなく、疑われたり相手が悲しむような行動をとること自体が問題です。

相手の信頼を裏切る形にならないよう、怪しいと思われそうな行動はしないこと。

4:夫婦関係を改善するには?夫婦喧嘩の内容と解決策3つ

夫婦といえども、もともとは他人同士。夫婦喧嘩をしてしまうのは仕方のないこと。夫婦喧嘩のあと、夫婦仲が悪化しないようにするにはどうすればいいのでしょうか。

(1)家事の分担

家事をなにもしない、言わないと手伝ってくれないなど、家事についての夫婦喧嘩は避けて通れません。ゴミが落ちていたら拾う、そんなこともできない人も多いですよね。

家事のことで夫婦喧嘩になった場合、仲直りの際に、必ず「次に同じ喧嘩が起きないようにどうすればいいか」ということだけは話し合っておきましょう。

(2)帰宅時間

「夕食の用意をしたのに帰宅が遅く食事が無駄になった」「連絡がないので食事の用意をどうすればいいかわからない」と喧嘩になることも多いでしょう。

上述したように、こまめに連絡をとることで、このような喧嘩を回避できます。忙しい中でいちいち連絡するのは面倒に感じるかもしれませんが、帰宅するなり怒られたり、機嫌の悪いパートナーの顔を見たりするくらいなら、事前に帰宅時間の連絡をするほうがずっと楽というものです。

(3)子育てに対する考えの違い

子どもに関することで夫婦がぶつかることはよくありますよね。自分が一生懸命子どもに言ってきかせてきたことを、「ちょっとくらいいいじゃん」とパートナーがいとも簡単に破ってしまうことが原因で、大きな喧嘩に発展することも。

子育ての考え方はぶつかりやすいもの。ですが、ぶつかったときには必ず「今後どうするか」を話し合ってみましょう。夫婦の意見が違ったままだと子どもが混乱しますし、「夫婦喧嘩の原因は自分だ」と子どもが自分自身を責めるようになってしまうかも。

5:仲良し夫婦でいることは、お互いの考えを共有すること

恋人同士のころは、言葉にしなくても思いが通じ合っていたカップルも多いでしょう。しかし、夫婦となり家族となれば、言葉に出さないと伝わらないことも増え、言葉に出さないことでふたりの関係に悪影響を及ぼすこともあります。

いつまでも仲良しでいたいなら、いいことも悪いこともまずは言葉に出し、互いにどう考えているかの思いを共有することが大切です。