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「捨て活」で後悔する人は多い!ありがちな失敗パターンと捨てていいものダメなもの

番長みるく

番長みるくM.Bancho

目次

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1:捨て活で後悔したことはありますか?

「捨て活」とは、文字通り「捨てる活動」のこと。ついつい増えてしまうモノたちを、処分していくことです。モノがあふれるライフスタイルから脱却したいと意気込んで捨て活したものの、しばらくたってから後悔したという話もよく耳にします。

そこで今回『MENJOY』では、不要なものを思い切って処分した経験があるという、20~40代の男女366名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「後悔したことがありますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

ある・・・100人(27%)

ない・・・266人(73%)

約3割の人が「捨てなきゃよかった……」と思ったことがあることがわかります。最近では物をあまりもたない「ミニマルな生き方」などが意識高い系の人たちの間でも流行っていて、インスタでも人気の投稿のひとつですが、いいことばかりじゃないようです。

2:勢いで捨てて後悔…!捨てるときに注意するべきもの6つ

(1)手紙やハガキ

過去の手紙やハガキは、かさばることもあり、思い切って物を処分しているとき、「必要ないから捨てちゃおう!」と思うこともあるかもしれません。しかし、学生時代の友達や恋人との手紙やハガキは、当時の思い出がいっぱいに詰まっているもの。読み返してみると、どんな思いでその当時を過ごしていたかがわかり、自分のルーツを思い返すことができることも。

ふと読み返したいと思ったときに、「あー……捨てちゃったんだ……」とちょっと寂しい気持ちになる人も多いようです。

(2)写真やアルバム

紙にプリントした写真やアルバムも部屋で場所をとるもののひとつですが、これも勢い余って処分すると後悔しがち。

今は触れたくない、もう自分には必要ないという思い出も、さらに時間が経てば、愛おしく感じられるかもしれません。別れた恋人との思い出も、半分は自分自身の甘酢っぱくて大切な記憶ですから。

(3)趣味のコレクションや書籍

必死に集めたコレクションも、熱が冷めてしまうと不要に感じますよね。しかし捨てたあとに調べてみたら、価値があることがわかることもあります。捨てるにしても、ネットなどで相場を見てからのほうがよいでしょう。高く売れるかもしれません。

また、書籍も同様。読みたいときにまた買えばいいと思っていると、意外に絶版になっていて二度と買えないなんてケースも。しっかり調べてから処分しましょう。

(4)消耗品

安いタイミングでストック買いしてしまった乾物や缶詰などの食料品や、洗剤やキッチンペーパーなどなど。「こんなにいらなかった……」と思って整理する人も多いよう。ですが、生活消耗品は、結局なくなればまた買うもの。購入するときに、「あのとき、捨てなければ買わなくてすんだのに……」と後悔するハメになりがちです。

(5)服

もう太っちゃって着られないし、ときめかないし……と思って処分した服も、後悔を呼ぶ可能性も。来年は着ないと思って処分したら、また似たような服が流行っていて「あーこれ、同じの持っていたのに……」と思いながらまた買うハメになったり、逆に、また来年買えばいいやと思っていたら、自分が気に入っているデザインが廃れてしまったり……。

ダイエットを頑張って「もしかして、あの服、捨てずにとっておいたらまた着られたのかも!」というときも、後悔しがちです。

(6)夫婦関係

部屋のものを思い切って捨てているうちに、身近な人間関係も整理したくなり、結婚生活を捨てて後悔する人も。

「捨て活」に慣れてくると、身の回りのあらゆる物事や人間関係に対して本当に必要なものかどうかを吟味するクセがついてきます。夫のことを不要に感じて、離婚を切り出したものの、離婚成立後、その大切さに気づくこともあります。失くして初めて存在の大きさに気づいてもあとの祭りです。

3:後悔なし!迷わずに捨てていいものってどんなもの?

(1)明らかなゴミや壊れているもの

過去のレシートやカードなどの明細、用途がわからないネジや接続コードなどは、使いようがないので、処分してOK。また、壊れているものは、今すぐ修理する気がないのであれば、ただのゴミ。捨ててしまっても大丈夫でしょう。

(2)イライラするもの

例えば履くと必ず足が痛くなる靴や、毛先の曲がって使いにくいほうき、趣味ではない民芸品や置き物、ホコリをかぶった造花など。ほかにも使うとイライラするものは絶対に使わないので捨てちゃいましょう。毛玉だらけの服や、買ってみたものの似合わない口紅やネイルなどのメイクアイテムなど、実はいろいろとあるものです。

(3)1年使わなかったもの

購入して1年以上使わなかったものは、捨てても後悔する可能性が低いです。特に、いつか使うと思って大切にしているサンプル品やホテルのアメニティーなどは、持っていたことすら忘れてしまうかもしれません。

4:効果的な捨て活のコツとは?

捨てるかどうか迷ったら、「すぐに捨てるもの」「一時的に保管するもの」「保管するもの」の3パターンに当てはめて分別してみましょう。

まずは「すぐに捨てるもの」を処分し、次に捨て活するときに「一時的に保管するもの」をどうするか吟味すれば、失敗が減ります。

5:捨て活は計画的に!

大量にものを処分すると、部屋が片付いてスッキリしますよね。しかし捨てることを目的化してしまうと、必要なものまで処分してしまうことになりかねません。

後悔しないためにも、やはり一度、吟味しましょう。レンタルボックスなどに一時的に入れて、数か月から1年程度様子を見るというのもおすすめです。