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ドレスコードのマナーを極めよう!種類とそれぞれの服装例

槻谷岳大

槻谷岳大T.Tsukitani

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目次

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1:ドレスコードとは?

ドレスコードとは、日本語に意訳すると「ふさわしい服装の規定」という意味です。さまざまな格式に応じた正装の意から、場や時間帯に応じて適切な身だしなみを意味します。フォーマルだけでなく、カジュアルな服装を規定することもあります。

もともとは周囲への配慮やエチケットのためでもあり、ホテルや高級レストランでのノーネクタイや短い丈ボトムの禁止を規定している意味などもありました。

2:ドレスコードの種類

それでは、さまざまなドレスコードの種類と意味を見ていきましょう。カジュアルな順に紹介します。

(1)スマートカジュアル

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スマートカジュアルは、アメリカの某高級ホテルが発案してから始まったというドレスコードで、「堅苦しくなく気楽な形で、上質な時間を過ごせる」というイメージです。

スマート(知的)な、という意味のカジュアルですので、インテリっぽくで清楚な女子アナウンサーのような衣装がイメージと近いかもしれません。

具体的には、派手すぎないワンピースやパンツスタイル、あるいはワンピースに羽織物といったスタイルです。足元はつま先の見えるサンダルなどは避け、少しヒールのあるパンプスなどが良いでしょう。

(2)カジュアルエレガンス

カジュアルエレガンスは、高級レストランやホテルのディナーなどのドレスコードです。スマートカジュアルよりも少しフォーマルよりで、お見合いパーティーなどでもこのドレスコードが指定されることがあります。

具体的には、ワンピースにジャケットや、ブラウスにスカートのような組み合わせとなります。「エレガンス」とつくとおり、上品さが大切ですので、胸元や肩が大きく露出するようなものは避けましょう。

(3)スマートエレガンス

スマートエレガンスは、以降にご説明する「フォーマル」がつかない、つまり「非礼装」の中では、最もエレガントさが求められる服装となります。具体的には、刺しゅう柄やレース柄のワンピースなどが適切なイメージかと思います。

(4)インフォーマル

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フォーマルの部類の中で最もくだけた服装とされるのがインフォーマルです。インフォーマルとは、フォーマルではありつつも、あまり堅苦しくなく、お洒落で流行り感のあるドレッシーなもののイメージです。

選択の幅が広いので、花柄やドット柄、プリント柄など個性を出し、ファッショナブルなワンピースやツーピースなど、多彩なチョイスを楽しみましょう。

(5)セミフォーマル

セミフォーマルは、フォーマル(正礼装)とインフォーマルの間に位置付けられるドレスコードで、結婚式や謝恩会、学校の入学式・卒業式など、日本人が最も多くのシチュエーションで着る機会があるものとされます。

無地で上質な素材の、落ち着いた色味のワンピースやドレスなどが好まれます。ドレスは袖があるもの、もしくはノースリーブの場合は必ず羽織りものを。スカートの丈は膝下に。品の良いコーディネイトを心掛けましょう。

(6)フォーマル

フォーマルは、モストフォーマル(正礼装)とも呼ばれ、最も格式の高いドレスコードです。皇族の女性などが公式行事などで着ているドレスなどです。また結婚式の際は、新郎新婦の両親などがフォーマルを着ます。その場合は、父親はモーニング、母親は黒留袖の着物(和装)が一般的です。

3:披露宴やパーティーのドレスコードに色が指定されていたら?

結婚式などのパーティーでは、ドレスやコーディネイトにカラー指定がされるときがあります。これは、新郎新婦のカラードレスや式場のカラーと参加者の色を合わせることで、式全体をお洒落に彩るためのもの。

青や白などが定番です。服装やアクセサリーに取り入れるアイディアを見ていきます。

(1)青色の場合

青のドレスコードは、会場全体を爽やかに、清潔感ある雰囲気に導いてくれます。男性の場合はスーツそのものから、ネクタイやポケットチーフでワンポイントを作ることができます。

女性の場合は、ドレスを青くするだけでなく、マスカラやネイルなどを青色にして、普段はできないお洒落を楽しむこともできるでしょう。

(2)白の場合

白は結婚式では花嫁がまとう特別な色で、普通は参加者が着るのを控える色ですが、ドレスコードに指定されたならば、逆に花嫁や会場との一体感を幻想的に演出し、楽しむこともできると思います。

男性ならば、普段はNGの白スーツを着たり、女性も白色のワンピースや白シャツもOK。また、白のスカーフや白グローブを使うのも素敵ですね。

4:まとめ

ドレスコードはパーティー自体の雰囲気やその会場全体に合わせて、服装をチョイスするための基準となるものです。大人になるにつれて参加する会のバリエーションが増え、格式も上がっていくことと思います。

大人のたしなみとして、ドレスコードの意味、そしてそれぞれに合った服装のコーディネイトを覚えておくといいでしょう。