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AK(あえて結婚しない)男子の気持ちはコロナ禍でどう変化した?本音を直撃

松田優Y.Matsuda

目次

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1:AK男子とは?

「AK男子」とは、A(あえて)K(結婚しない)という選択をしている男性のこと。高橋一生さん、斎藤工さん、滝藤賢一さんが出演したドラマ「東京独身男子」で、一気に市民権を得ました。

AK男子の結婚に対する意識は、「結婚なんてメリットはひとつもない」「絶対に結婚したくない」という頑なな人から、「機会があればするかもしれない」という柔軟なスタンスの人までさまざま。でも一様に、「恋愛して、その延長線上で結婚して」という王道ルートを嫌います。

2:コロナ騒動で結婚したくなった?

外出自粛によって、自宅で過ごすことが多くなると、特にひとり暮らしの人は寂しく感じることもありますよね。「結婚しなくていいかな」と思っていたAK男子にも、そうした影響を受けて、気持ちの変化が生まれたりするのでしょうか。

そこで今回『MENJOY』では、30〜40代の未婚男性213名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「現在のような自粛期間にあたり、結婚観への変化があれば教えてください」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

結婚したくなった・・・38人(18%)

結婚したくなくなった・・・16人(7%)

気持ちの変化はない・・・159人(75%)

AK男子にしぼったアンケートではないため、「結婚感に変化はない」という回答が大多数という結果になりました。しかし「結婚をしたくなった」という人が2割弱もいることは、注目に値するでしょう。また少数ではありますが、結婚願望がさらになくなった人もいるようです。

なぜ意識が変わったのでしょうか。

3:結婚したくなった人の本音

まずは「結婚したくなった」という方の意見をまとめました。

(1)ひとり時間が寂しすぎる

「家にいることで孤立感が増えて結婚したくなった」(Bさん・43歳男性/自由業)

「ひとりでいる時間が長くなったので、一緒にいてくれる女性が欲しくなった」(Mさん・43歳男性/警備員)

外出自粛や在宅勤務などによって、家にいることが多くなり、寂しさを感じたという意見は多く見られました。ずっとひとりでいると、話し相手が欲しいという気持ちになりますよね。

(2)不安なときに支え合う相手がほしい

「毎日が不安で仕方ない。厳しい状況でも、パートナーがいれば少しは気が晴れると思った」(Sさん・43歳男性/接客業)

「こうした不安定な社会情勢のときには、一緒にいて心強さが得られるパートナーが欲しいと感じます」(Oさん・47歳男性/営業)

先が見えないことで、仕事や金銭面、もちろん健康面でも、不安を抱えている人がほとんどでしょう。ひとりで考えていては、気持ちも沈むばかり。この不安を誰かと分かち合いたい、精神的な支えが欲しいと思うのはAK男子でも例外でなく、自然なことですよね。

(3)死をリアルに感じたから

「死んだら結婚できないので、早くしたくなった」(Gさん・36歳男性/技術職)

「今は親といるが、ひとりになった時のことを考えると不安になる」(Nさん・44歳男性/無職)

「病気になったとき、世話をしてくれる人がいない」(Fさん・44歳男性/研究・開発)

自分の死、または家族の死……。いつ収束するか分からない新型コロナウイルスは、決して他人事ではありません。海外でも毎日たくさんの死者数が増えているニュースを見ると、その可能性を考えてしまう人も多いでしょう。

そんなとき、家族や伴侶がほしいと考えたということは、潜在的に結婚願望があったのかも。今後パートナーを探し始めることを考えてみても良いのかもしれませんね。

(4)出社自粛で自由時間が増えた

「ずっと忙しかったから余裕がなかったけど、時間ができて、婚活したくなった」(Uさん・35歳男性/会社役員)

「自粛期間だからこそ、ふたりで一緒にいる時間を増やせるので、お互いの価値観を見極めたり、愛を育んだりして結婚へ進むべき」(Hさん36歳男性/技術職)

今まで仕事ひと筋で結婚に興味がなかったけれど、外出自粛によって時間に余裕ができたことで、結婚を意識するようになったという人も。普段できない事にチャレンジしている人が多い中、婚活をするという選択肢もありかもしれません。

(5)これを機にマッチングアプリを利用したら出会えたから

「時間ができたし、不安も感じ始めたので、気を紛らわすためにマッチングアプリをやってみたら、結婚したいと思える人と出会いました。騒動が落ち着いたら会う予定です」(Tさん・32歳男性/事務員)

すでにマッチングアプリを利用してみたという猛者もいました! すぐに会うことは気が引ける時期ではありますが、メッセージのやりとりは暇つぶしにもなるので、今まで以上にマッチングアプリは盛り上がっているのかも。

4:結婚したくなくなった人の本音

少数派ですが、コロナ騒動によってより結婚したくない気持ちが強まったという人もいました。その理由をチェックしてみましょう。

(1)コロナショックで失職、不景気…家庭を持つのが怖くなった

「なにが起こるかわからないこんな時期に、敢えて大切な人を作ろうとは感じない」(Iさん・31歳男性/営業)

「失職して、結婚できなくなった」(Rさん・48歳男性/無職

「これから不景気になりそうなので、余計に家庭を持つのはきついのではないかと思います。独身で実家暮らしが、最高の時代になっていくと思います」(Sさん・45歳男性/技術職)

経済的な理由から、結婚はありえないという意見です。業種によっては、収入が激減したという人も多いでしょう。先の見通しが立たない中、責任ある考え方ともいえます。

(2)家庭内感染の話を聞いて…人といると感染リスクが

「家族と一緒にいると、感染症が流行ったときに感染リスクが高くなることをニュースで知りました。ひとりでいるほうが、コロナに感染しないので気楽だと思った」(Iさん・36歳男性/事務職)

「家族感染の多さから、家族よりひとりが良いと、コロナ感染拡大の前より強く思うようになった」(Eさん・44歳男性/接客業)

家族として一緒に住むことで感染の危険性が高まるという意見です。家族が感染した場合、家の中でも直接顔を合わせられず、つらい生活をしているという話も聞こえてきます。人との接触を減らすという視点で考えると、ひとり暮らしに勝る環境はないのかもしれません。

(3)外出自粛でDVが増えたと聞き、人といることが怖くなった

「自宅に滞在している時間が増えたことで喧嘩やDVの件数が増えたとの報道を聞いたので結婚したいとは思わない」(Wさん・46歳男性/製造業)

自宅にいる時間が増えるということは、寂しさを紛らわせる反面相手の嫌なところを見る機会も増えるということです。実際に「コロナ離婚」なんて言葉もニュースで聞かれるようになりましたね。

ひとりに慣れていて不便を感じないAK男子には、結婚によるリスクやデメリットが目につきやすいということがわかります。

5:まとめ

日々の過ごし方が急激に変わり、右往左往している人が多い中、他人に左右されにくいAK男子の生き方には憧れる部分があるのも正直なところです。しかし、誰もが大なり小なり不安を感じているはず。

独りの寂しさを感じた人も、家族を持つことの大変さを認識した人も、今は自分自身にとって必要なものを再確認する良い機会なのかもしれませんね。