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ニキビを治したい!白ニキビ、赤ニキビが市販薬で治らないときは?

コマツ マヨ

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目次

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1:ニキビを治したい!白ニキビ、赤ニキビを治すには?

「ニキビには〇〇!」というニキビ薬のCM、みなさんも一度は見たことがあると思います。しかし、ニキビにはいくつかの種類があり、その原因もさまざま。

ニキビができたからといって、口コミで評判のニキビ薬を塗ったとしても、自分の肌やニキビに最適な薬でなければ、効果がないということも多いのです。

また、「白ニキビ」「赤ニキビ」など、症状によっても、対応策はかわってくるもの。まずはニキビについて、詳しく知っていきましょう。

2:顎のニキビが治らないのはなぜ?高校生のニキビと大人ニキビの違い

中学生から高校生ころにかけてできるニキビは、思春期ニキビともいわれます。対して、20代半からのいわゆる“思春期”ではない年齢の肌にできるニキビは、かつては吹き出物などと呼ばれましたが最近は大人にキビと呼ばれます。これらのニキビの違いはなんでしょうか。

(1)顎のニキビの種類は?

顎の周辺は乾燥しやすく皮脂の多い部分。肌が乾燥すると、潤いを補おうとして皮脂を過剰に分泌します。その皮脂が毛穴に皮脂が詰まって、にきびができやすくなります。

乾燥しやすく潤いが不足しやすい場所なので、一度ニキビができるとなかなか治りにくい厄介な場所でもあります。顎周辺にできるしつこいニキビは、10代のころにできる思春期ニキビではなく、20代を過ぎた大人ニキビに多いといえます。

(2)高校生ころにできるニキビはどんなもの?

高校生のときにできやすい思春期ニキビとは、過剰な皮脂分泌により毛穴が詰まり、炎症を起こすことで赤く膿んだような状態になるニキビをさします。おでこや頬など、広くて皮膚がやわらかく、皮脂が多い場所にできやすいのも特徴。

顔の中心に多くできるため人に見られやすくどうしても気になりやすいものです。

(3)大人になってからできるニキビは?

思春期ニキビに対し、大人ニキビはこめかみや口周り、顎やフェイスラインなど、乾燥しやすいのに皮脂が多い場所によくできます。メイクが残ったり、シャンプーやトリートメントのすすぎ残しが多い場所であるため、肌に残った汚れが原因でニキビができやすいのも一因です。

3:白ニキビが大量でかゆい!白ニキビができる原因

気がつけばポツポツとできている白ニキビ。痛みや赤みはないものの、気になってしまいますよね。どんな原因で白ニキビができるのでしょうか。

(1)白ニキビの原因は?

肌表面の汚れや老廃物によって毛穴が詰まると、ニキビの原因菌であるアクネ菌が増えて炎症を起こします。毛穴の中で起きるため、毛穴周辺の皮膚が盛り上がり、ポツポツとしたニキビになります。

芯があるように感じるので、指で押し出そうとしてしまう人もいますが、潰れて雑菌が入ったり跡が残ってしまう恐れもあるので注意したいところです。

(2)かゆみがある?

白ニキビができると、かゆみを感じる人もいます。これは炎症を起こしたニキビができると、かゆみのもととなるヒスタミンという物質が分泌されるため、かゆく感じてしまうようです。

(3)白ニキビが悪化すると、赤ニキビ、そして黄ニキビに…

白ニキビはニキビの初期症状ともいえます。白ニキビの炎症が進むと、次第にニキビの周りまで赤く腫れ上がった赤ニキビに。さらに悪化すれば、表面が膿んだような黄色ニキビになります。

4:白ニキビを治療するには?白ニキビを治すポイント

ニキビの初期段階である白ニキビ。治療するには、市販薬を使ったり、皮膚科を受診するなどの方法があります。

(1)白ニキビは市販薬で治せる?

アクネ菌が増殖してできた白ニキビ。市販薬でも治せないことはありません。しかし、市販のニキビ薬は皮膚科で処方される薬と比べればその効果には大きく差があるようです。

間違った治療を行うと跡が残ったり悪化してしまうこともあるため、治療の際には皮膚科を受診するのが安心です。

(2)薬局で買える市販薬と皮膚科で処方されるニキビ薬の違いは?

市販薬と皮膚科で処方される薬の大きな違いは、含まれている成分。市販で販売できる成分の薬と、医師の処方がないと購入できない成分の薬があります。自己判断で市販薬を購入するよりも、医師の処方のもと、自分のニキビに合った薬を使うことが大切です。

(3)正しいニキビ薬の塗り方

基本的には、市販薬ならパッケージ、皮膚科で処方されたものなら薬剤師に指示された量を守ることが大切。汚れや雑菌はニキビ悪化のもととなるので、必ず洗顔後の清潔な肌に使用しましょう。

(4)ニキビ薬と化粧水を同時に使って大丈夫?

