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毅然とした態度をとる人の特徴とは?必要となる恋愛の場面もチェックしよう

大山奏

大山奏K.Ohyama

目次

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1:毅然とは?

(1)毅然とした態度とは?類語は?

理不尽なことを言ってくる人には「毅然とした態度で振る舞うのが良い」なんて言いますが、それってどんな態度なのでしょうか。まずは辞書で正しい意味を見てみましょう。

毅然【キゼン】

意志が強くしっかりしていて、物事に動じないさま。「何を言われても毅然としている」「毅然たる態度を失わない」

出典:デジタル大辞泉(小学館)

予想もしていなかったことが起こると、どうしても動揺してしまいますが、毅然とした態度で振る舞うことで周りからの印象も変わってきそうですね。

類語には「厳然とした態度」「端然とした態度」などがあります。

(2)毅然とした態度を英語で言うと?

「毅然とした態度」のことを、英語では「firm attitude」「resolute attitude」と言います。

2:毅然とした態度をとる人の特徴・性格5つ

まずは、毅然とした態度をとる人の特徴から見ていきましょう。

(1)信念を持っている

自分の行動に対して自信を持っていて、自分が正しいことをしていると確信できなければ、毅然とした態度で振る舞い続けることは難しいでしょう。

そのために、自分の中で譲れない部分をしっかりと考えて、信念を持っているのが絶対条件になります。

(2)いつでも落ち着いている

危機的状況にあっても、落ち着いて行動できるのも特徴のひとつです。周りが焦っているような状況でも、まず焦っている人を落ち着かせるようにゆっくりと話しかけられることも。そうすることで、周囲を安定させる効果まで狙っているのです。

(3)物事を客観的に見ている

自分の主観だけで主張をする人は、毅然とした態度だとは認められないでしょう。いつでも自分のことですら客観的に見つめ、どちらに非があるか、どこで問題が起こっているのかなどを論理的に思考する力が必要です。

客観的に物事を見つめるために、たまに人から距離をとったり、静かに押し黙って考え込むような素振りを見せることもあるでしょう。

(4)感情的にならない

毅然とした態度をとる人は、いつも感情に流されず、理性的な判断をしています。もちろん感情が動かないわけではありません。ですが、感情に任せて発言したり行動したりするのは間違いのもとだと知っているのです。

ケンカの仲裁をしたり、クレームに対処したりするときにも、感情的に怒るだけでは、その場は沈められないですよね。

(5)責任感がある

責任感が強く、自分の行動には自分が責任を持つべきと考えているという特徴もあります。だからこそ、相手に何を言われても逃げ出したりせず、しっかりと問題と向き合うことができるのでしょう。

3:恋愛で毅然とした態度をとるべき瞬間3つ

恋愛面において、ときには毅然とした態度をとることが必要なときがあります。その瞬間についてまとめました。

(1)別れるべき相手と別れるとき

恋愛でひどい相手に捕まってしまい、別れたいけれど、下手に別れを告げるとストーカーをされてしまいそうなどというとき。こんなときは毅然とした態度が必要になります。

相手への情に流されて「もう少しだけ付き合ってあげようかな」なんて弱気な姿を見せた瞬間に、相手は「絶対に別れない」などと言ってくるでしょう。

(2)浮気など裏切られたとき

浮気をされたり、嘘をつかれたりした場合の話し合いの場でも、毅然とした態度が重要になるでしょう。相手は「君のことしか愛していない」とか「もう絶対にしないから許して」なんて甘い言葉で許しを請うかもしれません。

ですが、そこで甘い顔を見せればきっとその相手は反省せず、同じことを何度も繰り返すでしょう。

(3)相手が高圧的なとき

恋愛は上下関係ではなく対等な関係のはずです。でも中には、上から目線で高圧的な態度をとってくるパートナーがいるかも。

そんなときには、毅然とした態度で振る舞うこと。「あなたの手下ではありません」ということをしっかりと相手に示す必要があるでしょう。

4:毅然とした態度に見られるためには?3つ

では、毅然とした態度に見せたいときはどうしたらいいのでしょうか。ここではその方法について紹介します。

(1)姿勢を正す

毅然とした態度を見た目から示すなら、まずは姿勢を正すことが重要です。猫背な相手と胸を張っている相手って、同じ言葉をいっていても、後者のほうがやり手に見えますよね。

普段から背中を丸める癖がある人は、背筋を伸ばしてしっかりと相手の目を見て話すだけで、かなり印象が変わりますよ。

(2)決断を早くする

毅然とした態度の真逆が優柔不断な態度です。選択や決断をしなければならないときには、なるべく早く決断をして、しっかりとそれを相手に伝えましょう。

もちろん考えるために時間が必要なこともあるでしょう。その場合には、「すぐに答えは出せません」とハッキリ言うことも大切です。

(3)ポーカーフェース

感情が表にダダ漏れだと、いざというときに毅然とした態度をとろうとしても、相手になめられてしまいます。普段から仏頂面をしている必要はありません。ですが、毅然として見られたいときには、感情をなるべく表に出さないように注意してみてください。

5:毅然とした態度もときには必要

やわらかい癒し系の雰囲気の女性のほうが、普段はモテます。ですが、人間関係においては、毅然とした態度を取ったほうが関係がこじれないということもあります。

そういう場面に出くわしたときには、勇気を持って振る舞ってみてくださいね。