基本的に、ニキビ薬と化粧水を同時に使ってはいけないということはありません。ニキビは乾燥が大敵なので、化粧水を怠って肌が乾燥すれば、さらにニキビが悪化したり増えてしまう恐れがあるからです。ただしニキビができているときの肌は敏感になっていますので、いつもの化粧水ではなく、敏感肌用など低刺激のものを使うのがおすすめ。

5:赤ニキビ跡を治したい!赤ニキビを治すポイント

白ニキビよりも進行した状態の赤ニキビは、扱いに注意が必要です。赤ニキビを治すポイントをご紹介します。

(1)赤ニキビがあるときの洗顔の方法

赤ニキビがあるときは、肌が非常に敏感な状態だと考えてください。洗顔時には、患部を直接刺激しないように気をつけましょう。普段の洗顔でも問題ないですが、洗顔料の成分がニキビの原因になっているとも考えられます。

高機能化粧品や成分の強いものは避け、低刺激な洗顔料に変えることをおすすめします。洗浄力がマイルドでシンプルな成分のものが多い固形洗顔(洗顔石鹸)もニキビ肌にはおすすめ。

(2)赤ニキビは市販薬で治せる?

市販のニキビ薬に「赤ニキビにも使える」と書いてあるものなら、使用しても大丈夫でしょう。だた、赤ニキビは傷や怪我などと同じ状態なので、ニキビのための成分がたくさん含まれている市販薬よりも、軟膏などでお肌を一旦落ち着かせるといった方法もあります。

いずれにしても、症状が悪化しそうであればすぐに中止して。

(3)赤ニキビに化粧水をつけるときの注意点

痛みが強い場合やひどく膿んでいる場合には、化粧水自体が刺激となりうる場合も。そんなときは、肌が落ち着くまでスキンケアは避けるか、低刺激のものやシンプルな処方のものを使ってくださいね。

6:赤ニキビをコンシーラーで隠す方法

お肌にポツンとできた赤ニキビ、場所によってはとても目立ちますよね。コンシーラーで隠す際にはニキビを刺激しないよう注意が必要です。

(1)薄く優しく重ねづけ

ノーマルなコンシーラーでは、赤ニキビをうまく隠せないことがあります。ニキビを隠そうとすると、炎症を起こしているニキビの上にコンシーターを塗りたくってしまいがちですが、できるだけ患部を刺激しないよう、薄く優しく重ねづけしましょう。

(2)赤みをカバーするならグリーン系のコンシーラー

赤ニキビには、赤みを打ち消すグリーン系や赤みの少ないイエロー系のコンシーラーをなじませて。オレンジ系やピンクベージュは赤ニキビと同色系。ニキビを隠しにくい色なので避けましょう。

(3)薬用コンシーラーを使う

赤みニキビにコンシーラーを使うときは、ニキビ肌用の薬用コンシーラーを使うと安心。ニキビ肌に優しい処方なので、炎症を起こしている赤ニキビに使う際にも、多少は安心です。

しかし、コンシーラーなどメイク自体がニキビ への負担になることは避けられません。帰宅後すぐに洗顔をしてコンシーラーを落とし、お肌を赤るだけ清潔な状態に保ちましょう。

7:薬局で買える!口コミ人気の高い市販ニキビ薬おすすめ3つ

ぽつっとできたニキビは、市販薬を塗って様子を見るのもひとつ。ニキビに悩む人が使っている人気の市販薬をご紹介します。なお、ニキビの数が多い、赤みや痛みを感じるなどの場合には、市販薬ではなく皮膚科を受診しましょう。

(1)クレアラシル ニキビ治療薬クリーム

ニキビといえば「クレアラシル」。大人ニキビにも使えますが、より思春期ニキビ向けといった商品です。公式サイトにも思春期ニキビについての解説が詳しく書かれています。肌色タイプと透明タイプがあるので、メイクのできない高校生の方は肌色タイプをコンシーラーがわりに使うのもいいかも。

(2)オロナインH軟膏

オロナインH軟膏は、古くからニキビの薬としても使われている軟膏です。おうちに常備している方も多いのではないでしょうか。あくまでも軟膏なので、ニキビのアクネ菌を殺菌したりといった効果は謳われていません。

しかし筆者が使用した経験からいえば、ニキビ周辺の皮膚をやわらかくし、赤みのある部分を優しく保護してくるような効果があると感じています。実際、痛みを伴う赤ニキビなどに塗るとひりひりとした痛みが緩和された経験もあります。

(3)イハダ アクネキュアクリーム

大人のニキビ・吹き出物に効くニキビ薬といえばこちら。顎やフェイスラインなどにできるしつこいニキビに使える治療薬です。ノンステロイドの薬なので、ステロイド配合の薬を避けたい方にもおすすめ。

8:目標はニキビのできにくい肌!

今回、ニキビ薬やニキビの種類についてご紹介しましたが、できればニキビができにくい肌を目指したいですよね。

ニキビ薬はニキビができてしまったときの応急処置として考え、普段から質の良い睡眠やお肌に合ったスキンケア、できるだけバランスのいい食事を心がけて、ニキビと縁遠いお肌を目指しましょう。